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Title:待ちキレなくて
今日作った蜜蝋キャンドルさっそく燈しました。
name:ほのかな香
Title:長町のキャンドルナイト
いつものリビングがロウソクの明かりのせいで、何か“特別な空間”になりまし。そこで交わされる何気ない会話も暖かく優しい…。
name:Petit・Prima
Title:キャンドルでスローな寮生活
仙台市内のとある学生寮で、寮生にお願いして夏至の21日8時〜10時まで風呂場の電気を消灯して、10本ほどろうそくを立ててもらいました。
 その時間に寮にいられなかったのが残念です・・・。
name:ぐうたら寮生
Title:グラスの外と中
ガラスに書ける絵の具を使って、絵を描いたグラスにキャンドルを入れてみました。まるでステンドグラスのように、壁に影絵が浮かび上がりました。
name:千夜
Title:硝子と花と、光と煌
プレゼントにもらった、硝子のキャンドルホルダー。中に造花とビーズが入っていて、ビーズは炎の明りを受けてきらきら光ります。
なんだかほっと、肩の力が抜けました。
name:saika
Title:「電気が使えるのは、ちっともあたりまえじゃないんだよ」

 わが家では、夏至の6月21日に1時間繰り上げて、19時から21時まで、キャンドルナイトを楽しみました。電気を消してろうそくを4本並べて夕食です。薄暮の時間帯なので、外が少しづつ暗くなっていきます。
 なぜそうするのかを、晩ご飯を食べながら、小学校1年生の息子に説明しました。
「政宗は電気を知らなかったんだよ」(パパ)
「1500年前は、ろうそくもなかったんじゃないの」(息子)
「こういう時間をたそがれっていうんだよ。あんたは誰って、顔がぼんやりとしか見えないから」(パパ)
「だれぞつねならむ」(息子、突然いろはうたの末尾を口ずさむ)
「おじいちゃんのおじいちゃんの頃は、電気がなかったから、ランプを使っていたんだよ。黒いすすをとってランプをきれいにするのが子どもたちの仕事だったんだよ。こんど、ランプの温泉に行ってみようか」(パパ)
「うちでもランプ買おうか。非常用に。ろうそくより安全だし」(ママ)
「今でもアフリカだとか、世界中で、4人に1人は、電気のない生活をしているんだよ。電気は大事に使わなくちゃいけないんだよ」(パパ)
一大発見! 電気を消してみると、いつもより、部屋の中がずっと静かです。食後、妻と家族3人で、静けさに耳を澄ましました。(ふだんもテレビはついていないことが多いのですが)闇は、静けさに対して、 聴力をずっと敏感にするようです。

夏至の夜のろうそくあかりのしじまかな

 物があふれる「ゆたかな」時代に育つことは、子どもにとって本当に幸せなのだろうか、と日頃からつくづく思わずにはいられません。「足りない」ことや「不便」を知らないがゆえに、結局、物があることの有難みがわからないからです。
 やがて息子は、ソファの上で、寝入りました。
name:HASEGAWA Koichi
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