7月16日(日)、東北大学川内キャンパスでサイエンスデイ2023が開催されました。昨年に続き、今年も対面での開催となりました。今回MELONは「地球温暖化防止活動推進員に聞いてみよう!」という講義型のプログラムをおこない、参加者の皆さんには地球温暖化について知ってもらい、推進員さんと一緒に温暖化防止について考えてもらいました。
講座の中で、「地球の気温が上がるペースは100年でどのくらい?」という推進員さんの質問に対して、「10℃くらい」と答えた人が一番多かったですが、正解は「100年で1℃」でした。途中途中でクイズが入ることで、参加者の皆さんも興味をもちながら最後まで集中して話を聞いていました。午前、午後ともに多くの人に参加していただき、地球温暖化について考えてもらうきっかけになったと思います。
また、今回は他団体のプログラムにも参加してきました!参加したプログラムの中から「体感!電気電子〜ロボット・電子機械を知ろう〜」について紹介したいと思います。
「体感!電気電子〜ロボット・電子機械を知ろう〜」は電気電子工学を使ったロボットを通して電気や電子を使った技術を身近に感じることができるプログラムです。コップにスーパーボールを入れたときの感覚や、もっと細かいビーズのようなものを入れたときの感覚を感じることができる機械を触ってきました。見た目は黒い大きめの石のような感じで、ただの電子部品に見えるのですが、パソコン上に映っているコップの中にスーパーボールを落としている映像が流れているときにその機械を触ると、あたかも本当にそのコップを持っているような感触がしてとても面白かったです。また、コップにビーズを入れている映像が流れているときに触ると、スーパーボールの時よりも細かい粒が落ちてくるような触感を体験することができ、とても不思議な気持ちになりました。
原理としては、コップにボールを入れたときに私たちが感じる触感は音の波によるもので、その波を再現して感じることができるようにしているのだそうです。周りの参加者も不思議な感覚を体験して盛り上がっていて、楽しそうでした。
他にも、海水温の上昇による、宮城の海に生息する生物の変化を紹介しているブースや、熱反応を使った理科実験をしているブースなどがあり、どのプログラムも多くの参加者で賑わっていました。サイエンスデイを通して、多くの人が科学を身近に感じたり、環境問題について考えたりするきっかけになったと思います。
CSOラーニング生・沖田