|
みんなで作る“こ~ぷの森” |
|
みやぎ生活協同組合 【仙台市青葉区/企業】 |
|
|
◆参加人数:2000名 |
◆ 活動期間:1992年4月~現在 |
|
1.“こ~ぷの森”の活動とは、1992年に開催されたリオ・サミット(地球サミット)と、みやぎ生協10周年を記念して開始した森づくりの活動です。スギなどの針葉樹を伐採した跡地に広葉樹を植林し、豊かな森をつくるための作業を行っています。
2. ただ木を植えるだけではなく、その後の下草刈やツル切り、除伐などの手入れ作業も継続して行っています。また、“こ~ぷの森”を舞台に自然観察会や体験会を行い、森の様々な働き(地球温暖化防止、生物多様性の保全、水質浄化)などについて体験を通じて学習する機会を年間4~5回行っています。毎年100人~200人の大人や子どもが苗を植えたり、下草を刈ったり、木に巻きついたツルを切り落とすなどの、森をつくるための作業を体験し、学習しています。
3. 植林や育林の費用はリサイクル回収したアルミ缶の売却益やレジ袋販売収益金、募金などを積み立てた「COOP緑の基金」から拠出されます。リサイクルの取り組みが森づくりに役立っています。とりわけ、アルミ缶リサイクルに協力することが、森づくりに役立つことがリサイクルへのモチベーションを高めています。
4. 現在“こ~ぷの森”は県内5箇所にあり、総面積は17.8haになります。一番新しいこ~ぷの森は南三陸町“こ~ぷの森貞任山”です。2008年、2009年に植林を行いました。貞任山から流れる水は桜川になり志津川湾に注ぎます。志津川湾はみやぎ生協産直カキの産地でもあります。湾の上流に広葉樹の森が広がることで、カキが育つのに適したミネラル豊かな水が海に注ぎます。そのことから、カキの養殖を担っている宮城県漁協志津川支所の方々や南三陸町役場とも協力し、町ぐるみでの2年間植林体験会を行い、それぞれ140名の方々が参加しました。カキの生産者と消費者が広葉樹の森を広げるという一つの思いで、ともに山に登り、木を植えました。植林後にはカキの養殖場を見学し、自分たちの植えた木がおいしいカキを育むことに役立つことを身をもって体験することができました。
5. “こ~ぷの森”の活動を広く知っていただくために2009年1月31日(土)にせんだいメディアテークにおいて「森と人をつなぐ市民のつどい~“こ~ぷの森”づくりから見えてきたもの~」を開催しました。林業家、森をフィールドに環境教育を行っている方、木材を利用している建築家、など森に関わる様々な立場の方々と意見交流しながら、これからの森づくりに私たちはどう関わっていくのか、森づくをどのように拡げていくのかを考える場となりました。
|
代表者:斉藤 昭子 |
担当者:昆野 加代子 |
電 話:022-218-3880 |
FAX:022-218-3663 |
住所:〒981-3194 仙台市泉区八乙女4-2-2 みやぎ生協 生活文化部 |
Email:sn.mkankyouk@todock.jp
※送る際は@を半角にしてください。 |
ホームページ:http://www.miyagi.coop/ |
|