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地域の素材を生かした家づくりとワークショップ
 由利設計工房    【仙台市太白区/企業】
     ◆参加人数:1名 ◆ 活動期間:2001年~現在

 【きっかけ】
建築を設計する立場として、環境負荷を考え始めたのがきっかけです。それがちょうど独立するときでした。

【活動内容】
①地元の素材を使った家づくり
 ex)栗駒の杉、柳生の鷲、秋保の石、雄勝の石などなど ・CO2排出の削減(ウッドマイルズなど)
 ・地域振興
 ・地産地消
 ・産地の明確化(安心)
②地元の素材を使ったワークショップ
 ・土壁を地元の素材で塗る 竹、よし、わら…
 ・岩出山での竹ドームづくり
③地元の素材を使ったオリジナル家具
 ・秋保の石、丸森の石など
④古い窓ガラスを使ったコースター
 ・リサイクルで素敵なものづくり
⑤山に入って下草刈りや、間伐など(秋保や岩出山)

【その他】
活動の中で、少しずつみなさんの目が地元に向かうようになってきたように思います。純粋に地元の素材に愛着を持つことが結果、環境負荷軽減につながればうれしいです。
代表者:由利 収 担当者:
電話:
FAX:
住所:
Email:soboku@fj8.so-net.ne.jp ※送る際は@を半角にしてください。 ホームページ:http://www003.upp.so-net.ne.jp/yuri/index.html

 絵コンテ出前かみしばい
 小林 純一    【仙台市泉区/個人】
     ◆参加人数: 120 名 ◆ 活動期間:2009年2月~現在

 ★エコイベント「もったいない市」の盛り上げ役を担ってきたがネックは雨天中止だった。理由が天気であろうと地球の温暖化は待ってくれない。幼稚園や小学校の要請があれば通年で行うエコ活動を思い立った。
deどうするか思案中に例の高速道路1000円を耳にした。レジ袋の有料化など、従来の努力は雲散霧消する。この危機感がバネになった

 ★エコの大切さを伝える施設訪問プランの特長
①エコな工作品の寄贈
②エコ紙芝居上演
 ★初回の訪問先は私のスマいから近い幼稚園に決定。
①は牛乳パック&紙コップ製の雛祭り。逆さにすると干支の牛の置物にもなり白黒模様で地図にした。
三月を目前にした会場には、お雛様の段飾り。そこへサンタクロース姿の私。目を丸くした園児たちは大はしゃぎで迎えてくれた。園の先生方は、仙台の昔を伝える紙芝居・上演イベントの毎回参加する熱心な先生だけに、園児らのマナーの良く私も熱っぽく上演できた。終わってからの話で、普段は女性だけなので聞き慣れない男性の声が効果的との声を頂いた


ひっくり返すと干支の牛に変身

幼稚園でエコ紙芝居を上映

 ★気づいた点としては
①大人にも訴えたいので訪問日を子供の父兄のイル参加日
②紙芝居の絵と筋書きに訪問先ごとの名前を加えたオンデマンド作品を用意し寄贈する。数多く印刷された物と違い、世界に一つだけの紙芝居となればエコロジー自体も親しみが沸く。

今後、訪れた先に紙芝居が住み込む形。機会あるつど上演され続けば、末永く世代を超えてエコの啓蒙に貢献する。
電話:022-373-0800 FAX:022-373-0800
住所:
Email:JUN1103@h.vodafone.ne.jp ※送る際は@を半角にしてください。 ホームページ:


エコーガニック with ノーマライゼーション
株式会社 ウジエスーパー                    
株式会社 ウジエクリーンサービス(障害者特例子会社)
 【登米市迫町/企業】
     ◆参加人数:2000名 ◆ 活動期間:2008年7月~現在

 私たちは『エコーガニック with ノーマライゼーション』という取組みをしております。これは、エコとオーガニックを地域の皆と共に行う過程の中で、未来に向かって共に笑顔で生きるということです。

 スーパーマーケットの営業活動を通して、連日排出される食品残さをコンポスト化して、それを肥料に米や野菜を作り、そしてそれを原料にお酒をはじめ加工品へと農商工連携の6次産業化を展開していく中で、障がい者・高齢者の雇用や地域の皆さんを巻き込んでの共存共栄を模索しております。

 株式会社ウジエスーパーは宮城県内に31店舗を展開する食品スーパーです。「より良い品をより安く、お客様の立場になってサービスいたします」という創業以来の基本理念(モットー)や、食の安心・安全を守るという姿勢は、本当の意味で地域密着型のお客様第一主義へと展開がつながると考えています。

 そのウジエスーパーの障害者特例子会社(宮城県で7年ぶり4社目)として平成18年3月に設立したのが株式会社ウジエクリーンサービスです。地域の障害のある方が社会に出るときの受け皿として少しでも貢献することができれば・・・という想いの込められた会社の誕生でした。ウジエスーパーは1.8%の雇用義務がありましたが、この会社での障害者採用により2.4%を達成し、県内各地から支援学校の卒業生を受け入れるようになりました。


