センターの活動や近況を報告するページです。講演やイベントの報告、運営員会の報告などいろいろ載せています。
センター予定
6月27日 第1回推進員研修
日付 タイトル
09年5月 23日 気仙沼推進員グループ「かえるの会」発足
15日 尚絅大学生活環境学科3年生 「環境学習の方法」
14日 北六番丁小学校6年生「未来は変えられる
  
  
  
←4月のルポ                   

 09年5月23日(土) 『 気仙沼エリア推進員の会 かえるの会誕生!

日時:5月23日(土)
 気仙沼エリアの推進員は今年度第2期生から第6期生まで計5人となり、 3月からスタートした推進員の会は5月23日で3回実施しました。
 3月の1回目は顔合わせと温暖化すごろく遊び 4月の2回目は国や県のエコ減税などの情報交換 そして5月はペパバッグつくりとエコフェスタの準備などを行いました。
 ペパバッグというのは新聞紙でつくるマイバッグです。ペパバッグつくりは福岡市のNPO新聞環境システム研究所で新聞リサイクル活動の一環として取り組んでいる活動です。カラー広告や英字新聞を利用した意外にカッコいいバッグに生まれ変わるんです。 不器用な私も幾度と挑戦してなんとか形にできるようになり、指先をつかった脳トレにもなってるかもしれません。写真をごらんください。 それぞれ個性的なバッグが完成しました。
 また、気仙沼エリアの推進員の会のグループ名を「かえるの会」と名づけました。 かえるは田んぼの蛙 現状を変える 循環の環るなどの多様な意味合いもあり、全員一致で決めました。
 そうこうしているうちに我が家の庭の雑草の緑の隙間に3センチほどの可愛い青かえるを発見!縁を感じて思わずにっこり! かえるの会をご縁に楽しく、学びも遊びも分かち合える推進員の会にしたいです。
 7月5日(日) 10時から午後2時まで気仙沼市総合市民福祉センター やすらぎでエコフェスタが開催されます。 推進員も実行委員会のメンバーでただ今頑張って準備中です。 全体テーマがストップ・ザ・温暖化 NOレジ袋でゴミ削減〜エコフェスタでエコの知恵を探せ!〜 です。 推進員4期生山崎義幸さんの講演「おひさまと家族のパワーで地球に優しく 家計も節約」も開催します。
 お近くの方はぜひご来場ください。
                     菊地 ひろ子(3期生)   

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「かえるの会」のみなさん!楽しそう〜

新聞氏でできているバッグだなんてびっくり!

 09年5月15日(金) 尚絅大学生活環境学科3年生 「環境学習の方法 〜『未来は変えられる』と『ワットアワーメーター』を使って〜」

日時:5月15日(金) 10:30〜12:20
場所:尚絅大学内 実験室
対象:尚絅大学生活環境学科 3年生9名
内容:環境学習の方法の紹介と実演練習   
 尚絅大学生活環境学科の3年生、実は8名が今年の春から地球温暖化防止活動推進員として委嘱を受けました。今回はその8名を含む9名の方々を対象に環境学習の方法について出前講座を行いました!

㈰ 未来は変えられる 一つ目は「未来は変えられる」。まず環境教育の目的は「環境に配慮した行動を実践する人間を育成すること」、つまり知識を得て終わりではなく、そこから実践に移すまでが環境教育の目的であることをお話しました。しかし、ただ環境について話すだけ、プログラムをマニュアルどおりにこなすだけでは、なかなかその目標を達成することはできません。
 そこで、相手の立場に立ち、どうしたら相手が理解しやすいか、実行に移そうと思ってもらえるかを考えることが重要であることを踏まえ、皆さんに小学校5年生対象と仮定して「未来は変えられる」の一部を実演してもらいました。
 短い時間だったにも関わらず、随所に工夫が盛りこまれた実演に、センター職員も参考にしたいと思う点が多々ありました。質問を投げかけて飽きないようにしたり、自分の経験を交えて温暖化は身近なものであると感じさせるエピソードを紹介したり・・・「夏の東京の18時の気温が43℃になる」という予測も、「仕事が終わって汗をたらしながら家に帰るかも・・・」と一言添えるだけで、ぐっと現実味が増して感じられました。  真剣に考え、一生懸命実演する皆さんに、センター職員もとても刺激を受けました!

㈪ ワットアワーメーター ニつ目はワットアワーメーターを使っての環境学習の方法です。電球比較装置を使用したり、事前に受講者に自宅の家電の電力消費量を測ってもらうなど、さまざまな方法を紹介しました。そして、どんな方法であっても、ポイントは驚きと気づきを与えること。同じ内容であっても、話す順序が違うだけでインパクトがなくなり、温暖化問題に対する関心を引き出せなくなってしまうかもしれません。驚き、気づきから行動に結びつけていくことが必要だとのくだりでは、皆さんはうなづいてメモを取りながら話を聞いていました。
 そして何よりも大切なのは、人前に立って話す経験です。学生のうちはなかなかないかもしれませんが、一つ一つの経験を糧にして皆さんが活躍することを祈って、尚絅大学を後にしました。

(E)

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環境学習について講義
大切なことや目的についてなど


学生が実演の練習
みなさん懸命に原稿を書いて話していました。

 09年5月14日(木) 『北六番丁小学校6年生「未来は変えられる」』

日時:5月14日(木) 10:45〜11:45
場所:仙台市立北六番丁小学校 音楽室
対象:6年生 35名
内容:「未来は変えられる」
   去年「エコdeスマイルコンテストinみやぎ2008」で県知事賞(最優秀賞)、その全国大会にあたる「ストップ温暖化一村一品大作戦全国大会」で「広げよう!緑のカーテン賞」を受賞した北六番丁小学校6年生。その後輩の、今年度の6年生と「未来は変えられる」を使って環境学習を行いました。
 今年の6年生は、「元気いっぱいで人見知りせず話しかけてくれる男の子たち」、「少し大人しめながらも話をよく理解し、鋭い質問をする女の子たち」といった印象で、個性溢れる皆さんとの1時間はあっという間に過ぎてしまいました。
 将来起こると予測されている出来事を学んだ後の質問タイムでは、たくさんの手が挙がり、残念ながら時間の関係で全員の質問には答えることができないほどでした。しかもそのどれもが鋭い視点のものばかり。「100万種の動植物が絶滅するといっても、クモならクモでいろんな種類がいるけど、全部絶滅するっていうこと?」「温暖化とスギの花粉ってどういう関係があるんですか?」など、関心を持って話を聞いてくれていることに嬉しさを感じるとともに、ぜひこれを足がかりとして温暖化防止活動に取り組んでほしいと思いました。
 皆さんは、これまでの伝統を引き継ぎながら、さらに発展した取り組みも行う予定だとか。ますます目が離せない北六番町小学校でした。

(E)
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