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水のムダづかいは石油のムダづかい? |
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みなさん、食器を洗うとき・顔を洗うとき・髪を洗うとき・歯磨きをするときなどなど…水を流しっぱなしにしていませんか?そうです、水がもったいないですね。でも、それだけじゃないのをご存知でしょうか?
水道の蛇口をひねれば普通に流れてくる水。それでは、普通とは?いったいどのように流れてくるのでしょう?蛇口から水がでてくる仕組みは、何の力が関係しているんだろう・・・とは思いつつ、深く考えたりすることは少ないのではないでしょうか? |
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水道は、水道管内の水に一定の圧力がかかっているので、蛇口をひねれば水がでます。しかし、水圧をかけるためには電力を使います。電力をつくるためには、石油を燃やしたりします。なので、石油を使うことになります。つまり、二酸化炭素をだすことになるのです。ということは、地球温暖化の1つの原因にもなるのです。
水圧のエネルギーだけではありません。水を使うためには、川から水を取って、浄水場でごみを取り除いて、消毒して、配水管で家庭にやってくるわけです。そのほとんどを電気の力で行っているのです。そして、それだけではなく、使った水を処理するのにもエネルギーがかかります。水を節約することは、電気を節約することになり、二酸化炭素の排出量を減らすことになるのです。ちょっとまわりくどくなってしまいましたが、地球温暖化防止のためにも、少しでも水を大切に使いましょう。 |
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それでは、毎日の生活で考えると、蛇口からどのくらい水が流れているのか…
「蛇口から流れる水は思ったよりずっと量が多く、毎分11〜13Lの水が排水口に吸いこまれていきます。 水道をこまめに止めるようにすれば、1世帯で年間約75,000Lもの水が節約できます。(国土交通省ホームページ節水小事典より)」とのことです。
75,000Lの水がどのくらいの量かというと、一般的な1回の使用量として、お風呂で使う水の量を180L、洗濯で使う水の量を110Lと仮定すると、単純に計算すると1年間(365日)のお風呂と洗濯で使う水の量をカバーできるという計算になります。蛇口をこまめに止めることを意識した1日と、意識しない1日で、どのくらい使用量が違うのか、ご家庭の水道メーターをチェックしてみてはいかがでしょうか? |
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