〜宮城県大会出場20件取り組み内容〜  


我が家の「暖房改善と省エネ」大作戦
山崎 義幸  【角田市/個人】
     ◆参加人数:6名(夫婦と娘夫婦および孫2名)
     ◆期間:2003年4月〜2008年3月 ◆主な取り組みジャンル:省エネルギー、自然エネルギー
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 我が家の寒さ対策として7年計画で行った家屋暖房改善の実施結果を報告します。「意識改革」「発見できたこと」「予想以上の省エネ効果」など結果として大変効果があがりました。
 【計画手順】
@寒さの原因調査→A対策立案→B費用の検討→C実施順位の決定→D対策実行  と定め新たなアイデアが浮かぶと方向修正することで開始。開始後はすぐに「新規設備投資」に走ってしまう計画でしたが、「改善」や「考案」、「意識改革」などの余地はないか原点に戻り再出発しました。
 【意識改革】
経済比較すると必ず「省エネ」が発生することに気付き、CO2削減、温暖化防止に貢献できると意識改革がはかれました。
 【発見できたこと】
活動開始前・活動中・終了後の外気最低気温と室内最低気温の観測をすることによって次の“法則的な現象”が存在することがわかりました。
@暖房対策実施済みの家屋
1)厳冬期  期間:1月末〜2月末
 外気と室内の最低気温差(家屋の保温力)=8.5±0.5℃
2)冬期   期間:12月、3月
 外気と室内の最低気温差(家屋の保温力)=10±0.5℃
A暖房未対策の家屋
外気音の影響を受けやすく、室内気温との差が激しく上下し、不安定な状態である(家屋の保温力が低い)
B省エネ効果の発生
効果的に見て「暖房の確保」はきわめて効果的な「省エネ」作戦でもありました。

手作りの熱風誘導装置!

手作りのヒートポンプの冷風誘導装置!

太陽光発電と、外壁強化で保温効果
 その他、障子の太鼓張りや、発泡スチロールで隙間からの冷気を遮断、省エネ運転などの実行で、CO2を3,356kg削減。
電話: FAX:
住所:〒981-1504 角田市岡字駅前北8−9
Email: ホームページ:
                                                         

ゾウ糞エコサイクル授業
仙台市八木山動物公園  【仙台市太白区/自治体】
     ◆参加人数:90名
     ◆期間:2008年3月〜現在 ◆主な取り組みジャンル:環境学習、普及活動
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 仙台市八木山動物園では、ゾウを通じた環境教育を今年から始めました。試験的に授業にご協力いただいたのは近所の八木山小学校の皆さんです。
 4年生の皆さんには、ゾウ糞ペーパー製作をしてもらい、5年生の皆さんには、ゾウと糞と私たちの暮らしについての事前授業、動物園で堆肥化されたウンチをつかってニンジンを栽培し、収穫したニンジンを自分で食べたりゾウにあげてもらいました。循環型社会と農産物ができるまでを学ぶことにより、食育・環境教育ができました。八木山小学校の先生方には大変お世話になりましたが、今年の経験を元に来年はもっと充実した授業ができればいいなと思っています。
 動物園にはゾウが5頭いますが、毎日1頭が100kgウンチをします。現在は事業系一般廃棄物として焼却処分されていますが、全ての糞が堆肥化され、農家がそれを使って作物を栽培し動物の餌として動物園に戻ってきたり、市民の方々に使われ市内の緑が多くなるような仕組みが作れればいいな、と関係機関と調整しているところです。


 八木山小学校、宮城教育大学、八木山獣医さん、青年海外協力隊員の方などと連携した環境学習です。
代表者:遠藤 源一郎 担当者:小野寺 順也
電話:022−229−0122 FAX:022−229−3159
住所:〒982-0801 仙台市太白区八木山本町1−43
Email:ken010320@city.sendai.jp※@全角にしてあります。 ホームページ:http://www.city.sendai.jp/kensetsu/yagiyama/
                                                         

