事務局日記を初めて更新します。 総務・ストップ温暖化センターみやぎ・水部会・食部会を担当しております、小山田です。直接お会いした方や情報紙ではご挨拶させていただきましたが、2018年秋頃から産休育休をいただいており、昨年度の秋に復職しました。改めましてよろしくお願いします。
大学卒業後にMELONに入職してから、ストップ温暖化センターみやぎと東北環境パートナーシップオフィスのスタッフを経て、いまは3歳と1歳の子どもの母となり、MELON事務局スタッフとして戻ってきました。とても理解のある上司と同僚のみなさんに支えられて、やりがいを感じている仕事をなんとか続けられています。
子どもが生まれてからは、怒涛の日々に追われ、普段の暮らしの中ではなかなか環境を意識することができない部分が増えました。例えば、紙おむつ。ごみを増やすと分かっていても、布おむつに手を出すことはできませんでした。移動手段もほとんど公共交通機関を利用していたのに、いまや車を使わない日はなくなってしまいました。他には、食べ残し。子どもたちは「もったいない」という概念を持ち合わせていないので、本能のおもむくままです。食べ残しはもったいないと私は分かっているけれど、ぐちゃぐちゃに床や壁に散らばったものをいくら親の私でも食べる気にはなれず・・・
日々の生活を回すことに協力的ではないどころか、自分の命を維持することにも協力的ではない(お腹がすいたら食べる必要があると分からない、自分のジャンプ能力をはるかに超えるダイニングテーブルから飛び降りようとする、簡単に道路にダッシュし飛び出そうとするなどなど)子どもたちと一緒に過ごすとなると目を離せない時間も多く、限られた時間の中では手軽さや便利さを優先させてしまうところが多々あります。やはり少しは心や時間にゆとりがないと「環境」を意識することって難しいなと感じました。
それでも反面、子どもたちのおかげで、環境に配慮した選択や行動を暮らしの中に取り入れることにつながった部分もありました。生活リズムは太陽とともに起きて寝る毎日だし、テレビはほとんどつけなくなりました。選ぶ食材も前はできれば国産をという感じでしたが、いまは必ず国産、できれば地元を応援したいので県産のものを買うようになりました。子どもが生まれる前にはやっていなかったことが、新たにできるようになったんです!
復職して半年を振り返り、業務に取り組みながら、そうしたことを考えたり感じたりしました。 きっと自分の置かれた状況に合わせて、できることをできるときにやることが大事なのかなと思っています。
(事務局スタッフ 小山田)