日 時:2022年6月12日(日) 9:30~15:30
場 所:仙台市広瀬川の5地点(関山トンネル、ニッカ橋、大沢橋、牛越橋、千代大橋)
6月12日(日)、MELON水部会のメンバーが、広瀬川の上流から下流までの5地点にて水質調査・水辺観察活動を行いました。活動はなんと2007年から続いています!
当日は雨の降る中、関山トンネル付近から調査スタート!
この辺(関山トンネル横)は広瀬川の上流にあたります。
雨が降っていて、流れは速く、水は澄んでいました。
川の水を採取して、匂いをかいだり、調査用キットを使って試薬との反応を測定したり、透視度計を使って透視度を測ったりしました。
2か所目は「ニッカ橋」です。川岸で水を採取できないような場合では、橋の上からバケツをおろして川の水を採取します。
採取した水を試薬と混ぜて反応時間になったら色見本と比べて測定値を確認します。何番の色に近いかな~?!
3か所目は「大沢橋」です。ここでもバケツを使って川の水を採取しました。
水が入ったバケツは結構な重さなので、水面から橋の上まで持ち上げるのは大変です。
採水地点より下流側の芋沢川との合流地点では、泥水(芋沢川からの)と混ざっていました。松くい虫にやられた松の木も。
4か所目は「牛越橋」付近です。河道を拡げる工事中で、例年の採水地点に進入できないため、牛越橋近くまで移動して、 柄付きの採水器 を使って川の水を採取しました。透視度計の底には二重線のバッテンが表示されていて、上からのぞいた時に二重線がくっきり見えるようになるまで水を抜きます。
最後は「千代大橋」付近です。前年より水量は多く、およそ1mは水面が上がっていました!
前年の写真と見比べると水位の違いが一目瞭然!
>>こちらから前年の様子がご覧いただけます。
5地点での調査結果は、「身近な水環境の全国一斉調査」(※)に活かされる貴重なデータでもありますので、全国水環境マップ実行委員会に提出します!
※身近な水環境の全国一斉調査:2004年から、世界環境デー(6月5日)に最も近い日曜日を中心に、市民団体と国土交通省が協働して行われている。
「身近な水環境の全国一斉調査」に参加申し込みをすると、試薬や容器が送られてくるので、それらを使って水質調査した結果を提出する。
全国から集まる調査結果を元にマップが作成され、冊子として発行されているほか、PDFでも公開されている。
<詳しくはこちら>
全国水環境マップ実行委員会ホームページ
http://www.japan-mizumap.org/
▲水質調査で使う簡易分析キット
写真左:MELON水部会にて購入いたキット
写真右:全国水環境マップ実行委員会から届いたキット
\水部会の部員募集/
自分が暮らす地域の水環境について、楽しみながら学びませんか?
なんとなくキレイ、キタナイということではなく、測定結果や周辺観察からは、きっと発見があります!
活動にご興味のある方は、ぜひ、MELON事務局にお問合せください。