見て聴いて作って楽しいエコグッヅ
小野寺 公  【仙台市太白区/個人】
     ◆参加人数:20名
     ◆期間:1996年4月〜現在 ◆主な取り組みジャンル:ゴミ減量、リサイクル
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 趣味のジャンルを全てリサイクル部品で賄うことを目標に様々な物の色や形、用途を流用して物作りに励んでいる。
5年ほど前からは、泉区、青葉区、太白区で展示会や講習会を催すようになり、今では生涯学習の一翼を担うと自負している。来訪者は20代から60代までで、世代・性別を超えてささやかな交流社会ができつつある。講習会で一行程が終わる度に感激してなかなか作業がはかどらないことが目下の悩みの種。
 

廃材を利用したインテリアグッヅ
(ミュージックハウス)
ムードランプ
  ミュージックハウスは、赤提灯が点ると男女のシルエットが浮かび上がる。その他楽器型ミニ・ステレオやミュージック・トーイ、ガーデニング用品、オーディオ関係なども作成。
電話:022−242−5786 FAX:022−242−5786
住所:〒981-1102 仙台市太白区袋原6丁目16-28
Email: ホームページ:
                                                         

カキ殻を活用した水質浄化設備検討事業
旭洋設備工業株式会社    【石巻市/企業】
     ◆参加人数:約50名
     ◆期間:2007年8月〜現在 ◆主な取り組みジャンル:ゴミ減量、自然エネルギー
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平成19年度宮城県企業連携型リサイクルシステム構築事業を活用し、宮城県立石巻工業高校天文物理部と協力して雨水の有効利用と廃棄物の削減を図るため、地域の主産業である漁業系廃棄物のカキ殻を利用した浄化設備の研究開発を行い将来の実用化に向けて、平成20年度現在も活動を継続して取り組んでいる。
 新聞・マスコミ等にも広くその活動を公開する事で、地域社会における住民の環境に対する意識の向上を図った。また漁業系廃棄物と言う地域に密着した課題に取り組む中で、子どもたちの創造性の育成、環境教育等にも成果が得られたのではないかと思う。
 今回の3R事業の取り組みが社会的に評価され、第17回地球環境大賞の地域貢献賞を受賞した。
 

カキボール

実験槽の注水実験
 石巻工業高校天文物理部のアイディアをもとに「カキボール」を開発。浄化実験を行なっている。
代表者:及川 博之 担当者:及川 博仁
電話:022−279−0322 FAX:022−279−0346
住所:〒981-0952 仙台市青葉区中山8-9-5
Email:kyokuyo@basil.ocn.ne.jp ※送る際は@を半角にしてください。 ホームページ:http://www.kyokuyo-co.co.jp
                                                         

クルクルクルクルリサイクル Stop!温暖化!
学校法人 旭ヶ丘学園 旭ヶ丘幼稚園  【仙台市青葉区/その他】
     ◆参加人数:60名
     ◆期間:平成20年6月〜現在 ◆主な取り組みジャンル:リサイクル、環境学習
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 「くるくるくるくるリサイクル、ストップ温暖化!!」と踊りながらやってきた戦士。その名は「リサイクルマン」地球を守るために旭ヶ丘幼稚園にやってきました。彼が持っている「リサイクル大辞典」を開くと、「地球にやさしいおやくそく」が書いてありました。「水を大切につかおう!!」「まだつかえるよ!!」「ゴミをへらそう」・・・またリサイクル劇場のメンバーによる劇、そして手作りの紙芝居やパネルを使って、子どもたちにわかりやすく“地球温暖化について”説明していきました。
 自分たちでできることを楽しく実践できるよう投げかけていくことで、(親しみやすいキャラクターや表示で)子どもたちがリサイクルや地球温暖化について関心を持つことができました。
 また、身近なところからリサイクルの活動をはじめています。今後も楽しく活動できるよう取り組んでいきます。
 



エコレンジャー任命証
 その他、お泊り会ではお米のとぎ汁を畑や花壇にかけ、野菜くずも園の畑に埋めて肥料としたり、夕食後の片付けも新聞紙を使って皿を拭き、手作りしたローソクを灯して過ごした。
代表者:(理事長兼園長) 早坂 文彦 担当者:伊藤 裕美子
電話:022−234−6459 FAX:022−234−6459
住所:〒981-0904 仙台市青葉区旭ヶ丘2丁目22-21
Email:senseofwonder@dune.ocn.ne.jp
       ※メールを送る際には@を半角にしてください。
ホームページ:http://www17.ocn.ne.jp/~asahgoka/
                                                         

