塩竃市浦戸諸島の寒風沢島散策を実施

2024年11月10日(日)、MELON水部会にて、塩竃市浦戸諸島の寒風沢島にて水環境を学ぶ散策活動を行いました。
2022年度から塩竃市浦戸諸島での散策を通して水環境への理解を深めることとしていて、今回は、3島目となります。
MELON水部会では、 宮城県内の健全な水環境保全を進めるため 、広瀬川の水質調査や県内の水にまつわる神様(水の神様)調査を行っています。

・野々島レポート 2022年10月8日 
https://www.melon.or.jp/wp/2022/10/11/nonoshima20221008/

・桂島レポート 2023年10月22日
https://www.melon.or.jp/wp/2024/03/30/20231022amehuriishi/

■活動概要
・日時 2024年 11月 10日(日)9時 〜 15時 マリンゲート 塩釜集合
・場所:寒風沢島 (塩竃市 浦戸諸島)
・参加者12名(MELON水部会5名、MELON事務局1名、宮城県地球温暖化防止推進員1名、一般5名)
・企画・調整 MELON水部会
・案内役:講師/内海信吉氏、地域おこし協力隊/髙橋礼奈氏、田んぼの案内/加藤信助氏
・スケジュール
9:00~ 9:20受付(マリンゲート塩釜 11F)
<行きの船> 9:30塩竃発→ 10:16寒風沢着
挨拶・自己紹介→ 寒風沢桟橋延命地蔵・化粧地蔵→六地蔵→旧小学校前(寒風沢ステイステイション)
→田んぼ→前浜→遊歩道→日和山→寒風沢島桟橋 解散
<帰りの船> 14:08寒風沢発→ 14:54塩竃着

■散策の様子

日和山展望台の十二支方角石(塩竈市指定有形文化財)

地層を見ると土の層が薄いことがわかる。

田んぼの米の品種は純米吟醸酒「浦霞寒風沢」の原料となるササニシキ。河川が無いので天水のみの稲作。田んぼの水路には、野生のメダカ(クロメダカ)が泳いでいる。

田んぼの9割はヨシで覆われている。海が近く土の塩分濃度が高いため、ヨシハラの背丈が低めでそろっている。水分が多いためセイタカアワダチソウは少ない。

遠浅で波静かな砂浜沖にアマモ場が保全されている。

造艦の碑(左端)、巳待供養塔(左から5番目)、巳待塔(右端の小さな石)

・散策の他の写真は報告書(PDF)をご覧ください。

(写真・文 MELON事務局 早川)

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