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地球温暖化防止活動を行う民間団体等の紹介④(海辺のたからもの)
地球温暖化防止が世界でも重要な課題と認識されている中、身近でも様々な団体がこの問題の解決に向けて取り組んでいます。その第一弾として、学生団体「海辺のたからもの」をご紹介します。
本団体は、環境保全と震災後のまちづくりを行っている団体です。
津波被災地である荒浜を主な活動場所のひとつとしていて、
住民やボランティアの方とプラスチックごみを拾い、そのプラスチックごみを使って素敵なアクセサリーを作るワークショップを行っています。
アクセサリー作りの他にも砂絵アートなど、海辺のプラスチックを使ったユニークなワークショップは大人気で、子どもたちとアクセサリーを作るイベントは年間50件程にものぼります。
熱中して2時間もワークをしている子どもがいたり、
海辺のごみや漂流物に興味津々の子どももいたり、
日常とはちょっと違う体験が、海や環境問題への関心につながるかも知れません…!
この団体の立ち上げ・代表は、MELONでの昨年のインターン生でもある、畠山紳悟さんです。
日ごろから、荒浜での海岸清掃活動、海洋ごみ調査など、地域の方々との活動にも参加しています。
地域の方、子どもたち、学生、環境団体、、、たくさんの人たちで協力し合い、持続可能な生活ができるようにしていきたいですね。
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地球温暖化防止活動を行う民間団体等の紹介③(Fridays For Future仙台)
地球温暖化防止が世界でも重要な課題と認識されている中、日本でも様々な民間団体がこの問題の解決に向けて取り組んでいます。今回は第三弾として、近年盛んになってきている気候マーチなどを中心に活動するFridays For Future仙台をご紹介します。
Fridays For Future仙台とは?
Fridays For Future はスエーデンのグレタ・トゥーンベリさんが毎週金曜日に一人で始めた若者による学校ストライキが世界中に広がる中で、その運動、そしてその運動をしている仲間の団体の総称となっています。
グローバル気候マーチは、Fridays For Future International さんが学校ストライキに大人も参加するように呼びかけたことから始まった、全世代型のグローバルストライキです。多くの国々で、それぞれの国の文化と政治的情勢に合わせ、この「ストライキ」は、「マーチ」や「モビリゼーションの日」などと訳されています。
そのような動きの中、グローバル気候マーチを仙台でもやろうということで動き出したのがFridays For Future仙台です。実際に2019年の9月20日、11月29日に2回気候マーチを行い、仙台に大きなムーブメントを起こしています。
なぜマーチを行うのか
いま地球は危機的状況です。 気候危機と人類を含むあらゆる生命の行く末は今を生きる私たちのこれからの10年の行動にかかっています。しかし、まるで何も起きていないかのように社会は動き、わたしたちの多くは日常を過ごしてしまっています。 このまま各国のリーダーが十分かつ迅速に二酸化炭素削減を実施することなく、化石燃料(石油・石炭・ガスなど)関連産業を始めとする様々な産業の多量の二酸化炭素排出を黙認すれば、地球のエコシステムにもう手を打つことのできない不可逆的なダメージを与え、気温上昇や気候変動による被害の深刻化を止めることができなくなってしまいます。
すでに大勢の人々が苦しんでいます。 現在すでに多くの人が気候変動による、干ばつ、熱波、台風、豪雨により家や生業、そして健康を破壊され、国内外への移住をする人も年々急速に増えています。 その影響は、経済的貧しい国や地域に住む人々、また日本国内でもお年寄りや子供達のように身体的弱者により顕著に体験されています。 化石燃料をやめ、再生可能エネルギー100%社会への公正かつ速やかな移行を目指して動かないと、気候変動による被害は深刻化の一途をたどってしまいます。
化石燃料の廃止を目指して。 クライメート・ジャスティス(気候正義:気候危機の影響が社会的弱者により大きな影響を与えている状況を変えようとすること))や、これまでの経済的・歴史的不平性に対する補償などの、公正さを確保した上での、100%再生エネルギー社会に向けたエネルギー革命 を速やかに進めていかなくてはいけません。
このムーブメントを成功させるためには、私たち一人ひとりの力が必要です。 ぜひ11月29日の気候マーチにご参加ください!マーチは12月2日のCOP25に先駆けて開催されます。
この日、世界中の数百万の人々が再び一斉に気候非常事態に警鐘を鳴らし、科学的データに基づいた公平な気候変動対策を各国政府に求めます。日本でも多くのアクション・マーチが企画されています。ぜひご参加ください。
活動内容
以上のような、全国、世界規模の気候マーチに加えて仙台では、独自の活動を試みています。 その目玉は毎週金曜日に行われる学校ストライキです。毎週10:30過ぎから13時前までこのようなプラカードを掲げ気候変動の解決を求めた声を大学から上げています。
まだ立ち上がって半年も経たない団体でいまだ思考錯誤しながらですが、学生にできることを模索しながら、今後の活動も行っていきます。
全国、世界各国にあるFridays for Futureですが、各都市によってそれぞれの個性を生かしながら運営が行われているようです。
地球のため、未来のため活動している人は私たちにとっても非常に励みになります。ぜひとも一緒により良い世の中を作っていきたいですね!
