2022年9月8日(木)、丸森町立丸森中学校でSDGs環境出前講話・キリバス編が行われました。
キリバス編は、仙台ご出身でキリバス人であるケンタロ・オノさんを講師に招き、キリバス共和国で暮らす人びとの暮らしを紹介しながら、気候変動によりキリバスが直面している問題、食品ロスや海洋ごみ問題などのことなどSDGsについて学ぶことのできる内容です。
聴講者は、丸森中学校2年生90名の皆さん。
はじめに、ストップ温暖化センターみやぎの職員から当団体について紹介をした後、講師のケンタロ・オノさんにバトンタッチ。
オノさんの自己紹介から始まりました。
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オノさんは、10代の頃、仙台から単身でキリバスに渡り、高校時代を過ごされたそうです。
最初は様々なカルチャーショックがあったとのことですが、20代でキリバス人になられました。
丸森中学校2年生の皆さんは、自分たちと同じくらいの年だったオノ少年の話に引き込まれている様子で、熱心にメモをとっていました。
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オノさんは、キリバスで暮らす人たちの様子を映像や写真を交えながら話されました。
食べ物、住まい、日常の風景など、日本とは異なる風土や文化を知る機会となりました。
さらに、キリバスが気候変動の影響により危機的状況にあることも伝えられました。
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丸森を流れる阿武隈川は、海とつながり、海はキリバスとつながり、丸森でのアクションはキリバスにつながるという話をうけ、「私たちは何をすればいいですか?」といった質問が出るなど、丸森中学校2年生の皆さんは真剣に耳を傾けていました。
(ストップ温暖化センターみやぎ 早川)