SDGs環境出前講話気候変動編~船岡支援学校

1月29日(月)、SDGs環境出前講話気候変動編を船岡支援学校で行いました。高等部2年の2名が参加しました。船岡支援学校は3年連続の開催となりますが、気候変動編は初めてです。MELONスタッフ3名で訪問しました。講話は、「家庭総合」という教科の授業として行われました。教科書を見せてもらうと、最初にSDGsについて触れられており、衣食住をテーマとしたとても詳しい内容が書かれていました。

5時間目は、スタッフによる気候変動の講話です。SDGs、気候変動の原因や影響、将来予測、対策などについて、クイズや動画を交えて行いました。休憩後の質問タイムでは、「他の団体と協力した活動は行っているのか。」や「映像で極地が赤くなっているのはなぜか。」など、熱心な質問が出ました。

6時間目は、次のようなワークショップを行いました。
①ウェブ教材「家庭でできる!気候変動対策」
タブレット端末でウェブ教材を開き、どんな対策がどれくらいCO2を減らして、いくら金額が節約できるかを試しました。ちょっとした取り組みでもかなり効果があることに気付いてもらえました。

②エネルギーのかばん
日本、中国、アメリカの「1人あたりの1日のCO2排出量」をかばんで持ってもらい、それぞれどこの国かを当てます。先生が持って重さを伝えて、生徒さんが答えていきました。

③ミニソーラーパネルでの発電
太陽光を当てて、USB扇風機を動かします。直射日光が当たらなかったものの扇風機が回ったので、歓声と拍手が起こりました。
④手回し発電でおもちゃを動かそう
最後は、手回し発電機の取っ手をぐるぐる回して、おもちゃを動かしました。とてもコミカルな動きに、生徒さんも先生も大喜びでした。
楽しく学ぶことができる講話及びワークショップとなり、さらに、高校の教科書の内容にもつながりました。何よりも生徒さんと交流できたことが一番でした。