酸性の汚れ 酸性の汚れといえば油汚れ!油といえば台所のギトギトになった汚れを連想してしまいがちですが、家電品に黒くついた手垢やちょっとしたベトツキも油汚れの仲間です。アルコール分、嘔吐物なども酸性の汚れです。
STEP.1 軽い油汚れ 手垢などの汚れは水拭きだけでも十分。他の油汚れもすぐにふき取れます。重曹をふりかけ、汚れを落としてからクエン酸水をスプレーするとさらに効果的♪ STEP.2 固まった油汚れ 石鹸(液体または粉をお湯でとかしたもの)をかけて汚れを浮き上がらせましょう。そこに重曹をかけ、アクリル毛糸のたわしや歯ブラシでよくこすり、ぼろ布でふき取ります。仕上げはクエン酸水で。 STEP.3 小麦粉や片栗粉も利用します 油汚れは重曹の他に小麦粉や片栗粉などの粉に吸着させて拭き取れます。フライやてんぷらの衣の残りなど普段捨てている分量を生かしましょう。 ♪換気扇の網フィルターやプロペラの油落としにもでんぷん粉を活用できます。 ♪パスタを作ったら食べている間に油で汚れた調理器具を熱いゆで汁につけておきましょう。
アルカリ性の汚れ アルカリ性の主な汚れは水まわりの白い汚れ。水道水のカルキや石鹸カスなどです。また、尿のアンモニア臭もアルカリ性の汚れです。
STEP.1 水栓金具の白い汚れ 水栓金具の主な汚れはアルカリ性の水あかや石鹸カス。軽い汚れならクエン酸水をスプレーして、布でふいて落とします。 STEP.2 こびりついた汚れ 白い汚れも黒カビも、スポンジで落ちにくい場合は、酢の原液に布を浸し、その布をはりつけて30分程おきましょう。酸性の成分にカルシウム・マグネシウムなどが溶け出す効果があります。 これでもダメな時は、酢2に対してクレンザー1の容量比で練り上げたペーストをつけてこすってみてください。 ※酢はビネガーではなく和風の米酢で換気をしながら掃除してください。 STEP.3 野菜くずも捨てる前に活用! シンクや排水溝、逆流防止トラップなどの茶色っぽいものには、大根・人参・きゅうりなどの端を捨てずにたわし代わりに使ってみてください。潤滑油になります。