グリーンカーテンの効果測定授業~仙台市立芦口小学校

仙台市立芦口小学校5年生が取り組んできたグリーンカーテンも、種をもらってから3ヶ月となりました。猛暑の中、毎日の水やりを欠かさず行った結果、ようやく大きく育ちました。
そこで、8月31日(水)、せんだいE-Action実行委員会とシンプル&スローライフの会の協力のもと、効果測定の特別授業を行いました。昨年は生育不良、一昨年はコロナ禍のために中止となった授業です。

8月下旬に関わらず、午前中に30℃を超す天気です。これで、8月の仙台市は30日が真夏日という記録となりました。着いたらすぐに水やりをしました。仙台放送とKHB東日本放送、河北新報の取材もありました。

今日は、5月にアサガオとゴーヤの種をくれた伊達武将隊にも来てもらいました。武将隊からおことばをもらったあと、ストップ温暖化センターみやぎのスタッフから考えられる効果と測定方法の説明をしました。今回は主に温度を下げる効果の測定が中心ですが、CO2の吸収や葉の蒸散作用、さらに、ストレス緩和など、いろいろあります。

外に出て、効果を測定しました。日なたと日かげの温度を棒温度計で確かめました。どちらも30℃を越していました。コンクリートの表面温度を放射温度計で測定しました。違いは10℃以上ありました。熱の分布の様子をサーモグラフィで確かめました。日なたは赤、カーテンの日かげは黄~緑とはっきりと変化が見られました。伊達武将隊にも測定を手伝ってもらいました。

熱中症アラートが出るくらいの暑さでしたが、グリーンカーテンの効果を確かめられました。引き続き、5年生の教室がある4階まで育てていってほしいと思います。

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