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水部会初!移動例会レポート |
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Report篠原富雄 |
MELON水部会は部会結成以来はじめての移動例会を7月1日(金)、2日(土)にかけて、栗原市鶯沢にある細倉鉱山で行いました。
最近の水部会の企画としては、「くらしの水」というテーマで「飲み水アンケート活動」、「石巻市浄水場見学」、「阿武隈川源流部の視察」、「蒲生干潟の観察」などを行ってきました。
今回は、部会メンバーの提案から出された例会特別企画として迫川上流部に位置する細倉鉱業鰍フ鉱山廃水処理場の浄化施設をはじめ、近隣にある細倉製錬梶A東日本リサイクルシステムズ梶A三菱マテリアル轄ラ倉環境研究センターの見学を行いました。 |
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トンネルをのぞきこむと…? |
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細倉鉱山では、かつて亜鉛や鉛などの鉱石が採掘されておりましたが、昭和62年に閉山し、現在ではこれまで培った鉱山技術を活用し、鉱山廃水の処理、自動車廃バッテリーからの鉛のリサイクル、水質浄化や農用地土壌からの水稲へのカドミウム吸収抑制に関する研究、家電リサイクルなどの事業が各社で行われております。
数年前、細倉鉱山からの排水が基準値を超過したという鉱山保安法違反を受けて、浄化工程の改善と排水データの公表、そして積極的に地域に溶け込み、地域の方々と一緒に街づくりに参加する姿勢を打ち出す努力をしているそうです。 |
浄化のしくみ |
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初日は、環境研究センター(旧細倉小学校の廃校を借用)での蜊ラ倉製錬社長のレクチャーのあと、施設見学を行いました。排水処理では旧坑道より今でも湧き出てくる「坑内水」や、製錬の鉛バッテリーリサイクルの過程で出る排水などを一緒に浄化して二迫川の支流の鉛川に放流するまでの流れの説明を受けました。 |
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その後東日本家電リサイクルセンターなどを見学し、翌日は栗駒山の裾野に広がる世界谷地を見学しました。ニッコウキスゲが盛りを過ぎていましたが、前日の雨も上がってすばらしい景色を堪能しました。帰りに世界谷地より流れてくる水流のCODパックによるを簡易測定しました。案に相違して指標「10」の少し汚れていると出ました。水は澄んでいましたから、「???」でした。 |
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