home >>> NEWS >>> 2011.4.1掲載 「東北地方太平洋沖地震 今だからこそ!使えるエコ」
■暖房の節約
 @ 一枚はおって2.2℃あったか
なんといっても今の時期は暖をとることが何より大事ですよね。

カーディガン1枚はおると体感温度
+2.2℃!!
18℃の室温だとしても、体感温度では20.2℃になるということですね。1枚羽織ることがどれだけ違うか分かりますね。
さらに…
ひざかけで体感温度
+2.5℃!!
下半身を暖めることがとても大切。ひざ掛けを足にかけることで、2.5℃も温かく感じます。
ちなみに、靴下を1枚上にはけば、0.6℃暖かく感じます。

参考サイトリンク
○省エネルギーセンター 家庭の省エネ大辞典 http://www.eccj.or.jp/dict/index.html


■料理で節約
 @ガスor電気の節約に!保温調理
手に入った食材は温かくして食べたいもの。でもガスや電気を節約したい!
そんな時、火を通す時のガスor電気の節約と、温めなおす時のガスor電気の節約になる保温調理。

火にかける → 沸騰したら火からおろして、鍋ごと包む!

煮る・蒸す・炊くが保温調理でできます。
何かをゆでる時も、ぐつぐつとずっと火をつけて置くのではなく、数分沸騰させたらあとは火を消して、保温すれば十分に火が通ります。
シチューでも具材を軽く炒めて、水を入れ、沸騰したら、保温して40分でできあがり。
保温調理は、少し時間はかかりますが、煮物は味がよく染み込む、栄養素が壊れにくい、1〜2時間程度ならあったかいままなので食べる時温めなおす必要もない。
包む道具はバスタオルや毛布、段ボールや新聞などあるものでOK!避難所などの限られた熱源でもできます。
あたたかい食事は体力だけでなく、心の疲労回復にもなりますよね。

<最適な調理温度と時間>
 ・魚肉類 70〜80℃ 10〜15分
 ・根菜類 90℃前後 15〜30分
 ・葉菜類 80〜85℃ 2〜3分
 ・練り物 75〜80℃ 5〜10分
※注意 温度が下がってきてからの長時間の保温は腐敗を招く恐れがあります。特に夏場は気をつけましょう。
 
参考サイトリンク(レシピもあります!)
○NPO法人北海道グリーンファンド 保温調理のススメhttp://www.h-greenfund.jp/eco_life/hoon_main.html
○レシピなら、クックパッド 
http://cookpad.com/
 (「保温調理」で検索すれば180件出てきます。専用保温調理鍋でなくとも包む方法で十分作れます。)
○こんな書籍もあります。「もっと使える!土鍋レシピ―保温調理で和・洋・中・スイーツまでOK」出版社: セブン&アイ出版 奥薗 寿子 (著)


Aお米のとぎ汁活用 美白&掃除&洗い物に※パスタも可 
最近は、ようやくお米が手に入るようになりましたね。今はパンよりもお米でエネルギーを取っている方も多いかと思います。
しかし、お米をとぐと1回に2リットルもの水を使ってしまいます。まだ断水しているところも多く、下水処理の心配もあります。
実は、このとぎ汁が大活躍するエキスだったことご存じですか?

洗顔で美白効果!!
美肌、色白になれるとして、昔から「ぬか」が洗顔に愛用されていたのだそう。ぬかの成分が溶け出しているとぎ汁で顔を洗うと、ツルツル、しっとりのお肌になれますよ。


洗い物は洗剤いらず!!
とぎ汁に食器をつけ置きしておけば、油分を浮かして洗剤いらず。とぎ汁につけたら、たわしで汚れをこすり落とし、軽く真水にくぐらせればピカピカです。
とぎ汁タライと真水タライを用意しておいて溜め洗いをすると良いですね。(油がぎっとりのものはヘラなどで落としてから。)
最後にそのとぎ汁でシンクも掃除しちゃいましょう。
パスタのゆで汁も「サポニン」という天然の界面活性剤が入っているので、同じように油汚れがよく落ちます!つけ置きしておけば洗剤いらずです。


フローリングのワックス効果!!
とぎ汁には油分も含まれているので、ワックス効果でピカピカになります。乾拭きで仕上げるのがコツだそう。赤ちゃんのいる家庭でも安心ですね。

その他、ビタミン等を含むため植物の水やりにしたり、いろいろ活用できるそうですよ。
 
参考サイトリンク
○暮らしのAll About
 「米のとぎ汁を再利用して節水するエコ」
http://allabout.co.jp/gm/gc/65851/2/
 「ちょっと気を付けるだけで月2000円以上違う?!水道代を減らす食器洗いのコツ」http://allabout.co.jp/gm/gc/58782/2/
○節約暮らしの裏ワザhttp://setuwaza.com/sairiyou/risa1.html

B石けんの代用?!柑橘の皮 
 避難所でも、みかんやオレンジやいろんな柑橘が配布されることがあると思います。
そんな時は必ず取っておいてください!

 柑橘の皮で油汚れ落とし&臭い消し!

かんきつ類の皮には「リモネン」という成分があり、その成分が作用し汚れを落とします。高級な油で、これも界面活性作用の一つなのだそう。
他の代用品との違いは、香りが良いということ。臭いのきつい灯油が手についたり、床に落ちてしまったときは、柑橘の皮でこすれば油もとれて香りも良し。また、シンクの掃除も同様です。皮の白い方も、水道の蛇口など金属部分を磨くとピカピカになります。
参考サイトリンク
○サイエンスコミュニケーター内田真理香ウェブサイト 洗剤の科学-海面活性剤-
http://www.kasoken.com/03home/cleaner.php

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