9/10(日)、角田市で開催されたはやぶさ祭りに出展してきました。当日は天候にも恵まれ、2,280名の参加者がいたようで、とてもにぎわっていました!
私たちmelonは、「夜の地球儀から考える私たちの暮らしとエネルギー」という題名で、ブース出展をおこないました。内容としては、①夜の地球儀の中から日本や他の明るい地域を探す、②エネルギーのかばんを使ってエネルギーの重さを実感する、③手回し発電機を回して、そのあとクイズに答えるという主に3つの体験を通して、エネルギーについて考えてもらいました。
夜の地球儀を初めて見た人がほとんどで、皆さん興味津々でした。子どもたちの中には日本が明るく光っているのを見てなぜか考えている子もいました。韓国が明るくなっていることに驚く人が多かったように思います。
エネルギーのかばんのブースでは、中国、日本、アメリカの一人が使うエネルギーの重さを体感してもらいました。中国は、全体としては消費量が多いのですが、人口が多いため1人あたりの消費量は日本よりも少なくなります。中国より日本のほうが重いことに驚いている人が多かったです。
発電機のブースでは、手回し発電機を回し、そこから、手回し発電機で洗濯機を動かすには何個の発電機が必要かクイズに答えてもらいました。選択肢は1コ、3コ、10コで、3つの的を用意し、正解だと思うところにボールを投げてもらいました。正解は3コなのですが、10コと答える人が多かったです。あくまで理論的な想定ではありますが、手回し発電機3コで洗濯機を動かすことができます。意外ですよね!
今回のイベントの中で一番人気だったのは、「ウルトラワンチャン」でした(上の写真)。元々は乾電池で動くおもちゃで、推進員さんが手回し発電機で動くように改造(?)してくれたものになります。見た目の可愛さと、手回し発電機をまわすと一回転するというおもしろさから、子どもたちに大人気でした。人気過ぎて途中動かなくなることもありましたが、そのたびに推進員さんが修理してくれ、なんとか最後までがんばってもらいました。ウルトラワンチャン、お疲れさまでした!
今回、初めてイベントの出展内容を考えて、実際に開催させていただくことができました。楽しいイベント内容にすることはできたと思うのですが、イベントを通してエネルギーや環境について考えてもらうというところはあまり達成できなかったと思います。イベント内容を充実させながら、イベントのコンセプトやメッセージを伝える難しさを感じました。現在宮城地区のCSOラーニング生が合同でエシカル消費(思いやり消費)を普及させるためのワークショップの開催を企画しているので、今回の経験や反省を生かしながら頑張っていきたいと思います。
CSOラーニング生・沖田