昨年丸森で木村先生の講演はとても盛況だったので、お話しを聞くのをとても楽しみにしていました。当日も先生の話を聞きたいと思っている方たちが参加していたので、メモをとりながら真剣に聞いていたと感じられました。
内容は少し専門的な立場の話しもありましたが、塩分摂取を減らすためにはタンパク質をとると自然に塩分量も減ると聞いてびっくりしました。ただ単に塩分を減らすだけだと料理の味がぼやけたりなんかひと味物足りないという不本意な満足感で終わってしまいそうなのですが、タンパク質をとることで自然と減ると聞いて…食べるということは不思議なものだ…と思いました。
子ども達(うちの子の場合)はファミリーレストランでのハンバーグはおいしいと食べるのに、自宅のは”マズイ”からいまいち食べたくないといいます。良質のひき肉に新鮮な野菜を入れて作ったハンバーグがいまいち…?!こんな味覚を持った子ども達が大人になったらどうなるのでしょうか?糖尿病に限らず、病気の因子を持ったまま生長していったら”長生き”という言葉、”長寿国日本”はなくなってしまうと思いました。…というより、生きるということばに生かされずに人生を終えてしまうのではないかと思いました。
私自身は長く実りある人生を送りたいと思っています。人生折り返し地点の今、社会に参加しながらお互いを支えあいながら生きていきたいと思っています。まわりに生かされていることってたくさんありますよね。ボランティアに参加してみれば人の温かさややさしさ、思いやりにふれ、その中で自分が生かされていきます。豊な心は、まわりから気づかされることでふくらんでいくのではないかなぁと…。
先生のお話しを聞きながら先生の年齢になっても学ぶというお姿に私自身もいつも学び成長せいていけたらなと思いました。“老いては子に従え”といいますが、”老いた人に子は学べ”といいたいですね。また先生のお話しをうかがえることを楽しみにしています。
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