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無駄なものをなくしていく
 【仙台市/個人
     ◆参加人数:3名 ◆ 活動期間:2008年11月~現在

 昨年の10月に子どもが産まれたのを機に、冬の暖房をはじめとする省エネを見直しました。
【暖房】
乾燥を防ぐためになるべくエアコンは使わないように、窓際から如何に冷気をシャットアウトするかに工夫をしております。
① 窓の下部分に外側からダンボールを張りました。
② カーテンの下の部分が空いている部分を、市販されているL字の立てかけボードをおこないました。以上の二点だけで我が家の暖房効率は飛躍的に良くなり、以前のエアコン使用率が約半分に減りました。

【水の節約】
子どもが出来る以前は毎日シャワーで済ませていたのですが、子どもが出来てからは毎日お風呂を入れることになり、以前はやっていなかった残り湯を洗濯に使用することを始めました。水の使用量は以前よりかなり増えていますが、なるべく少なく済ませるように頑張っています。
【エコタップ】
市販のエコタップを購入し、使っていない電源は徹底的に切っています。※10ヶ月の子どもがエコタップに興味津々なのが気になりますが、タオルをかけて隠しています。
【ごみ減量】
スーパーから食材などを購入する場合、なるべく過剰包装を断っています。それとエコバッグを使用してレジ袋を減らしています。また、生ごみはなるべく水気を切ってから捨てています。
【今後について】
子どもの教育のためにも環境にやさしい暮らしを実践し、子どもが成長し大人になってから、エコな暮らしが当たり前に出来るようになることを願っています。また、出来れば生ゴミ処理機を購入し、生ゴミを我が家で処理するようにしたいです。

代表者: 担当者:
電 話: FAX:
住所:
Email: ホームページ:

モミガラ・くず米・木くずを再利用した自家配合飼料 in 岩出山
     ハートフル・アースおおさき・(有)ふるさと地鶏の会 【大崎市岩出山/企業】
     ◆参加人数: 4名 ◆ 活動期間:1998年12月~現在
 
 平成10年より自然養鶏に取り組んでいる、(有)ふるさと地鶏の会です。
自然養鶏を目指す当会は、できるだけ自然素材を盛り込んだエサを導入しています。当初より抗生物質や薬品を使わず、のびのび平飼いで、安心安全な卵を生産しております。
 
 当会のエサの最大の特徴は、独自の配合で作った発酵飼料です。近隣の米農家からモミガラを、木材所から木屑を譲ってもらい、それに米ぬかや発酵菌を混ぜ合わせ4~6日間かけて自然発酵させます。また、十数種類の自然素材(米ぬか・カキ殻・ヨモギ・魚粉・海藻等)を加えて完成させます。また、モミガラと一緒にクズ米も譲ってもらい、ヒヨコのエサに利用しています。そんな手間ひまをかけて作り上げた自家配合飼料を毎日鶏たちに与えております。発酵飼料によって鶏たちの腸内細菌が活発になり、消化吸収が良くなる結果、鶏ふんの嫌な臭いがほとんど出ません。我が養鶏場を見学される方は皆びっくりされます。食べたものが完全に消化された便は臭いが少なく健康的であることは、鶏も人間も一緒です。

 その鶏糞を是非利用してもらおうと、弊社では農場見学される方や近くの直売所(クズ野菜を時々もらい、鶏たちに与えています。)で呼びかけています。
今では「臭いのない健康的な鶏ふん」として定着し、春先や種まきシーズンに弊社の鶏ふんを利用される方が増えています。
農家の方は野菜の土作りに、個人の方はガーデニング、という利用状況です。また当会では、近年の取り組みに養鶏場の空いたスペースを利用して、弊社の鶏ふんで野菜を自家栽培しています。春にカボチャの苗を植え、夏から秋にかけて立派な実をたくさん収穫し、葉・茎・実すべてを刻んで鶏に与えました。

 また、鶏達に常に新鮮な水が飲めるように、地下水を汲み上げて全鶏舎に行き渡るようにしています。廃棄される自然素材を鶏達のエサに再利用したり、鶏達が健やかに卵を産める環境を整えることで、良質で安全な卵を生産することができますし、そこから排出された鶏ふんを利用して野菜の肥料になるわけです。
 まさにそういったサイクルの中で育てられた自社生産の有精卵を素材として、【にんにく卵黄油】、【烏骨鶏酢卵】【烏骨鶏卵黄油配合の美容化粧品】を販売しております。

