阿武隈川源流見学会 レポート
《9/26 沢登り》…お、落ちそう
 
 「阿武隈川の源流ってどんなところだろうか?」
 それは阿武隈川の水辺マップ作成当初からあった疑問。
 ぜひ一度、源流部に行ってみたい…!
 そんな思いが今年実現しました。
実施日 2004年9月25日(土)〜26日(日)
参加者 14名
 水部会と阿武隈川流域ネットの共催で、それぞれのメンバーを中心に14名が参加。地元で活動している方との交流と、源流見学もとい沢登りを実施、源流の美しさを肌で感じ、川の大切さを実感してきました。
※阿武隈川流域ネットは、阿武隈川マップの作成を発端に阿武隈川と支流の白石川流域の、こ〜ぷ委員会(岩沼・亘理・船岡・柴田・白石)が中心になって、2000年に発足した川に関するネットワークです。
 
    
Report 荒井重行さん(MELON水部会) 「阿武隈川源流探索に参加して」

 9月25日(土)〜26(日)にかけて、MELON水部会とみやぎ生協阿武隈川流域ネットとの共催にて、阿武隈川の源流にあたる福島県西白河郡西郷村に、地元の市民団体との交流と源流の自然観察を目的として、参加者14名で行ってきました。
 初日は、アクティブセンター西郷で、消費者や環境に関する問題に熱心に取り組んでいる「西郷くらしの会」と情報交換を行い、その会長である大越さんから、地元川谷小と河口にある荒浜小との交流や川を汚さないための活動などの話を聞かせていただきました。
 2日目は、いよいよ源流探索です。沢登り用の靴とヘルメットを借り、地元山岳会の方から沢登りの心得を受け、ストレッチ体操を行ったあと出発!シロートには険しい道のりで、足をすべらせないように沢を渡ったり、深水に落ちないよう岩に打ちつけられた鎖につかまったりしながら、歩くこと2時間で目標の雌滝が出現!その美しさと力強さに感動する一方、源流のひとまたぎで渡れる川幅をみると川への愛着が増して感じられました。

 今回、小雨まじりの天候でしたが、活発な情報交換と、けがもなく源流をたどることができたのは、西郷くらしの会、山岳会の方々のおかげです。また「川への思いは熱く、そして活動は明るく楽しく」がモットーという阿武隈川流域ネットの皆さま、川を大切にしたいという思いが、より強くなった二日間でした。ありがとうございました。
《9/26 沢登り》沢登りは命がけ?