MELONブログ

みやぎ里山応援団~新緑祭ブース出展

4月29日(土)、仙台市青葉山追廻地区で新緑祭が行われました。今年は、全国都市緑化フェア仙台のイベントとしての開催です。MELONのみやぎ里山応援団は、今年もみやぎ生協と共同でブース出展をしました。出展の内容は、里山応援団の活動の紹介パネルの展示、樹木当てクイズ、バジルの種とローリエの葉の配布、木工品販売(フォレストサイクル元樹)などです。 天候に恵まれ、緑化フェア初の休日とあって、多くの人たちでとてもにぎわいました。

樹木当てクイズは、11種類の樹木を見て触って木の名前を当てるものです。それだけで当てるのはかなり難しいので、ヒントカードを用意しましたが、それでもなかなか当たりません。里山応援団の方々に樹木の解説をしてもらいました。

フォレストサイクル元樹さんによる木工品販売では、木の玉すくいが子どもたちに大人気でした。みやぎ生協では、動物がかじった木の実が展示されていました。

伊達武将隊の正宗様にも足を運んでもらいました。全国都市緑化フェア仙台は、6月18日(日)まで続きます。

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MELONはKiriCANと人材育成事業に関する覚書を締結しました

MELONは、キリバス気候アクションネットワーク(KiriCAN)と、地球環境保全のため、そして地球温暖化防止に向けた取り組みを効果的に進めるため、2018年に「地球温暖化防止活動推進の連携と協力に関する協定書」を締結しています。これまでお互いの活動の情報共有や意見交換を重ねながら、交流を深めてきました。

この度、MELON が地球環境基金より助成を受けて進めている「キリバス共和国におけるトロニバイ人材(環境マスター)育成プロジェクト(※)」を、効果的に進めるために双方協力する「覚書」を、2023 年3月16日付で締結しました。

締結式の後は、KiriCAN の来日メンバーとMELONの長谷川公一理事長のトークセッションを行いました。

KiriCANのペレニセ・アロファ事務局長は「3.11からの復興に立ち向かっている宮城の皆さんから多くのことを感じ、同時に子どもたちや若者が希望であると感じました。MELON の活動は、気候危機や自然災害に備えられる次世代を育てているのだと思います。これから私たちの関係性を、より進化させていきましょう。この先の展開を楽しみにしています。」とコメントしました。

また、KiriCAN ユースリーダーのタニエラ・ヘサイヤ氏は「今回の来日での経験や学んだことを、一人でも多くのキリバスユースに伝え、キリバスでできることを考えたいです。」と今後への思いを語りました。

※「キリバス共和国におけるトロニバイ人材(環境マスター)育成プロジェクト」…2021年度から2023年度の計画で、地球環境基金からMELONが助成を受け進めている人材育成の事業。「トロニバイ」とは現地キリバス共和国の言葉で「自立」を意味する。

(MELON事務局 小山田)

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開催報告:「水環境学習における指導者向け入門講座」@東北工業大学一番町ロビー&広瀬川

2023年3月28日(火)MELON水部会で「水質調査・水辺観察活動リーダー・指導者養成講座」を開催しました。
参加者は、水部会部員のほか、宮城県地球温暖化防止推進員、学校の先生など15名でした。

講座概要はチラシをご覧ください

午前は、東北工業大学一番町ロビー2Fホールにて、水部会の石橋良信部員より水環境問題のトピックスとそのしくみについてのレクチャーがあり、その後、水部会の山田一裕部会長より、水質調査・水生生物の調査について、計画の立て方等の基本的な考え方のレクチャーがありました。
環境基本法という法律があること、河川,湖沼,海域ごとに基準が設けられていることにより、私たちの生活環境の保全が保たれていることを知ることができました。
また、「きれいな水の生物」「きたない水の生物」といった子供も興味も持ちそうなスライドも交えての盛沢山な内容でした。

