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5月のテーマ 『いただく』キモチが『エコ』の素
日時 2007年5月26日(土)13:30〜15:30
場所 MELON事務局 サロンスペース
■Report RNECS三木奏瑛
  今月は「Columnちょこっとエコ」との連動企画になってから初めてのクラブフォレストになりました。テーマは「『いただく』キモチが『エコ』の素」ということで、コラム執筆者であるMELON事務局の鈴木さんを中心にお話しました。

 まずは、みんなでコラムのどこに興味を持ったかを発表し合うことに。中でも特に多かったのが、「化粧水や石けんを手作りしている」という点でした。一口に手作りといっても身近にあるもので作れるものから、ちょっと手に入りにくいもので作るものまで、材料や作り方が様々あるそうで、「自分も手作りしてみたい!」と言う人は、本屋さんで自分でもできそうな方法が書かれた本をチョイスして作ってみるといいですよ、というアドバイスも。出来上がったあとの使い心地もそれぞれだそうです。やはり手作りというだけあって、いろんな個性が出そうですね。私も今回のお話を聞いて、作ってみたいなぁと思いました。
 参加者の中には大学のサークルで茶道をしている、という方もいらっしゃり、コラム冒頭の「お茶とエコ」についても詳しくお話を聞くことができました。これについては「季節」という言葉がキーワードになりそうです。茶道でお茶をいただく人は、最初に茶庭というお庭で待つことになっているそうなのですが、そのお庭の景色から、そのときの季節を感じられるようになっています。茶室にも、その日に咲いていた季節の花を飾り、お菓子もその季節に合わせたものをいただきます。そして、お料理にも旬の食材が使われ、食べるときも残さずきれいに食べることになっているそうです。ご存知の通り、旬の食材はそうでないものに比べて少ないエネルギーで作ることができるので、とってもエコ。「お茶とエコ」にはこんなつながりもあったんですねぇ。また、お菓子の話から「温暖化のなると和菓子屋さんが困るらしい」という話題にも発展しました。あったかいところだと寒天が作れない、というわけです。こんなところにも影響があるんですね・・・。
 また、手作りのしっぷのお話から、おばあちゃんから薬草の使い方を教わった、アロエで手当てをした、灰でお皿を洗っていた、などの昔の人の知恵も話題にのぼりました。やはりおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでいる人はそういった知恵にふれる機会が多いようです。
 
このほか、途中なぜか(?)サークルの仲間集めについての話にまでふくらみ、会は盛り上がりました。
 日本人が昔から持っていた「ものを大切にするキモチ」を大事にしてゆきたいですね。

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