気候変動出前授業を行いました。

こんにちは。MELONインターン生の芳賀です。気候変動出前授業について報告します。

2022年7月8日、仙台市立泉松陵小学校の5年生に向けて 、MELON事務局のスタッフが「気候変動に関する出前授業」を行いました。

まず初めにキリバスの挨拶、じゃんけんから始まり盛り上がる子供たち。 以前、ケンタロ・オノさんからキリバスについての話を聞いた子供たちでしたが、その内容を思い出しながら、講師の気候変動についての話を真剣に聞く姿勢が見受けられました。

「SDGsってなに?」という問いかけで、 まだ学校の教科書には出てきていない にも関わらず、すでにSDGsについての知識がある、何となく聞いたことがあるというように、子供たちの中でも気候変動が知られているという発見がありました。

SDGsの概要や日本がどれだけ達成されているのかという話をした後、子供たちに気候変動の問題について興味、関心を持ってもらうための教材「家庭でできる!気候変動対策」を用いた活動が行われました。この教材は、子供たちが家庭でできる取り組みを行った場合の「二酸化炭素の排出量」と「エネルギー使用時にかかるお金」の増減を視覚的に捉えることができます。

冷暖房、家電・照明、キッチン、風呂・トイレ、車という項目ごとに、具体的な対策を行った場合に二酸化炭素の排出量の削減量や節約金額が数値として出てくるので、子供たちが身近な場面から地球のためにできることを考えることができる教材です。減らせる二酸化炭素とお金の金額の多いものに注目して、楽しそうに活動に取り組む子供たちの姿が見られました。

最後に講師から、この教材を1年間使用できることが子供たちに伝えられ、家族と一緒に取り組める対策を考えるきっかけになっていました。子供たちから他の子供たち、先生、家族へ、というように今回の授業で環境保全のための取り組みの輪が広がる第一歩が生まれたと感じました。

MELONインターン生 芳賀 眞結子