活動報告

七郷小学校第4学年・ごみとリサイクル2022

1概要

●学校 仙台市立七郷小学校
●学年 第4学年
●児童数 130名
●教科等 社会
●単元名 『ごみのしょりと利用』
●外部連携 株式会社エフピコ

●支援の方向性
仙台市立七郷小学校6年生の総合的な学習の時間で行っている「まちづくり」の学習支援を行ってきた。さらに、株式会社エフピコのスタッフによる出前授業の話をしたところ、4年生の先生から「コロナ禍のために清掃工場の見学ができなかったので、ぜひお願いしたい。」という返事をもらった。
株式会社エフピコのスタッフの方々と打合せ(11/2)を行った。出前授業の内容は、4年社会の単元『ごみのしょりと利用』の中の「ごみが生まれ変わる」と「ごみしょりのくふう」の授業に位置付けられる。教科書の内容に加えて、実際のリサイクルの仕方を学んで家族での取り組みにつながる出前授業であることを共通理解した。さらに、4年担任の先生とも打合せ(11/18)を行うことにより、学校と外部をつなぐ役目を果たしていった。

●主な支援内容

2支援の実際

●出前授業「食品トレーのリサイクル」(1/13、45分×2回)
株式会社エフピコ東京本社から3名の方に講師としてきていただき、4クラスを二つに分けて2回、出前授業を行ってもらった。

SDGs教育プロジェクトは、エフピコ環境基金の助成で行っています。株式会社エフピコは、日本最大の食品トレー製造会社であり、リサイクルの会社でもあります。小学校4年生の社会科の単元「ごみのしょりと利用」の中にトレーのリサイクルの内容があります。そこで、株式会社エフピコの方に出前授業をお願いしたところ、快く引き受けてもらいました。
1/13(金)、東京本社から3名の方々に来ていただき、SDGs教育プロジェクトの支援校の一つである仙台市立七郷小学校の4年生に授業をしてもらいました。出前授業は、すでに全国のあちこちで行っているそうですが、仙台では初めてとのことでした。4クラスあるので、2クラスずつに分かれて2回、行ってもらいました。
質問に答える子ども
リサイクルの仕組みの説明
地球の環境問題から始まり、ごみ問題、3R、リサイクルと話は進みました。社会の教科書ですでに学習しているからでしょうか、質問をすると、すぐにあちこちから反応が返ってきました。トレーの回収で気を付けることなどについては、大人でも知らない内容が含まれています。
トレーを回収して選別をしている動画には、みんな食い入るように見ていました。あっという間の45分でした。
「トレーに色や柄をどうやって付けるんですか。」
「震災のときは増えたんですか。」
次々と質問がきました。
「トレー回収に違う物を入れないようにします。」
「家で分別をしていますが、これからみなさんの役に立つようにします。」
などの感想もありました。
家に帰って今日の授業のことを話し、親子でトレー回収に取り組む姿が目に浮かびます。

(MELONブログより)

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