 卵黄油の起源は1400年前(奈良時代)と言われ、日本古来からある自然食として脈々と伝承され、愛用されてきたものです。卵黄のみをとろ火で炒り続け、ほんのわずかににじみ出てくる液体を濾します。キツイ匂いとモウモウと立ち上る煙に耐え、昔ながらの製法で手間ひまをかけて抽出する量はほんのわずかです。しかしこの貴重な卵黄油の中には、今話題のレシチンやビタミンE、不飽和脂肪酸であるオレイン酸、リノール酸等多くの素晴らしい栄養素を含んでいます。まさに日本人の知恵の結晶です。弊社では定期的に卵黄油を手作りしております。それににんにくを加えることで、活力の源となります。毎日全国のお客様から注文が来ますが、日頃の食生活の補助として役立てているようです。

 烏骨鶏酢卵は、青森の醸造元から取り寄せたりんご酢に、最高級素材であり、10日に1個しか産まない烏骨鶏有精卵を殻ごと漬けて溶かし込んだ清涼飲料水です。りんご酢ですから飲みやすいですし、水で薄めて飲まれている方もいるようです。
 
 烏骨鶏卵黄油配合の美容化粧品は、美容化粧水・保湿クリーム・シャンプー・コンディショナーの4点です。どの化粧品も一番の特徴は保湿性です。卵黄油に含まれるレシチン成分は、肌の浸透力が非常に優れており、乳化作用により、潤ったお肌の水分蒸発を防ぐ役割があります。それに加えて美容化粧水や保湿クリームには、今注目のヒアルロン酸やコラーゲン、コエンザイムQ10、プラセンタ、アロエベラエキス等保湿に優れた力を発揮する成分が配合されております。肌に優しい成分であり、ベトつかずにしっとり感が長持ちするとご愛用者の方から感想をいただいております。

 また、シャンプーやコンディショナーにも最高級素材の烏骨鶏卵黄油が配合されています。卵黄油のレシチン成分は髪の毛を優しく包み込み、しっとりとしてしなやかな髪に仕上げます。その他にも、ヤシ油由来の成分や、コラーゲン・ヒアルロン酸・スクワラン・ハーブも贅沢に配合されています。お肌の弱い方や髪の毛が細く柔らかくなられた方に愛用されています

代表者: 担当者:彦坂 祐氏
電話0229-72-0896 FAX:0229-72-1983
住所〒989-6412 宮城県大崎市岩出山下野目字安沢100-2
Email:info@i-tamago.jp
※送る際は@を半角にしてください
ホームページ:http://www.i-tamago.jp

資源の再利用を目指した仙台七夕飾り製作に関わって
東北生活文化大学高等学校 JRC 【仙台市泉区/学校】
     ◆参加人数:30名 ◆ 活動期間:2009年7月~2009年7月

 仙台七夕を開催するにあたり、商店街の方々から今年も七夕飾り製作を、との誘いを受け私たちJRCが行う事になりました。7月初旬のことでしたので、あわただしく準備を進めました。
昨年取り組んだ美術コースの「エコ七夕」を継承しつつも、JRCの独自性を出したいと考え「エコ」と「世界平和」をテーマに作ることを決め、JRCメンバーの他にボランティア参加者を募りました。本来ならゴミとして捨てられるものを再利用し、なおかつ綺麗に作りたいと考えました。アイスクリームのヘラ、牛乳やジュースの紙パック、トイレットペーパーの芯を利用し、折鶴を組み合わせ「エコ」と「平和」が融合した吹流しを作ることにしたのです。そして、目の見えない人には音で楽しめるように工夫し、平和をアピールできるよう意識して飾りを作りました。