水道水をそのまま飲んでもお腹をこわさないのは日本と他には数か国くらいという話は見聞きしたことがありますが、水環境の保全はその管理指標や基準値の理解に加え、生活者みんなで守っていく必要があるのだと感じました。

後半では、水質調査の基本を学び、午後からは広瀬川に行き実践しました。
水質調査で使う道具のこと、作業性を考慮して進める必要があること、注意点、手順等について詳しい説明がありました。
なお、水質調査においてよく使われる透視度計(上の写真参照)をはじめとしたいくつかの道具は、宮城県でも貸出されているとのことでした。(ご興味ある方は、ぜひ宮城県に問合せを!)

参加者は3人ずつのグループに分かれて、役割を分担し、調査をしました。
容器は必ず共洗いする、調査項目によっては水温が大きく影響するので直射日光に当てない等に注意しながら、標準色と呼ばれるシートを見ながら数値を記録しました。

最後は、講師の山田一裕部会長より、河川に行けなくても水環境を学べる教材の紹介等もありました。

講座を通じて、水質調査と水辺観察について基礎から学ぶことができました。
それと同時に、河川での活動においては、参加者の安全の確保の重要性がわかりました。

今後の活動にどう活かせるか考えていきたいと思います。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
(MELON事務局 早川)

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開催報告:「いただきます」みやぎ上映会@まちづくりスポット仙台

2023年3月21日(火・祝)MELON 食部会で「いただきます」上映会を開催しました。
参加者は、大人20名、子ども6名でした。

映画「いただきます みそをつくるこどもたち」(オオタヴィン監督・2016 年)は、食育という言葉がないころから、玄米和食の給食と子どもたち自身による味噌づくりを続けてきた福岡県・高取保育園の奮闘を描いたドキュメンタリーです。

日々の食生活を見直す機会を作りたい、親子が気軽に参加できるようにしたいと、食部会メンバーが考えてくれました。また、会場は、今回はじめて泉区長命ヶ丘のブランチ仙台内にあるまちづくりスポット仙台様をお借りしました。

映画の中では、子どもたちがほんの少しの欠片さえ残さずに、一生懸命お口にご飯やおかずを運んでいる姿がとても印象的で、そんな姿と無邪気な笑顔から「食べることは生きること」というメッセージが自然に伝わってきました。

鑑賞後には、MELON 食部会の冬木勝仁部会長が、宮城県は大豆の生産量が全国2位であることや学校給食の無償化が全国的に進んでいる現状を紹介し、「無償化を進めるだけではなく、子どもたちが口にする給食の中身や質についてもあわせて考えていくことが大切だと思います。宮城は学校給食をオーガニックにしていくポテンシャルが十分にあるのではないでしょうか」とまとめのお話をされました。

参加者の皆さんからは「和食を食べる機会を増やしていきたいです」「ずっと観たいと思っていた映画だったので、見られてよかったです」「食べ残しゼロは結果でしかないんですという映画の中の言葉が印象的です」「まもなく子どもの離乳食が始まるので、食を楽しんでもらえたらいいなと思いました」などの感想がありました。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

(MELON事務局 小山田)

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ウェブサイト「みやぎのSDGs環境学習支援」公開しました

ウェブサイト「みやぎのSDGs環境学習支援」(https://www.melon.or.jp/study/)を公開しました!

宮城県内の小中学校、高校における環境を主とするSDGs教育に関する支援事例(小学校12校分)や教員および児童・生徒を対象としたアンケート結果等を掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

<みやぎのSDGs環境学習支援について>

MELONでは、地域で持続可能な社会の創り手を育てるため、通年型の「SDGs教育プロジェクト」と1回完結型の「SDGs環境出前講話」の実施校を募集しており、2022年度の実施校は「SDGs教育プロジェクト」小学校6校、学習塾1校、「SDGs環境出前講話」小中学校、高校等41校となりました。

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