9月14日(土)「落語で知る環境問題」でアマチュア落語家の寝床屋道楽さんによる落語と、寝床屋道楽さんとMELONの理事でもありNPO法人劇団仙台小劇場理事長劇作家・演出家の石垣政裕さんとの対談を2部構成で行いました。
第一部では寝床屋道楽さんが古典落語「こんにゃく問答」を披露してくださいました。
第2部の対談では、落語から伺える江戸時代のモノが上手く循環していた社会の様子や落語でよく題材になる火事についてなどをお話いただきました。
「こんにゃく問答」についても、「偉い人賢いはずの人たちが話し合っている席でもお互いの言葉の正確な意思、意図が全く違って伝わっていることもある」とおしゃっていてはっと気づかされました。
第一部で落語を聞いているときは、ただ面白い話として聞いていたものがそう言われてみると見方が変わってきて深く考えることができ話の面白さが増したように思いました。
「かんきょう見聞記」をまとめた書籍「落語で知る環境問題」のイラストを描いてくださった加藤信子さんのお話も聞くことができました。
加藤さんの話の中でも「イラストを描く参考に図書館に行った時も江戸の暮らしとリサイクルについての本があった」とおっしゃっていらして、やはり循環型社会として江戸は今よりもはるかになりたっていたのだろうと考えることも出来ました。
CSOラーニング生 長谷川