 保健室の前に「飲み終えた牛乳やジュースの紙パックは潰さずに洗ってこの箱に入れてください。」と張り紙をした箱を置き、集めた紙パックを乾燥させ2cm位の幅にカッターで切り、そのままの形(ひし形)をいかして飾りとして活用したり、各トイレに「トイレットペーパーの芯をこの箱に入れてください。」と張り紙をした箱を置いて収集し、カッターで4cm位の輪に切ってアルミホイルに包んで飾りにしたり、食堂で残ったアイスクリームのヘラの両端に穴を開け、ビーズを通して鈴や音色棒をつけ飾りの一つにしたりなど、いろいろな工夫をしました。しかし、そのまま飾りとして使うと、見た目が質素になってしまい、わざわざ遠くから見に来てくれる人も満足していただけないと思い、エコであり、なおかつ綺麗で豪華な飾りを作る事を目指しました。紙を販売している店主の方から、不用になった紙を無料でいただいたり、作り方のアドバイスをいただいたりと、製作するにあたって様々な方々の善意にふれることができました。






当初はきちんと完成できるか不安がありました。なおさらJRCメンバーは全員が3年生ということもあり、制作期間がちょうど夏休みという忙しい時期だったので参加者も少ないのではと心配でした。しかし、夏休みに入ってみると大勢のボランティアが集まり、お互いの距離も縮まり雰囲気が和やかになりました。また、あまり接したことのなかった留学生や先生方とも関わることができ、遠い存在として感じていた地域の方々も飾りの上げ下ろしを手伝ってくれたり、活動に協力していただいたことで、より身近な存在になりました。

 家に持ち帰って作った人もおり、家族との会話が弾み、家族や親戚みんなで飾りを見にでかけ、仙台七夕を大いに楽しんだという話も聞きました。
 製作しながらアイディアを出し合い、試行錯誤を重ね、その都度話合って飾りを作るのは大変でしたが、七夕の由来などおしゃべりしながらの作業は、楽しいひと時でもありました。
仙台七夕期間中はたくさんの観光客が本校の七夕飾りを見てくださり、中には手にとって音の出る飾りやアイスクリームのヘラや紙パックに驚き、記念撮影をして幸せそうな笑顔で思い出を作っている光景は、私たちをも幸せな気分にさせてくれました。

 まさに一つのアクションが大きな波及効果を生むんだという事を実感しました。
 また、マスメディアでも報じられ、街ナビや河北新報の記事、東日本放送、NHK、東北放送、FM仙台でも紹介され話題となり、どちらかといえば引っ込み思案だった私たちが自信をもって堂々とインタビューに応じることができ、大きく成長したように思います。

 この活動に参加したことによって、二酸化炭素削減に微力ながら貢献できたことの満足感もありますが、なによりもメンバーとの団結力が生まれ、人と関わることの大切さを知ることができました。
今後は私たちJRCが中心となり、校内で紙パックやトイレットペーパーの芯を引き続き集めて、再資源化を目指す活動を行っていくことにしました。今年は急遽、私たちJRCが七夕飾りを作ることになって慌てましたが、来年からはエコ七夕飾り製作に計画的に取り組み、ただのゴミが七夕飾りとして再利用され「ストップ温暖化」に貢献できるイベントになるように活動を継続していきたいと考えています。
代表者:赤間 晴佳 担当者:伊藤 すみ子、三浦 聡子
TEL:022-272-7511 FAX:022-272-7523
住所:〒981-8585 仙台市泉区虹の丘1丁目18番地
Email:smiura@mishima.ac.jp
※送る際は@を半角にしてください
ホームページ:http://www.seibun.ed.jp

サイエンスショーで楽しく学ぼう地球温暖化防止
fmいずみ おもしろサイエンスショー 【仙台市泉区/その他
     ◆参加人数:5名 ◆ 活動期間:2002年4月~現在
 
 宮城県内外のPTAや子供会などと連携して、サイエンスショーを上演する活動を展開しています。講師は、fmいずみアナウンサーでサイエンスインストラクターの阿部清人。以前から、科学実験教室などの活動を行っています。また、防災士として災害を減らす「減災(げんさい)」知識の普及・啓発活動も行っており、自身の担当するラジオ番組でも地球温暖化による自然災害の話題を取り上げ放送しています。 
 
