2022年9月6日(火)、仙台市立八木山小学校5年生91名を対象にtbc東北放送 気象予報士の星野誠さんによる「小学5年生のためのお天気講座」が行われました。
ストップ温暖化センターみやぎでは、2022年度もエフピコ環境基金の助成を受け、「SDGs教育プロジェクト」として学校向けの学習支援を行っており、八木山小学校5年生はその中の一つです。
はじめに、 星野気象予報士は、仙台で降ったヒョウのことにふれ、「この日、八木山小学校5年生の皆さんは泉ヶ岳での野外活動中で大変だったと聞いています。」という話からはじまり、子どもたちはいっきに話に引き込まれた様子でした。
八木山小学校の先生によると、5年生の皆さんは、総合の単元の中で「こちら八木山気象台」と題し、1年をとおして、理科の天気の単元も生かしながら学習に取り組んでいるとのこと。
どうすれば必要な気象情報を手に入れることができるのか、気象災害に対してどのように備えるのかなどのテーマを設定しており、本物の気象予報士さんの話を聞きたいと願っていたそうです。
星野気象予報士のお話は、小学5年生のときに天気予報をテーマに自由研究をしたという自己紹介からはじまりました。
それから、天気予報はどのようにつくられているのかという話では、関係している国の機関(気象庁)や仙台管区気象台のこと、アメダスという機器により、気温、風の強さ、雨の量などが日本各地(全国に約1,300ヶ所)で「観測」されていること、観測データをもとにコンピューターが様々な計算をし、私たちがテレビで見る「天気予報」ができあがっていることが分かりました。
さらに、台風などの避難が必要になる気象のこと、地球温暖化のこと、SDGsの気候変動対策についての話がありました。
最後の質問タイムでは、気象予報士さんに直接質問できた子どもたち。充実した様子がうかがえました。
ストップ温暖化センターみやぎでは、引き続き、八木山小5年生の先生と連携しながら学習支援を行っていく予定です。
(ストップ温暖化センターみやぎ 早川)