海洋ごみ環境出前講話(塩竃市立玉川小学校)

日時/2020年10月22日(木)
実施校/塩竃市立玉川小学校 対象/6年生
受講者/62名
講師/畠山紳悟さん(環境団体「海辺のたからもの」代表)

10月8日(木)のキリバス環境出前講話に引き続き、塩竈市立玉川小学校6年生のみなさんに今度は海洋ごみ編の環境出前講話を行ってきました。講師は、「海辺のたからもの」代表の畠山紳悟さんです。

玉川小学校から一番近い海水浴場である菖蒲田浜で集めてきた海洋ごみを袋に小分けして子供たちに配りました。恐る恐る袋の口を開けて匂いを嗅ぐと、「くさあい!」の声。海洋ごみは事前に水洗いと消毒を行っていますが、それでも多少匂いは残っています。袋から海洋ごみを取り出して、紙の上で仕分けを始める子が、次第に増えてきました。袋のまま、中の海洋ごみを観察して絵に表現する子もいます。

先ほどまで「くさあい!」と言っていた子供たちも、顔を近づけて、何のごみなのかを確かめていました。ごみの多さ、ごみの種類、たくさんのプラスチック、自分たちの生活とのつながり、魚のおなかからプラスチックが出てきたことなど、初めての気付きがたくさんあったようです。

キリバス、そして海洋ごみの学習を生かして、関心を持ったことを深めていってほしいと願っています。