先月より、地球温暖化防止活動推進員さんから、ご意見をいただき紹介しておりますが、今回は、その第3弾。前回に引き続き、佐藤憲司さんからお話です。
ニュージーランドの都市オークランドに、3ケ月シェアハウスしたときの体験です。アフリカと中東出身者との同居であったが、食事は各自食材を購入し料理を作った。残った食材はドラム缶に入れて追肥にするため土をかけて庭に置いた。他のゴミは選別して、蓋の色が違う頑丈な箱に入れた。そして曜日ごとに回収車が長いアームを使って回収しに来た。ヒトの手が一切ゴミ箱に触れなかった。洗濯は「これを使いなさい」と小さな袋を渡された。箱には、『洗剤を使わない、やさしいお洗濯』と日本語で書いてあった。また、『ピュアマグネシウムがつくるアルカリイオンの水素水が汚れと臭いを落とし、1日1回の洗濯でも、約1年間持続します』と書いてある。
家主に聞くと、日本から取り寄せているとの話である。まだ日本では、使用している人も少ないと思っているが、ニュージーランドでは、国を挙げて自然環境の保護および政策を行っているので、個人でも環境に有用なことは、積極的に行う国であると感じた。
足元にある大切なものに気づかないということは、よくいわれることですが、
外国の方が日本の優れている点は見つけやすいのかもしれないですね。外国でその良さを見つけた日本人が、またそれを広めるといったように良い循環が生まれ、環境が改善していければよいですね。
(事務局 山形)