8月25日、MELON食部会の例会で市会議員で学校給食に詳しい、ふるくぼ和子さんをお招きして仙台市の給食事情、課題についてお話いただきました。
学校給食の現在の運営状況、食材や給食費などについて詳しく学習しました。
また全国の給食の無償化や食材の負担軽減、減免制度で低所得者世帯を支援していること、他にも多彩な取り組みを行っている事例についてもご紹介いただきました。
例えば宝塚市では、
・直営事項方式で自校炊飯も順次導入。
・ジャムやカレーのルーまで手作り。
・市長は「給食はお金に換えられない」と考え、子どもたちは満足。
静岡市は、
・公費で通常の給食費に300円程度の食材を加えて、年6回「わくわく給食」
を実施。
地元静岡産の美味しい食材を使って、魅力的な給食の提供、地産地消の推進や
地域経済の循環、活性化につなげることが目的。
「学校給食は教育の一環で、子どもの『食べる』『育つ』『学ぶ』などの大切な権利を守る必要がある」とふるくぼさんはおっしゃいます。
ふるくぼさん、お忙しい中ご対応いただき、大変ありがとうございました。
食は生活の基本です。子どもたちに、安心で楽しい給食を味わってほしいですね。みんなの力で地域を良くしていきましょう。
【事務局 山形】