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街角ECOレポート Vol.3『ナチュラルクリーニングで事務局大掃除』 

 MELONの事務所は、窓が開かないガラス張りのビルの中にあります。歳末の大掃除には洗剤を手渡され、その臭いにへきえきするというのが毎年のことでした。環境にも、何よりカラダに良くありませんね。そこで、今年は実証実験を兼ねて、ナチュラルクリーニングでの掃除を行いました。




♪まずは下準備♪
 使用したのは重曹とクエン酸です。昨年机をふくのにお酢を使用したところ、「酢のあえものになった気分だ」と言われてしまいましたので、今年はクエン酸水と重曹水を用意しました。写真はバケツに水を入れ、クエン酸を混ぜているところです。

♪準備ができたら、始めましょう♪
Page1 
 OA機器と机
 窓とブラインド
Page2
 電気ポット
 コーヒーメーカーのフィルターホルダー


♪使い終わった雑巾と軍手♪

 役目を終えて黒々と様変わりした雑巾と軍手は、洗ってから重曹水を入れたバケツにつけて一晩放置。ご家庭では数時間のつけおきでよいと思いますが、何分事務所ですので大変に汚れていたのです。




さて、ナチュラルクリーニングに挑戦してみて…?
 
スタッフに感想を聞いてみました。

 重曹でこするだけでかなり汚れが落ちることが実感できました。ただ、汚れがひどいところは力をいれてこすらないとなかなか落ちないので、こまめな掃除が必要だと感じました。(江川)

 ・周囲のものにかかっても心配ないのが良い。
 ・ブラインドは最初にほこりをとってからふいた方が良い。
 ・窓は結構感嘆にきれいになった。  (小林)
 

 いつも大掃除のときは具合の悪くなうような臭いが立ち込めていたので、こんなクリーンな環境で掃除ができるのは驚きでした。  (佐藤)

 口に入れても大丈夫なものなので、安心して掃除ができると思います。換気とかに気を遣うことがないのもいいですね。効果は「こびりついた汚れを根こそぎ」という感じではないので、日頃のまめな掃除に向いているかな。(鈴木(重))

 ・通常の洗剤の"まぜるな危険"など、気にせず快適にできました。
 ・用途に応じて洗剤やスポンジなどを使い分けることで、強力なものを必要とせずにキレイにすることができるということを再認識しました。  (太宰)

 洗剤と違い、目に入るとか、手につくといった心配事もなく快適に作業できました。洗浄効果も予想以上でした。(西舘)
 ・重曹パワーでプリンターまわりのインク汚れがきれいになった。
 ・爪がふやけてぐにゃぐにゃになった。
 ・あまり難しいことは考えず、「重曹がだめならクエン酸で!」ぐらいの軽い気持ちで取り組むと楽しく長く続けられそうです♪  (星)
 ガラスフキ=ガラス用洗剤という企業の広告戦略にすっかり洗脳されている人にとっては革命的な結果となったのではなかろうか。というと大げさですが、ようするにありあわせのもの、得体の知れているもので充分なのです。(南)



 ナチュラルクリーニングは大掃除向けの掃除…というわけではありません。こまめに掃除をすることが大切です。
 この日は予想以上の効果に、ついつい楽しくて没頭してしまいました。『楽しく』掃除ができるというのは素敵なことですね。長く続けることができますから。
   

Report 鈴木美紀子

 

 
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