12月5日(土)、仙台市榴ヶ岡市民センターで気候変動適策サイエンスカフェの2回目を開催しました。1回目はオンラインで大学からの配信でしたが、今回は現地開催です。24名の方々に参加してもらいました。
1回目と同様、東北工業大学の近藤祐一郎准教授に講義をしてもらいました。先生からは、気候変動とは何か、気候変動によってすでに起きている影響と将来予測、緩和と適応、公園での適応策のキーワードを分かりやすく解説していただきました。
その後、参加者のみなさんで適応策の視点から榴岡公園を散策しました。
「鉄の遊具は夏に熱くなって触れなくなるでしょう。どう適応すればよいでしょうか。」
「木材で遊具を作るのがよいのでは。」「子どもたちが自分たちの発想で遊べるような場所にデザインすることが大切だと思う。」
公園の遊具、公衆トイレ、桜の銘木、看板、噴水、歴史民俗資料館、芝生とトラックなど、近藤先生の解説を聞きながら、各自が適応策を考えていきました。
小雨が降る寒い中で公園散策に参加していただいた皆様方、ありがとうございました。来年度は、コロナが収束してお茶を飲みながら気軽に話し合いができるサイエンスカフェになることを願います。