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MELON&太子食品工業株式会社 共同企画 
「おいしい豆腐に会いに行こう」 

「本物の食品を作ろう」という信念に一致しなかったことを理由に「遺伝子組み換え大豆を使用しない」と宣言し、実行しつづける食品会社があります。これは、現在の国内における表示制度の法律改正・施行に至る契機となりました。
日時 2007/5/10(木)
開催場所 太子食品工業株式会社 日光工場
参加人数 43名
主催 MELON、太子食品工業株式会社
 5/10(木)「遺伝子組み換え大豆不使用の取り組み」と大豆を取り巻く世界情勢について学習するため太子食品工業株式会社日光工場見学会を実施しました。
 往路車中ではDVDを鑑賞し「遺伝子組み換え大豆不使用の取り組み」と大豆を取り巻く世界情勢について学習しました。種子管理〜圃場選定〜収穫〜選別までを徹底管理しており、輸入にも他のものと混在しないように細心の注意がなされていることがわかりました。
 また、世界的にバイオ燃料が増加しており、このバイオ燃料(バイオエタノールやバイオディーゼル)の原料となる穀物の需要が増し、このことが大豆の価格高騰につながっている現状を知り参加者は一様に驚いていました。
 工場では、豆腐つくり体験と工場見学を実施しました。
 日光工場は、自然に対応する21世紀の豆腐工場として作られました。たとえばオゾン対策として、一部を除きアンモニアガス、LPG化を実施。全面的なノンフロン化を目指しています。また、最新の浄化槽設備で、使用後の排水は、法基準をはるかにクリアするレベルの浄水として自然放流されます。また、一般向けに見学できる設備があり、コミニュケーションファクトリーとしての機能も担っております。
 お楽しみの手作り豆腐体験では、家庭でできる本格豆腐つくりに挑戦。各自豆乳が配られ、にがりを混ぜレンジであたためると完成です。できたての甘いお豆腐を堪能しました。
 工場見学では、原料投入から包装まで一切人の手に触れない完全自動化ラインでお豆腐が作られていることを目の当たりにしました。保存料などを一切使用せず、お豆腐で日持ち延長15日間を実現していることがわかりました。
 「本物の食品を作ろう」との信念のもと並々ならぬエネルギーが注がれて原料から厳選されていることを知ったあとに食した真っ白なできたてのお豆腐の味は格別でした。最後には豆乳ソフトクリームに舌鼓を打ち、帰路につきました。
お土産に北海道大豆100%の豆乳、お豆腐、豆乳入りおぼろとうふ、油揚げをいただいて、MELONのイベントには珍しい「おいしい企画」でしたが、どこか手放しでは喜べません。一企業がここまで決意し莫大な投資をしなければ、安心して食品を口にすることができないという現状があり、消費者である私たちは大豆に限らず「食」に関して高い意識をもたなければならない社会に生きているのだ、と再認識した見学会でした。

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