MELON会員と役員・事務局の交流を目的に開催している恒例のMELONフェスタ。第10期はコロナ禍によりオンライン開催となりましたが、第11期の今年のフェスタは6月4日(土)エル・パーク仙台6Fギャラリーホールにて、対面式(オンライン配信併用)で開催しました。
久しぶりの対面イベント開催でしたが、会場に80名ほどが集まりました。参加者同士が交流や情報交換などで盛り上がる場面もあり、有意義なイベントとなりました。
はじめに、MELON職員から活動報告を行いました。
続いて、劇団仙台小劇場の環境劇「DANDANおんだんか」の上演を行いました。劇はクマたちの恋愛物語ですが、気候変動や化石エネルギーの問題を取り上げ、ユーモアの中にも鋭いメッセージを盛り込んだ内容でした。演劇という誰でもが気軽に見られる方法で伝えることで、地球環境問題を考えるきっかけづくりになったと思います。
その後は、MELONが小中学校への環境出前講話などで一緒に活動しお世話になっているケンタロ・オノさん(一般社団法人日本キリバス協会・代表理事)とMELON理事長の長谷川公一(尚絅学院大学大学院特任教授)、MELON理事で今回のフェスタの実行委員長でもある石垣政裕(劇団仙台小劇場・演出家)の3名によるディスカッション「地球温暖化は止められるか?」を開催しました。
気候変動に関するこれまでの活動事例や、危機的な状況から行動変容が求められる現状についてなど、幅広い議論が行われ、来場された皆さんが自らの行動について見直す機会を提供できたのではないかと思っています。
ディスカッションの後半では来場された方とスピーカーがやり取りする場面も。
また、会場内にはMELONを支える協同組合や部会・プロジェクトによるブース出展もありました。
みやぎ里山応援団の「樹木当てクイズ」に参加したり、ストップ温暖化センターみやぎが開発した「タブレット教材」を体験したり、、、
他にも、来場された方が部会メンバーから展示内容の説明を受けたり、来場者と役員・ボランティアの皆さんが交流したりする姿が多く見られました。
最後はMELONフェスタの恒例企画となっている「理事長賞」の発表。MELON理事長の長谷川公一が表彰したいと思う個人・団体などを独断で選出し表彰するものです。今年はMELONが環境省と協働で運営している「東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北)※外部リンク」が選ばれました。東北6県の環境団体・環境活動の現場と現場をつなぐ架け橋として、長年にわたって尽力してこられた功績を讃えてとのことです。
いつもMELONの活動を支えてくださる会員の皆さまとボランティアの皆さま、役員や事務局スタッフなどが笑顔で交流する姿に、対面イベントの効果をあらためて実感するとともに、MELONの活動は本当にたくさんの方々に支えられてきているのだと感じました。
ご来場いただいた皆さま、ボランティアとして手伝ってくれた皆さま、ブース出展等ご協力いただいた皆さま、ステージに出演してくださった皆さま、本当にありがとうございました。