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「MELON 緑・食部会」公開勉強会(〜食育の意味を考える〜)
日時 09/12/14(月)18:00〜20:000 場所 フォレスト仙台2階第6会議室 参加 27名
講師/木村修一氏(東北大学名誉教授・前MELON理事長)河相一成氏(東北大学名誉教授・元MELON理事)
司会/冬木勝仁氏(東北大学大学院農学研究科准教授・MELON理事)

 12月14日(月)フォレスト仙台2F第6会議室において、司会に東北大学大学院農学研究科准教授でMELON理事の冬木勝仁氏、講師に東北大学名誉教授・前MELON理事長の木村修一氏と東北大学名誉教授・元MELON理事の河相一成氏による「MELON 緑・食部会」公開勉強会(〜食育の意味を考える〜)を開催しました。

 木村修一氏は、日本の食文化に目を向けたとき、外国の食物を容易に受け入れる性質を問題点とし、食のグローバル化、食品の大量生産方式の欠点、作る・食べるの離反、自給率の低下を挙げ、これらをふまえ何を選択していくのかが大切となると問題提起しました。
参加者からは、「選択」という言葉が、公開勉強会の「問題提起」の中で興味を持った点として最も多く挙げられました。
 
 河相一成氏は、「食育基本法」の「食育」についての矛盾を指摘し、再度宮城の「産直」のスタートラインを振り返ることが大切なのではないかと問題提起しました。MELONの食育講座についても地元の食材を使うことなど環境面の配慮をもっと前面に押し出したほうがよいのではと指摘しました。
参加者との質疑応答では、食品添加物が多い現状は今後改善されていくのか、健康のために消費者は何を信じて食品を購入すればよいかとの質問や、一方では自分自身や食の現状を知ることが大切といった意見も出ました。

 当日は、約30名の参加者が集まり勉強会の終了時間を越えても質問の挙手が挙がり、勉強会で伝えたかったテーマの意味の理解を深めていたようでした。多くの参加者から「勉強会に参加して大変ためになった」「有意義な勉強会になった」との感想をいただきました。勉強会に参加してくださいました皆さん、本当にありがとうございました。

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