地域の人々と共に生活できる場を求めて!
通所更生施設 るばーと  【名取市/その他】
     ◆参加人数:30名(利用者と職員を含む)
     ◆期間:2007年10月〜現在 ◆主な取り組みジャンル:リサイクル
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家庭用の使用済み天ぷら油を回収し、それを隣接するオイルプラント社に買い上げてもらって、BDFに精製したものを、施設の送迎車両やキャンドルの燃料にしている。
また、回収した油で、せっけんづくりに着手した。
行政・民間会社のみならず、地域のボランティアさんと共に、直接市民と接する活動(作業)展開が、障害者の方々にとって大変やりがいのある有意義なものとなっている。
 

市内地域回収の様子

ろうそく作成

手作りの灯りを点灯
(サッポロビールビオトープ園内にて)
 竹も、名取市愛島竹の本州最北限の孟宗竹を間伐した竹を利用。すべてのろうそく、竹が手作り。
代表者:施設長 鈴木 勝 担当者:渡邉 琢也
電話:022−382−9851 FAX:022−382−9850
住所:〒981-1201 名取市下増田字広浦82-1
Email: ホームページ:
                                                         

おしゃれなエコガーデニング
橋 恵美子  【名取市/個人】
     ◆参加人数:1名(これまでの講習会参加人数100人)
     ◆期間:2007年10月〜現在 ◆主な取り組みジャンル:リユース、普及活動
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ペットボトル等を利用したガーデニングの普及
資源ゴミとして処分する前にリユース!
ガーデニングの植え込み容器として利用することで、「エコ」への取り組みになることはもちろん、植物を植えることで生活に潤いを与える効果も大きい。
「もったいない」という気持ちがきれいな花を咲かせます!


作品見本
ペットボトルでエコハンギング講習会を開催、普及も行なっている。(参加者は2リットルペットボトル持参)
電話:090-5185-7066 FAX:
住所:
Email ホームページ:
                                                         

「川崎−仙台薪ストーブの会」における萌芽更新活動
特定非営利活動法人 川崎町の資源をいかす会
 【柴田郡川崎町/NPO】
     ◆参加人数:90名
     ◆期間:2004年11月〜現在 ◆主な取り組みジャンル:自然エネルギー、森林
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【取り組み内容】
日本人がずっと昔から、エネルギー源として活用してきた広葉樹林である里山が、石油というエネルギーが使われるようになった昭和30年代後半から、伐採されることがほとんどなくなってしまい、それから50年以上も経ってしまった。
 60年以上になると広葉樹林も萌芽更新率が極端に下がってしまうことから、できるだけ沢山の人に参加してもらい、広葉樹林の皆伐をしてもらい、一刻も早く萌芽更新させることにより、里山の自然を取り戻し、併せて、エネルギー自給率を上げ、地球温暖化防止に寄与しようとする活動である。
【アピールポイント】
(1)広葉樹林皆伐とその萌芽更新による炭酸ガスの吸収を促進させ、地球温暖化防止に寄与する。
(2)伐採した木材を薪や炭にして活用し、エネルギーを自給することで化石燃料の消費の削減する。
(3)里山を再生させることにより、水質浄化・水源涵養に寄与する。
(4)河川の上流域と下流域の住民が同じ目的で一緒に活動する事により、川で繋がる共同体の意識が高まり、この活動でうまれる豊かな山、豊かな水、豊かな住環境が共有される。



説明会の様子


現地活動

薪割りや搬出
毎月11月〜4月の定例会で伐倒・玉切り・搬出等の作業を行なっている。他、「匠の会」と称して月2回会員の交流を深めている。
代表者:菊地 重雄 担当者:宮城 加代子
電話:0224-87-2270 FAX:0224-87-2270
住所:〒989-1501 柴田郡川崎町大字前川字六方山3-225
Email:k-miyagi@mtc.biglobe.ne.jp ※メールを送る最は@を半角にしてください。 ホームページ:http://www.kawasaki-shigen.jp/
                                                         

