川を見る、調べる~仙台市立北六番丁小学校

仙台市立北六番丁小学校では、SDGs教育プロジェクト校の一つとして、梅田川を取り上げた環境学習の支援を行っています。前回は、かつて北六番丁小学校に勤務していたMELONスタッフの亀崎が講師となり、「梅田川インフォメーション」として先輩たちの梅田川での取り組みを紹介しました。

7月16日(火)、今回は、東北工業大学の山田一裕先生(MELON理事)をお呼びして、「川を見る、調べる」の出前授業です。
前半は、「川の水が汚れているとは、どのように汚れているか」、「とごれはどこから来るのか」などの質問を子どもたちに投げかけながらいろいろと考えさせました。
次に、実験です。汚れの入っていない水とジュースを一滴入れた水を比べてみると、パッと見ただけではどちらも透明な水に見えます。しかし、CODパックテストで調べてみると……。

後半は、山田先生オリジナルの「生き物カードゲーム」です。ルールを説明した後、グループに分かれて行いました。難しいかなと思いましたが、子どもたちはたちまち覚えて、楽しみながら取り組んでいました。また、川の汚れの指標となる水生生物の標本を見て、興味津々でした。

川の見方、調べ方を教えてもらった子どもたち。今日の学習を受けて、次は、梅田川の水質調査活動となります。学区内を流れる梅田川中流の今の水質はどうなのか、どんな水生生物がいるのか、調べていきます。