 


 障がい者雇用と同時期に取り組みはじめたのが環境にも優しい廃棄物の適正処理についてです。スーパーという業種は毎日大量の廃棄物が発生します。それらを焼却処分していたのでは環境にも、また処分料金を支払う懐にも大変なことをしていると分別リサイクルに取り組みました。

 営業活動を通して排出される廃棄物を少なくする努力はしていたものの、更に環境に優しい廃棄物処理の方法はないものかと思案していたところ、野菜・魚や肉の生ゴミを完熟発酵させて有機肥料をつくる装置を知りました。この装置は特殊な酵素の働きを利用して生ゴミを24時間で完熟分解処理を行う装置です。発酵時の腐敗臭がなく人体にも無害で雑菌も死滅するシステムになっています。なにより作業工程が生ゴミを入れる→できあがった特殊肥料を取り出すと簡素化されています。ということは障がい者でも作業が可能な装置でした。
 早速、この肥料を使って農作物を生産している方々と会い、栽培場の見学会や米や野菜の試食会を行い、化学肥料を使わない米や野菜の味を再確認し、早速、実験機を使って肥料づくりを開始いたしました。出来た特殊肥料を無限にリサイクルができるようにという想いを込めて「無限」(商標登録証 登録第5160948号)と名づけました。

 それから、登米市、布施市長へ伺ってこの想いを相談し、市長をはじめ各部局から賛同を得て稲作生産者4名を紹介していただきました。この4名は米どころ登米市迫町北方にある日向(ひなた)地区で代々続いている専業農家です。米や野菜の他に家畜や花などを手がけていて「未来のために」と環境を一つのテーマとして生産に力を注いでいます。
 そこで、化学肥料を一切使用せずに有機肥料「無限」を使用した稲作栽培を始めました。登米が元気になるようにという想いを込めて「無限のぼり米」(商標登録証 登録第5135024号)と名づけました。収穫されたお米は全量買取りウジエスーパーの各店舗でのみ販売しております。
 
 

 次に、出来上がったお米「無限のぼり米」ささにしき100%を使用し、登米市にある「澤の泉」で有名な石越醸造㈱さんとタイアップして、純米吟醸酒を造りました。杜氏が大吟醸と同じ製法で魂を込めて丹念に造り、加水せずに原酒をそのままに詰めた限定3000本のお酒です。このお酒を味わっていただき登米に恋して欲しいとの想いを込めて「恋のぼり」(商標登録証 登録第5213287号)と名づけました。こちらもウジエスーパーでしか手に入れることが出来ない商品となりました。

 他にもウジエスーパーには、以前からの取組みで店舗の一角に「富揃い市」があります。規格外だけど鮮度抜群なおいしい商品を安価でご提供しております。
 それからもう一つ「かだっぱり」という野菜のブランドがあります。かだっぱりとは登米の方言で良い意味での頑固者を表現します。生産者がこだわりの野菜を生産し、そのまま店頭へ商品が並びます。地産地消で新鮮な商品を早くお客様のお手元へお届けしたいと、会社でかだっぱりしています。その野菜に特殊肥料「無限」を使用して化学肥料を使用せずに生産したのが「無限かだっぱり」というブランドに育ち、赤い無限のシールを貼り他の野菜と同じように顔を並べて販売しております。 

 このような様々なウジエのこだわり商品は、ありがたいことに皆様からご好評を頂いております。「エコ」と「オーガニック」をあわせて「エコーガニック」とし、「 with ノーマライゼーション」障がい者も健常者も、生産者も工業者も商業者も行政も、それぞれ単独のテーマとしてではなく、一緒に助け合いながら環境を守る取組みを私たちはこれからも無限に続けたいと想っております。
代表者:氏家 良典 担当者:吉田 芳弘
電話:
0220-22-7117(ウジエスーパー)
0220-21-5371 (ウジエクリーンサービス)
FAX:
0220-22-7862 (ウジエスーパー)
0220-21-5871 (ウジエクリーンサービス)
住所:〒987-0511 登米市迫町佐沼字中江1-7-1
Email:
GSP20200@nifty.com (ウジエスーパー)
GSP29851@nifty.com (ウジエクリーンサービス)

※送る際は@を半角にしてください。
ホームページ:
http://www.ujiesuper.com(ウジエスーパー)
http://www.ujieclean.com(ウジエクリーンサービス)

 太陽熱温水の有効利用
安ヶ平 良三    【柴田町/個人】
     ◆参加人数:1名 ◆ 活動期間:2009年6月~現在

 ポリタンクに水道水を入れ、外の駐車場に日中置き太陽で温め風呂に入れ自然エネルギーの太陽熱エネルギーを利用しLPガスの削減を計る。

 2009年6月15日(月)、本年3月31日(火)定年退職後、何か有効な研究をしようと考えて気づいたのがペットボトルで太陽熱温水の有効利用で大気温度、太陽熱温水温度などを測定し始める。

