2024年8月1日(木)、せんだい環境学習講座(仙台市環境共生課)のプログラムとして、MELONスタッフが講師となり、打ち水を中心とした環境学習を行いました。参加者は、荒町児童館に通う3~6年生の子どもたちです。場所は、仙台市若林区荒町にある毘沙門天です。当日は、そこで夏祭りが行われるということで、みなさん、準備に追われていました。
はじめは、MELONスタッフ早川による「みじかな かんきょう はっけん~打ち水で ちきゅうを すくえ!」のお話です。地球温暖化の影響、原因、対策の一つとしての打ち水などについて、3年生にも分かるように話しました。例えば、「産業革命」は、「農業中心から工業中心へ」というように、言葉を変えて伝えました。
・ヒマラヤの氷河が溶けてしまった写真に、「ええええ~」
・砂漠化が進んでいることに、「やべえ~」
・豪雨には、「朝、テレビで観た」
というように、とてもよい反応でした。
次は、「SDGsかるた大会」です。4、5人のグループを組み、絵札を取り合いました。だれかが取ったあと、次の札が呼ばれるのを待つ姿がとても静かで、立派でした。絵札の裏には、SDGsの目標について、詳しく解説が書いてあるので、夏休みの自由研究の参考に、しばらく貸し出すことにしました。
最後は、いよいよ「打ち水」です。気温は28℃でまずますの打ち水びよりです。バケツに水をくみ、ひしゃくでアスファルトの地面に水をまきました。水をまいたところとまいていないところの温度を放射温度計で確かめました。さらに、熱の分布もサーモグラフィで確認しました。水をまいた後は、涼しい風が吹き抜ける感じがしました。
地球温暖化、そして暑さ対策として、「打ち水」を各家庭でも行っていきましょう!