12月11日(土)、令和3年度第1回既存推進員研修が仙台市の仙都会館で開催されました。コロナ禍で直接会うことができない状況が続いていたので、久しぶりの再会という感じです。今回の研修テーマは、環境学習プログラムの作成です。
はじめに、元教員で今はストップ温暖化センターみやぎのスタッフである亀崎から「環境学習プログラム作成のポイント」についての話です。持続可能な社会の創り手を育てること、学校現場の現状、学校と外部の連携、推進員さんへの期待、そして、プログラム作成のポイントなどを説明しました。
次に、学校で実践を行った推進員さんたちのグループであるコミュニケーターチームの佐藤俊彦さんから活動を紹介してもらいました。その後、メンバーの門間さんに、作成した学習プログラムを使って模擬授業をしてもらいました。タイトルは「食べ物が泣いている」で地球温暖化と食品ロスについてです。SDGs、食品ロスの量、発生するCO2、飢餓に苦しむ人たち、食べ物を捨てない取り組みなどを説明してもらい、途中、クイズもありました。その後の質疑応答では、「子どもたちからどんな質問が出たのか」など、次々と質問がありました。
休憩を挟み、環境学習のプログラム作成です。地球温暖化、食品ロス、エネルギー、海洋ごみなど、取り組みたいテーマを決めて、グループあるいは個人で作成に取り組んでもらいました。研修の時間内で完成させるのは困難ですので、そのプロセスを共有してもらいました。これをきっかけに、推進員さんが学校に出向いて環境学習の出前授業を行うことにより、持続可能な社会の創り手を育てることにつながっていくことを望みます。参加された皆様、お疲れ様でした。