カット野菜残渣が作る“めぐみ”ネットワークの輪
ミヤギ・エコグリーンファームネットワーク  【塩竈市/企業】
     ◆参加人数:20名
     ◆期間:2005年10月〜現在 ◆主な取り組みジャンル:ゴミ減量、リサイクル
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 ミヤギ・エコグリーンファームネットワークの活動をスタートさせた(有)八百照は、カット野菜の製造・販売を行なっています。カット野菜の製造工程から1日約2トンのカット野菜残渣が発生し、従来は廃棄物として処理センターで焼却処分していました。以前からこの野菜残渣を有効活用できないかと考えていました。堆肥化設備や乾燥装置等の導入のお話しもありましたが、弊社が希望する装置との出会いはありませんでした。
 ところが、2004年に宮城県(宮城県産業廃棄物発生抑制等支援事業)の支援をいただき、当ネットワークのメンバーの1人でもある多賀城市の相澤製作所が製作した特殊肥料製造装置を導入しました。
この導入がきっかけとなって野菜残渣が特殊肥料(めぐみ)に甦ることになりました。甦っためぐみを当社に原料として野菜を供給してくださっている契約農家の方々や安全・安心に関心を持っている農家方々に使っていただくことをスタートさせたのがこの活動の始まりです。
発足当時は農家3軒でスタートしたこのネットワークは現在30軒近くの農家の方々が特殊肥料“めぐみ”を使った農産物の栽培を行なっております。特殊肥料“めぐみ”で栽培した農産物の評価を聞いたところ、栽培する農家の方々や野菜を食べた方々から高評をいただいております。
持続可能な社会を目指す小さな活動ですが、野菜を通じた安全・安心な食の供給と資源の有効活用(リサイクル)の推進に向けた活動として、ミヤギ・エコグリーンファームネットワークはこれからもその輪を広げて参ります。




有機肥料「めぐみ」

キャベツなどに使用
 年間のカット野菜発生量約720トン。これを、有機肥料(コンポスト)約72トンに再生!
代表者:下山 雄司 担当者:伊藤 裕美子
電話:022-367-1755 FAX:022-364-2803
住所:〒985-0001 塩竈市新浜町三丁目14番2号
Email:yaotel@c-marinet.ne.jp
       ※メールを送る際には@を半角にしてください。
ホームページ:
                                                         

我が社のゴミ減量プロジェクト
荒岩本店  【仙台市青葉区/企業】
     ◆参加人数:20名
     ◆期間:2007年5月〜現在 ◆主な取り組みジャンル:ゴミ減量、リサイクル
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 みちのくEMS認証への取り組みがきっかけで、ゴミ減量・リサイクルの推進を目指し、社内でエコプロジェクトを立ち上げました。社員が一丸となって知恵を出し合い、営業ゴミの分別を徹底し、排出量を減らすことができました。
 また、社員一人一人が環境活動に参加することで、社内のコミュニケーション力が上がり、『荒岩ecoおすすめ品』マークの作成、エコバッグの販売及び適切包装の推進など、以前にも増して社員のポジティブ・アクションが増えました。
 入口はゴミ減量への取り組みですが、社内の組織、社員の連携が強化されるという、嬉しい“おまけ”が付きました。 


「人にも地球にもやさしい」賞品にマークをつけて販売



ゴミの分別も徹底
代表者:荒井 岩雄 担当者:荒井 美佐子・畑中 佐知子
電話:022-222-5466 FAX:022-222-5472
住所:〒980-0021仙台市青葉区中央二丁目6-10
Email:araiwahonten@s7.dion.ne.jp
※メールを送る際には@を半角にしてください。
ホームページ:http://www.araiwa.jp/
                                                         

ストップ温暖化センターみやぎ(宮城県地球温暖化防止活動推進センター)
TEL 022−301−9145
FAX 022−219−5713
〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-45フォレスト仙台5F
財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)内
E-mail stop_gw@miyagi,jpn.org