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執筆■井上郡康  2009/6/5up
エコdeスマイルがやってくる!?
  今年もエコdeスマイルコンテストが帰ってきます。もう皆様ご存知の通りだと思いますが、このコンテストは全国一斉に行なわれる事業で、宮城県内で行なわれているCO2削減に繋がる取り組みを公募しコンテストを行ない宮城県代表を決め全国大会へとつなげていきます。似たような事業はいくつかありますが、このコンテストの特徴は各都道府県ごとに予選を行い夫々の都道府県代表が出てくるところ、簡単にいうと環境の甲子園大会にたいな感じですね。

 この事業も遂に3年目。昨年は宮城県での応募総数が68件と全国でも2番目に多い応募数でした。なんと全国では1130件も集まったというから凄い。まだまだ日本も捨てたもんではないですね。「全国でもこんなに取組みがあるのに…・、なぜ温暖化問題は・・。」と嘆きたい気持を抑えて…・。
 1年目・2007年度のチラシ
2年目・2008年度のチラシ  昨年の宮城県大会は大変な盛り上がりを見せました。それは県民の環境への意識の高さもありますが、何と言っても尚絅学院大学の特別協力により大会の来場者が300名を超えたこと。この大会は、第一次選考を突破した20者が7分の持ち時間でプレゼンテーションをして競い合います。プレゼンをする方も300名を目の前にして燃えないはずがない。結果は仙台市立北六番丁小学校6年生の取組みが見事に宮城県知事賞を受賞し全国大会へ宮城県代表として出場しました。全国大会でも「審査員特別賞」を受賞するなど大活躍でした。

 エコdeスマイルコンテストの目的は大きく分けて二つあります。それは環境のコンテストをやる事で競争の原理で、環境分野での面白さを演出すること。そしてもう一つは宮城県内で行なわれている地道な取り組みを掘り起こし他に広く知らせていくことです。多くの活動は狭い範囲でしか知られていない事が多いのも事実です。しかし我々はこのような地道な活動を一つでも多く掘り起こしHPやマスコミを通して一人でも多くの人に知っていただきたいと願っています。継続は力なり、せっかく良いことをしていても続かない事が多いものですが、このコンテストを通して、続けていく糧になれば本当に嬉しい事です。そしてそれが達成された時に初めて我々の目的も達成されたと言えるでしょう。
 みなさんも是非ともこの事業にご注目ください。そして多くの取組みがあることを知ってください。そして初めてください。それが地球温暖化を防止する第一歩だと思います。もう無関心では許されないところまで来ています。しかし我慢していくのではなく、明るく楽しみながら環境に優しい行動を進めましょう。それはこのエコdeスマイルコンテストに沢山のヒントが隠されています。あなたものぞいて見ては…。
 私たちの明るい未来が見えてくるかもしれません。

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