(続報)未知の海洋プラスチックについて、宮城県漁業協同組合さんに伺ってみました

こんにちは。MELONでは、昨今話題となっている海のプラスチックごみ問題について、地元宮城からできることを考え発信しています。その中で、まずは宮城の海のごみの実態を知ろうと海岸調査を行ってきました。

最近の調査がこの通り。5月14日仙台市の深沼海水浴場で、MELON4R推進部会が中心となって、プラスチックの種類と量を調べてきました。


今回の調査で新たに見つかったプラスチックがありました。それがこちら


特徴としては、青系統の色のストロー型です。しかしストローよりも二回りは細く、長さも長いものでは20㎝以上ありました。

これは何なんだろう?とわからず、インターネットで調べても全く情報が出てきませんでした。

そこで、漁業に関わるプラスチックなら一番詳しい宮城県漁業協同組合さんにこのプラスチックを見ていただき、お話を伺ってみました! 宮城県漁業協同組合さんは私たちMELONの運営母体となっている5つの協同組合さんの1つで、長年大変お世話になっています。

 宮城県漁業協同組合さん曰く、ぱっと見は「のりす」に近いが、違うものとのこと。
 ふむふむ。
「海苔(のりす)」は、海苔の養殖に使う道具だそう。漁師さんが丁寧に育てられた海苔を、私たちが食べやすいように刻んで干す時に使うそうです。

しかし、もし「のりす」であれば、糸が頑丈にくっついているはずとのこと。また使用済みののりすは、産業廃棄物として適切に処理されているはずで海に流れるとは考えづらいとのことでした。
宮城県漁業協同組合の方もそれ以外ですと、このプラスチックに心当たりないそうです。

結局今回のヒアリングでこの未知のプラスチックのことはわかりませんでしたが、また今後も調査を続けていきたいと思います。
今回快くご協力いただけました宮城県漁業協同組合さん、本当にありがとうございました!

このプラスチック等に、お心あたりある方や、興味ある方いらっしゃいましたらコメントいただけるとありがたいです!

事務局 畠山

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