前回の「梅田川リバーウォーク」に続いて、仙台市立北六番丁小学校5年生の川の環境学習のお手伝いをしてきました。今回は歴史グループと水質グループに分かれての活動です。歴史グループは、長年、梅田川の環境保全活動を続けてきた団体、リバーズネット梅田川の方々の話を聞き、水質グループは、MELONスタッフが同行して梅田川沿いの公園で調査を行いました。
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気温2℃、水温1℃の中、CODパックテストで水質を調査しました。テストの仕方は経験済みとのことだったので、担任の先生にお願いしました。次に、透視度計を使って透明かどうかを見ていきました。長さ100cmの筒に川の水を入れて、上からのぞいて透視度を測りました。季節や天気に左右されますが、当日の透視度は80cmほどで見た目も透き通っていました。
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さらに、水や周りの様子(色、におい、音、流れなど)を五感を使って観察して、提供したワークシートに結果を記入していきました。当日は気温、水温ともに低くて流れがないところは凍っていました。すぐそばではブルドーザーが川中の土を掘り返していたので、人工の音がしました。上流から流れてきた土砂が堆積して川幅が狭くなっており、それを取り除くための作業とのことでした。
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子供たちは、これから今までの活動と調べ学習などを基にしてスライドにまとめ、授業参観で保護者に伝えるそうです。どんなプレゼンになるか、とても楽しみです。
(ストップ温暖化センターみやぎ 亀崎)