グローバル気候マーチについて Fridays For Future仙台
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地球温暖化防止活動を行う民間団体等の紹介②(一般社団法人日本キリバス協会)
地球温暖化防止が世界でも重要な課題と認識されている中、日本でも様々な民間団体がこの問題の解決に向けて取り組んでいます。その第二弾として、一般社団法人日本キリバス協会をご紹介します。
主にキリバスと日本の架け橋として環境講座や情報提供、交流事業、調査事業、翻訳・通訳業務などを行っています。
ストップ温暖化センター宮城では、環境学習の一環として協会代表である、ケンタロ・オノさんを講師としてお招きし、キリバスの現状や、文化などをお話いただいています。
キリバスは太平洋の南に位置する島国で非常にきれいな海が広がっています。
しかし、近年では地球温暖化の影響で海水面が上昇し、国の存続が脅かされるような危機的な状況に陥っています。
普段は気にするきっかけがなく、忘れてしまいがちですが気候変動はすでに大きな問題として広がっており、それで苦しんでいる人たちがいることを思い出させてくれます。
子供たちは毎回熱い目でとても真剣に話を聞き、多くの感想を寄せてくれます。
このような講和を通して気候変動について知るきっかけを作り、未来の世代とともに一緒に考えるきっかけを今後も作ってまいります。
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地球のために、宮城から
地球のために、宮城から みやぎ環境フェスタ 日 時:2020年1月12日(日)11:30~16:00 場 所:せんだいメディアテーク1階 オープンスクエア 来場者数:500名 主 催:宮城県 共 催:公益財団法人宮城県環境事業公社 運営団体:(公財)みやぎ・環境とくらし・ネットワーク 推進員:千葉きえ子、宇佐美久夫、庄子良二、井上正志、蓬田恵美子、橘内孝一、篠原富雄 診断士:佐々木義朗、塚崎隆夫 出展団体(順不同):MELON 情報センター、宮城教育大学大気科学研究室、宮城県再生可能エネルギー室、仙石エコ隊(推進員グループ)、みやぎ生活協同組合、東北地域エネルギー・温暖化対策推進会議、東北電力株式会社 宮城支店、宮城県環境政策課、仙台管区気象台、宮城県気仙沼高等学校、海辺のたからもの、宮城県 白石工業高等学校、ストップ温暖化センターみやぎ、株式会社 三創、宮城県 水産業基盤整備課、花王グループカスタマーマーケティング株式会社
今回もみやぎ環境フェスタではお楽しみが盛りだくさんんでした! ブースでは全16団体にブース出展してもらいました!
さらにステージ企画では南極・北極○×クイズ大会を開催! 多くの方に参加してもらい大盛り上がり!
ここで○×クイズ大会の最終問題をご紹介 問題!
「シロクマの毛の色は白である!」○か×か!?
答えは一番最後に書いてありますよ!
ステージにはその他に 令和元年度 宮城県ストップ温暖化賞表彰式や
講演会も行いました。
講演会では地球温暖化と南極・北極そして私たち」と題し、 国立極地研究所及び総合研究大学院大学名誉教授、国立極地研究所特任教授の山内恭さんより講演してもらいました!
それに合わせてブースでは南極の氷や南極観測隊の装備の展示も行いました!
最後まで多くの方に来場していただき、盛り上がったイベントとなりました!
展示した南極の氷は日本の南極観測隊の方が採取し、南極観測船「しらせ」で持ち帰ったものだそうです。 約1~2万年前に降った雪が押し固まってできた氷で、当時の空気がそのまま閉じ込められているため、水に入れるとプチプチと太古の空気がはじけでる音が聞こえます。 ロマンですねっ!
さて、クイズの答えですが、
正解は×!
シロクマの毛は実は半透明! 1本1本がストローのような空洞になっており、光を乱反射するのできれいに白く輝いて見えるんです。 皆さん正解しましたか?
