活動報告

2023年度「SDGs教育プロジェクト」実施報告

エフピコ環境基金の助成を受けて実施してきたSDGs教育プロジェクトは、2023年度で3年目となりました。今年度は7校から要請があり、計486名の児童の学習を支援しました。学校外部では、新たな二つの企業・団体から相談があり、学校と外部双方の話を聞きながら連携を進めていきました。内容は、相談対応、コーディネート、出前授業、教材の提供、作業の手伝いなど、多岐に渡りました。

《支援した学校・学年》

① 芦口小学校5年生「環境・防災」

② 長命ケ丘小学校5年生「地域共生」

③ 八木山小学校5年生「気象・防災」、職員「連携」

④ 中野栄小学校6年生「キリバスSDGs学習」

⑤ 北六番丁小学校5年生「川の環境」

⑥ 七郷小学校6年生「まちづくり」

⑦ 高森小学校4年生「植物の成長」

《行政・企業・団体等》

推進員コミュニケーターチーム(気候変動)、シンプル&スローライフの会、せんだいE-Action実行委員会(グリーンカーテン)、日本キリバス協会・ケンタロ・オノ氏(気候変動)、まちづくりスポット仙台、ブランチ仙台(地域創生)、東北放送tbc気象台(気象・防災)、ヤマト運輸(輸送、環境)、東北大学生(スウェーデンのSDGs

出前授業が1回のみの学校もあれば、継続して支援した学校もありました。学校側に提案は行いましたが負担にならないように配慮し、あくまで各学校の要請に沿って支援をしました。

2月に実施した先生や企業・団体等を対象としたアンケートの結果を見ると、児童の意識や行動の変容では「とても見られた」「見られた」が90%(主に先生たち)、「よく分からない」が10%(主に学校外部の人たち)でした。意識・行動変容に支援が役立ったといえます。持続可能な社会の創り手の育成では、「つながった」との回答が100%でした。連携については、「状況による」を含めると、すべての企業・団体、学校ともに継続を希望していました。

学校とつながりを持ちたいと思っている企業・団体と、外部と連携して学習を進めたいと考えている学校を引き合わせることにより、連携しながら「持続可能な社会の創り手」を育てることができました。次年度は、さらに賛同の企業・団体を増やして事業継続を図っていきたいと思います。

2023年度SDGs教育プロジェクトアンケート結果のまとめ(先生・外部対象)

https://www.melon.or.jp/wp/wp-content/uploads/2024/03/sdgsprojectquestionnaire2023.pdf

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