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広瀬川 水辺調査
日時 09/06/07 9:30〜15:00 場所 広瀬川流域 参加人数 10名

 『第6回身近な水環境の全国一斉調査』に参加しました。
 この調査は、同一日の同一時間に一斉に水辺を調査し、水環境への関心を高めることと、全国水環境マップ作成を目的に行なわれています。
 
 水部会では2006年からこの調査活動に参加し、広瀬川の水質調査を行なってます。
 今年は水部会独自のチェックリストを作成し、広瀬川の上流から下流まで合計6地点で調査を行ないました。3種類のパックテスト、透視度のほかに五感を使った水辺の観察を行ないました。調査日の前2日間は梅雨らしい雨が続いたため、水質測定の結果にもその影響が反映されました。
パックテスト。反応色で水質を測定。 反応色を検分中 ただ今測定&記録中 
透視度を測定中 上流の透視度。底の十字線が見えます 最下流の透視度。線が見えません。
◆当日の天候:曇り(前日:雨)
   調査地点 関山トンネル入り口 ニッカ橋  熊ヶ根  大沢橋  牛越橋  千代大橋 
   採水時刻  10:30 11:24 11:50 12:52 13:28 14:15
   現地気温   20℃ 20℃  21℃  23℃  23℃  20℃ 
   現地水温   12℃ 15℃   15℃ 16℃  18℃  17℃ 
   透視度   100cm以上   100cm以上   100cm以上   100cm以上   80cm 47cm






 COD 1回目   - -  2mg/l  6mg/l  6mg/l  7mg/l
2回目  4mg/l  4mg/l  4mg/l  4mg/l  6mg/l  8mg/l
3回目  7mg/l  4mg/l  4mg/l  4mg/l  6mg/l  8mg/l
アンモニア態窒素 1回目   0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l  0.3mg/l
2回目  0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l  0.3mg/l
3回目  0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l  -  0.2mg/l  0.3mg/l
 亜硝酸態窒素 1回目   0.005mg/l  0.005mg/l  0.002mg/l  0.002mg/l  0.002mg/l  0.005mg/l
2回目  0.005mg/l  0.005mg/l  0.002mg/l  0.002mg/l  0.002mg/l  0.005mg/l
3回目  0.001mg/l  0.005mg/l  0.002mg/l  0.002mg/l  -  -
 硝酸態窒素  1回目   0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l   0.5mg/l  0.5mg/l
2回目  0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l  0.5mg/l  0.5mg/l
3回目  0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l  0.2mg/l  -  -
※パックテスト…短時間で水質測定ができる簡易測定器です。ポロチューブの中に試薬が入っていて、河川水を入れて指定時間後に色の変化を標準色と比べます。
※COD(chemical oxygen demand:化学的酸素要求量)…有機汚濁の指標。
※アンモニア態窒素…尿や家庭下水中の有機物の分解や工場排水による水質汚染の有力な指標。
※亜硝酸態窒素…し尿、下水などの混入によるアンモニア性窒素の酸化過程で生じる。水道水の水質基準に入っています。
※硝酸態窒素…動物性有機物が細菌による分解によって、アンモニア性窒素、亜硝酸窒素を経て生成する最終分解物。肥料の使用、生活排水、下水汚泥の処理、工場排水、塵芥の残渣物などによるもので水への汚染源となる。

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