 7月27日(月)15ℓ入れと20ℓ入れ用のポリタンク2つと棒状温度計2つをホームセンターで買い太陽で温めその温水を測り温度が上昇した後1日1回ないし2回洗濯で風呂の水を利用して少なくなったところへ、太陽熱温水を風呂へ投入する。
 結果としては、あまり目立った効果は見られないが少しは良好である。前日わかした風呂の水を次の日の朝洗濯に利用する。
 この時の水温と水の量を測り、午後太陽で温めた温水(晴天時温度約32℃)を1回約35ℓ、2回だと約70ℓを投入する。
 そして、投入後の風呂の温度(あまり変わらず約30度)と水の量を測る。その後、風呂をわかして適温になるまでの時間を測定する。風呂がわくのに約15分かかる。




電話:0224-55-0861 FAX:0224-55-0861
住所:〒989-1622 柴田郡柴田町西船迫4丁目3-137
Email:dxtkk694@yahoo.co.jp ※送る際は@を半角にしてください。 ホームページ:

 
大谷中ハチドリ計画
 本吉町立大谷中学校    【本吉町/学校】
     ◆参加人数:155名 ◆ 活動期間:2004年11月~現在

1 始めたきっかけ
 平成16年度の総合的な学習の時間で地域探索を行い、生徒が地域で起きている「松枯れ」を切実な問題として意識するようになったことを契機に、総合的な環境保全教育として大谷中学校「ハチドリ計画」を始めた。 

2 活動内容
 3年間を見通した地域に根ざした環境保全に関わるテーマを学年毎に設定し、体験活動と探究活動との連動、学年進行に応じた個人の探究レベルの向上、前年度の成果を後輩が受け継ぎその段階を出発点とする学年活動の深まりなどを通して、主体的に環境へ働きかける能力と姿勢を育てる取組である。
 具体的には、1年生は「松枯れ調査、松林清掃、黒松苗木の植樹、植樹地の除草、アカゲラ巣箱の製作とその設置、松枯れ状況の現地調査、松枯れや植樹の重要性の関する講演会、森林の生物多様性についての講演会・出前授業」を行なってきた。
 2年生は磯焼け調査として、「海藻の育成と磯焼けの仕組みや浮遊幼生の生態と沿岸岩礁生態系の出前授業、海藻の再生実験や海藻資源のデータ保存実習、昆布の生育調査、ウニの成育調査」などを行なってきた。
 3年生はふゆみずたんぼとして「ふゆみずたんぼ講演会ふゆみずたんぼに生きる微生物や野鳥の調査、水温調査、収穫量調査等の探究活動、種まき・苗代作り・田植え・草取り・稲刈り・脱穀、有機肥料の散布、あぜ塗り」などを行なってきた。
 さらに、周辺海岸の清掃活動、滝根川(田んぼの水源)の清掃活動、近隣中学校を巻き込んだ3中合同環境宣言、学校として取り組む環境への個人としての応募活動、環境関連の出前授業・講演会の設定等を行なってきた。 








 





3 関わっている人たち
 それぞれのテーマに沿った体験活動や探究活動の指導をすべて教師が担当することは不可能であるため、多くの方々の協力を得ている。
(1)協力団体 宮城北部森林管理暑気仙沼森林事務所、宮城県気仙沼地方振興事務所、宮城県本吉農業改良普及センター、町職員、観光協会の関係者、森林組合職員、漁協職員、地区の振興会関係者、PTA会員、マンボウ工房、地元の老人クラブ等
(2)個人 本校の総合的な学習の時間コーディネーター小野寺雅之氏、東北大学大学院農学研究科名誉教授谷口和也氏、東北大学大学院農学研究科准教授吾妻行雄氏、東北大学大学院農学研究科教授清和研二氏、東北大学大学院生、NPO法人田んぼ理事長岩淵成紀氏、宮城県本吉響高校等
(3)地域での取組にするための他の学校への働きかけ 大谷幼稚園、大谷小学校、津谷中学校、小泉中学校 


4 工夫した点 
(1)意図的に南アメリカの先住民に伝わる「ハチドリ物語」を伝えることで自分達にできることをやってみようとの気運が生徒間に広めた。 
(2)活動を継続するための経費を捻出するために、他団体への支援依頼、各種コンクールへの応募、補助金・助成金への公募を積極的に行ってきた。 
(3)生徒意欲向上のため、生徒対象の各種コンクールへの応募、新聞社・テレビ局の活用を積極的に行った。 

5 地域との関わり 
新聞やテレビで生徒の活躍状況を地域の方々が知ることで、「おらたちの学校」と言う意識が高まり、他の取り組みについても多くの協力を得られるようになってきている。
代表者:阿部 正彦 担当者:山形 利文
電話:0226-44-2004 FAX:0226-44-3742
住所:〒988-0273 本吉郡本吉町三島60-4
Email:ohyachu@motoyoshi.ed.jp ※送る際は@を半角にしてください。 ホームページ:



ストップ温暖化センターみやぎ(宮城県地球温暖化防止活動推進センター)
TEL 022-301-9145
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財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)内
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