SDGs教育プロジェクト校の一つである仙台市立鹿野小学校5年生ですが、2学期から総合的な学習の時間のテーマを環境から防災に切り替えて学習がスタートしました。そこで、10月22日(火)、SDGs環境出前講話防災編を行いました。講師は、宮城教育大学3年生の庄子さくらさんです。東日本大震災のときに仙台市立荒浜小学校の1年生だった庄子さんが、大学生の語り部としてはじめて小学校で話をするという会です。
小学校3年生のときに、震災遺構荒浜小学校を見学したことのある子どもたちでしたが、当時、そこに通っていた人から話を聞くという機会になりました。庄子さんには、震災前の荒浜、震災時の緊迫した様子、避難所体験、その後の小学校生活などを話してもらいました。
最後に、震災からの教訓を伝えられた子どもたち。11月の学習発表会には、国語の教科書にある物語の群読の中に今日の話も加えていくそうです。
「辛かったことは?」
「なくしたものでいやだったものは?」
「そんな中で楽しかったことは?」
次々と質問がきました。
これをきっかけに、防災の学習をとおして自助と共助を身に付けていってほしいと思います。