サイエンスショーでは、楽しい科学実験の数々を、子供たちや保護者にも参加してもらいながら見て、体験しています。ショーの中では、エネルギーの大切さや、CO
2の増加による地球温暖化について実験を通して理解してもらう時間をとっています。 CO2とはいったいどんなものなのか。難しく考えず、身近なものを使って関心を高めるように心がけています。そして、「まず自分にできることからはじめよう」と、メッセージを送っています。 
 

サイエンスショーの実施にあたっては、単に一方通行のショーに終わらないようにするのが課題でした。そこで、PTA、子供会のお世話役の皆さんの協力を得て、事前の打ち合わせから関わっていただくことにし「協同」を目指しました。当日の構成、進行についてもご意見をいただきながら決めていきます。当日の会場準備、実験の分担も主体的に担っていただきます。保護者のみなさんと一緒に作り上げるサイエンスショーとすることで、「地球温暖化防止を考える場作りへの参画」につながることを目指しています。 
 
また、協力をしてくれる学校、PTA等の輪を広げることも課題でしたが、仙台市PTA協議会等を通じた横のつながりを活かし、多くの開催が実現しました。 
 
 サイエンスショーの反響は驚くほど大きいです。参加者からも、「親子で科学を楽しめて興味がわいた」「サイエンスショーをみてから子供が環境問題に関心をもつようになった」などの感想をいただいています。科学する心を養うことで、私たちが住んでいる地球の環境問題を考えるきっかけになっていると感じています。 
 
 昨年は学校、社会教育施設等での開催は40回でした。(企業、自治体主催は除く) 今後もサイエンスショーを通じて地球温暖化防止のメッセージを伝えていきたいと考えております。

代表者:阿部 清人 担当者:阿部 清人
電話:022-375-8808 FAX:022-375-7501
住所:〒981-3133 仙台市泉区泉中央1-7-1地下鉄泉中央駅ビル3F
Email:kiyoto@fm797.co.jp
※送る際は@を半角にしてください
ホームページ:http://www.fm797.co.jp/

普通に自然な生活
 長尾 英次 【柴田郡大河原町/個人】
     ◆参加人数:3名 ◆ 活動期間:2007年10月~現在
  
 2007年10月:新居完成 家にはエアコンを取り付けずダイニング・リビング等家族が最も長く過ごす空間の壁材を珪藻土にした。(真夏でもエアコンは使用せず、換気扇もめったに使用しない。) 家全部の窓を半樹脂サッシにし、断熱性を高めた。家の照明は間接照明を効率的に設置し、必要な所だけ点灯するようにした。さらに、よく使う照明の電球を同能力で消費電力の低いのもに交換して使用。 家の周りには、家庭菜園や花壇以外の場所は舗装せず砂利を敷き、夏の温度が上がりにくいようにしている。 

 新居での生活を開始してから、生ゴミはEM菌で生ゴミ堆肥にして、家庭菜園に利用し、ささやかな収穫ながら無農薬野菜を食卓にのせている。さらに、醗酵液も液肥として利用。 風呂水は洗濯機に再利用。
   2008年4月:ソーラーパネルを設置し太陽光発電、余剰電力の販売、深夜電力利用開始 太陽光発電を開始してからは、節電意識が高まり、購入電力が消費電力を上回った月はない。節電としての取り組み例としては、エアコンを取り付けない。上記の照明や電球をはじめ、携帯電話や電話の子機、カメラやビデオ等の電気機器の充電、掃除機がけや洗濯を深夜電力を利用できる就寝前から早朝までに行う。 
 
2008年10月:薪ストーブを設置 設置したストーブはデンマーク製の鋳物のストーブで燃焼方法や排煙基準が厳しい環境基準をクリアできる能力のあるストーブを設置した。 燃料に使う薪は家を施工した業者で発生する木材の端材を始め、兄が勤める造園会社で発生する伐採した木を燃料とすることで、両業者もゴミを再利用することにつながっている。さらに今後は実家の手つかずの林等の木を伐採して燃料にしていくが、この作業も山里の荒廃にブレーキをかけることにつながる。

 以上のことは、エコや環境問題を意識というより、自分たちのライフスタイルや興味や楽しみで取り組んでいることが多く、自分たちの願望を少しずつ実現していったら、気がつくと世間で言うところの、地球に優しい暮らしをしておりました。簡単な写真を添付しましたのでご参照ください。

 




代表者: 担当者:
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