(ストップ温暖化センターみやぎ 吉田)
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地球温暖化防止活動を行う民間団体等の紹介①(Climate Youth Japan)
地球温暖化防止が世界でも重要な課題と認識されている中、日本でも様々な民間団体がこの問題の解決に向けて取り組んでいます。その第一弾として、ユースで全国規模で活動するClimate Youth Japanをご紹介します。
Climate Youth Japanとは
青年環境NGO Climate Youth Japan(CYJ)は2010年春、気候変動枠組条約締約国会議(COP15)に参加した日本ユースによって設立された、ネットワーク型の青年環境NGOです。 「ユースが気候変動問題を解決へ導くことで、 衡平で持続可能な社会を実現する」をビジョンとして、パリ協定の2℃/1.5℃目標の達成、ユースが社会の意思決定のプロセスにかかわることを目指しています。 現在、全国各地から集まったメンバー40名(賛助会員数)で活動しています。毎月の勉強会、ミーティングは基本的にオンラインで行い、年に2度合宿を開催します。
活動内容
CYJは主に4つのチームに分かれ、プロジェクトを行っています。ライフスタイルチーム、エネルギーチーム、サステナリンピックチーム、そして海外事業です。それぞれの観点から気候変動問題解決に取り組み、ユースとしての大きな役割を担っています。
海外での活動
1. 国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)への派遣
CYJは、COP15の時に集まった日本の青年が中心となって設立された団体です。そのため、COPとは縁が深く、翌年のCOP16からCYJとしてメンバーを派遣しています。
毎年派遣チームを結成し、ネゴシエーショントラッキング(交渉の成果について書かれたペーパーなどを読み解き、議題の進捗や流れを追う作業)や強化合宿を経た後、代表メンバーを派遣します。現地では、ロビイングやジャパンパビリオン等のサイドイベントでの発表、情報発信を行います。帰国後はエンパワーメントの活動の一環として派遣報告会を開催します。
[おおまかなスケジュール COP23の場合]
[過去の活動報告書]
COP23
エネルギー
日本は、電力エネルギーの面から見ると大半を海外から依存しているのが現状です。しかし、今ヨーロッパの環境先進国を中心に世界中で化石燃料から再生可能エネルギーへのシフトが進められています。
エネルギー問題は経済や環境、安全などが複雑に絡み合う問題であり、未来社会の主役となる若者の参加は不可欠です。
これまでの活動
1. エネルギーワークショップの開催
次世代エネルギーワークショップは、未来社会を担う若者たちのための参加型エネルギー教育プログラムです。エネルギー問題は経済や環境、安全などが複雑に絡み合う問題です。近年、原発事故の発生やパリ協定の発効により、長期的にどのエネルギーを選ぶかについての国民的議論の重要性が増しています。なかでも、未来社会の主役となる若者の参加は不可欠です。本ワークショップは、その議論の場を創り、若い世代の能力を引き出していくプログラムです。
2. 第5次エネルギー基本計画への提言
5月19日から6月17日の間に経済産業省資源エネルギー庁が募集していた第5次エネルギー基本計画のパブリックコメントへ私たちも参画しました。4年前の第4次エネルギー基本計画から2030年の計画を見直したことに加え、今回の計画は2050年を見据えた複線シナリオを用意していることが特徴です。私たちがエネルギー政策を通じてどんな社会を望んでいるのか、ぜひチェックしてみてください。
・Climate Scorecardに寄稿した第5次エネルギー基本計画に関する記事
・メンバーがメディア POTATOに寄稿した記事
ライフスタイル
気候変動問題解決のためには、国や企業の努力だけでなく、私たちの価値観や暮らし方や財・サービスの選択が低炭素な方向に転換すること、すなわちライフスタイルの変革が求められています。私たちと一緒に「COOL CHOICE」なライフスタイルを広めていきませんか?
これまでの活動
環境省や自治体と協働して若者主導のCOOL CHOICEキャンペーンの成功事例を作り、その普及を目指します。
私たちは2018年度より環境省の「COOL CHOICE できるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン」 の若者によるアイデア開発プロジェクトを推進しています。
宅配事業者側の再配達防止に対する取り組みは進む一方で、受け取る消費者の再配達防止に対する意識や行動は、まだまだ改善の余地が多くあります。特に、学生や若年ワーカー、共働き夫婦など、日中の大半を留守にしている方々の再配達防止に向け、”意識や行動”を変えるためのアイデアを、体験とブレストを通じて若者目線から導きだし、今後のコミュニケーション・新サービス開発に役立てて行きます。
これからの活動 引き続き環境省との協働は行っていきますが、それに加え京都府地球温暖化防止活動推進センターと意見交換を行うなど、自治体と連携した同COOL CHOICEのキャンペーンの普及を推進していきたいと考えています。
サステナリンピック
サステナリンピックとは、東京2020大会を持続可能なものにしたい、レガシーにしたいという若者の想いを表した、「サステナブル」+「オリンピック・パラリンピック」の複合語です。 東京大会を機に若者が自らの未来を持続可能なものに作り上げる、そのムーブメントを私たちから起こします。具体的には、東京大会へ向けて活動する日本全国の学生団体とつながり、持続可能性と自身の活動の結びつきについて意識啓発していくと共に、協働で若者の想いを発信する機会を創造します。
これまでの活動
2017年2月よりサステナリンピック事業部を発足し、東京 2020 大会の持続可能性分野に係る意見発信やイベント開催を実施してきたことから、オリンピックテーマとも接続した環境・持続可能性に関する知識の集積を実現しています。
これからの活動
CYJは持続可能なスポーツイベントを実現するNGO/NPO連絡会(SUSPON)に加盟しており、そのYouth部会にて同様に環境面から大会にアプローチしている学生団体おりがみ・立命館大学のSustainable Weekなどと共同して事業を進めていきます。
日本、世界で大活躍するユース団体Climate Youth Japanの紹介でした。これからますますのご活躍に期待ですね! 以下からホームページをご覧になれます。
Climate Youth Japanサイト
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