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SDGs環境出前講話・キリバス編~石巻工業高校

2/16(木)、石巻工業高校でSDGs環境出前講話・キリバス編が行われました。今年度最終となります。科学科1年生のみなさん32名が参加しました。石巻工業高校での開催は実に6回目となり、県内最多の学校です。そして、以前、キリバス人の生徒さんが在籍していた学校でもあります。

昨年度に聞いた生徒さんの一人は、講話がきっかけで選択教科を地球環境科目に変えたそうです。時間が50分間と短かったので、中身がギュッと詰まった講話となりました。

生徒のみなさんは、とても集中して聞いていました。
「エンジニアの卵であるみなさんは、地球を守る仕事、人を守る仕事に携わる方々です。」
農業系や工業系の学校で講話を行う意義は、とても大きいといえます。

「すてきなエンジニアになって、SDGsの目標を達成したいです。」
代表生徒のあいさつに勇気や希望をもらいました。今年度最後の講話は、とてもすてきなことばで終わることができました。

(ストップ温暖化センターみやぎ 亀崎)

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SDGs環境出前講話・南極編~美里町立不動堂小学校

2/2(木)、美里町立不動堂小学校でSDGs環境出前講話・南極編が行われました。4年生のみなさん74名が参加しました。南極編は今年度最終となります。夜に雪が降ったため、道路はところどころ圧雪していました。最低気温がマイナス5℃でしたが、南極では、それでも真夏の気温!

事前に社会科の授業で地図帳を開いて南極を確認したそうです。子どもたちの関心は始めからMAXで、たくさんのつぶやきがありました。前半は、「南極ってどんなところ?」の話です。講師の石井さんは、子どもたちとやりとりをしながら講話を進めていきます。

今回は2、3時間目の90分間の講話なので、間に休憩が入りました。石井さんのところに子どもたちが寄ってきて、次々と質問をしました。「それは後から話すからね。」と石井さん。後半は、「観測隊の暮らし」の話です。

子どもたちは、用紙にたくさんメモを取っていました。裏にまで書いている子もいました。南極の自然や生き物、観測隊の暮らし、そしてSDGs。
「SDGsは、みんながこれからも幸せになれる目標です。」
石井さんのことばを受け取った子どもたちの未来のために、講話は次年度も続けていきたいと思います。

(ストップ温暖化センターみやぎ 亀崎)

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祝・ストップ温暖化賞受賞!

宮城県では地球温暖化対策に資する優れた取組等を行う個人又は団体を「宮城県ストップ温暖化賞」として表彰しする「宮城県ストップ温暖化賞」を行っています。
今年4回目となるこの賞になんと!

宮城県地球温暖化防止活動推進員のグループ「コミュニケーターチーム」が受賞しました!

コミュニケーターチームは2022年7月のサイエンスデイでも「サイエンスデイAWARD2022」の「わかりやすくおいし賞」を受賞しています!

コミュニケーターチームは環境出前講話による地球温暖化防止の普及啓発活動を行っています。身近な行動を地球温暖化対策に繋げてもらうことを目的に、生活に密着したテーマで講話活動を実施!

これからも活躍がますます期待できますね!

1月14日(土)みやぎゼロカーボンチャレンジ2050で行われた表彰式の様子は公式サイトでも見ることができます。

また、コミュニケーターチームだけでなく、今年度受賞した団体の紹介パネルは宮城県のウェブサイト、そして県庁13階にも飾られていますのでぜひご覧ください!

コミュニケーターチームの皆様、本当におめでとうございますー!

(ストップ温暖化センターみやぎ 吉田)

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梅田川の水質&観察調査~仙台市立北六番丁小学校

前回の「梅田川リバーウォーク」に続いて、仙台市立北六番丁小学校5年生の川の環境学習のお手伝いをしてきました。今回は歴史グループと水質グループに分かれての活動です。歴史グループは、長年、梅田川の環境保全活動を続けてきた団体、リバーズネット梅田川の方々の話を聞き、水質グループは、MELONスタッフが同行して梅田川沿いの公園で調査を行いました。

気温2℃、水温1℃の中、CODパックテストで水質を調査しました。テストの仕方は経験済みとのことだったので、担任の先生にお願いしました。次に、透視度計を使って透明かどうかを見ていきました。長さ100cmの筒に川の水を入れて、上からのぞいて透視度を測りました。季節や天気に左右されますが、当日の透視度は80cmほどで見た目も透き通っていました。

さらに、水や周りの様子(色、におい、音、流れなど)を五感を使って観察して、提供したワークシートに結果を記入していきました。当日は気温、水温ともに低くて流れがないところは凍っていました。すぐそばではブルドーザーが川中の土を掘り返していたので、人工の音がしました。上流から流れてきた土砂が堆積して川幅が狭くなっており、それを取り除くための作業とのことでした。

子供たちは、これから今までの活動と調べ学習などを基にしてスライドにまとめ、授業参観で保護者に伝えるそうです。どんなプレゼンになるか、とても楽しみです。

(ストップ温暖化センターみやぎ 亀崎)

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SDGs環境出前講話・南極編~仙台市立岡田小学校

2023年1月23日(月)、仙台市立岡田小学校3年生を対象に第49次南極地域観測隊員で宮城県地球温暖化防止活動推進員の石井ひろこさんによるSDGs環境出前講話(南極編)が行われました。

南極ってどんなところ?

最初は、日本を出発して南極に着くまでに何日かかるでしょう?といった質問からスタート。石井さんは次々に質問し、子供たちも軽快に答えていました。

石井さん「何で行くと思いますか?」
子供たち「飛行機!」「船!」「ロケット!」

ちなみに、日本から南極へは、船で50~60日かかります。
どうしてそれほど時間がかかるのか……?
南極の海は厚い氷におおわれているため、船は、「いったんバック→氷に乗り上げる→割れた氷の間を進む」を繰り返しながら進むからです。

南極にいる動物たちの写真が出てくると「かわいい~!」「ぺんぎん!」と盛り上がり、オーロラの写真が出てくると「きれい~!」「やばっ!」と感想を口に出さずにはいられない子供たち。
ちなみに、シロクマは南極にはいません。(北極です!)

さらに、昭和基地での暮らしの話になると、隊員の食事、観測現場の様子、使われる道具などの豊富な写真を交えながら、元南極地域観測隊員ならではの臨場感あふれる講話が続きます。

南極で暮らすために大切なこと

昭和基地の気温はマイナス40℃になるそうで、さらに寒い地域ではマイナス90℃にもなるそうです。

船には、隊員たちが南極大陸で1年間生きていくために必要な食料や石油なども積んでいきます。
例えば、1年間の食料の目安は、1人あたり1トンだそうです。
また、発電機や雪上車に使う石油は600キロリットル、タンクローリー30台分に相当するのだとか。
水やお湯をつくるのにもエネルギーが必要となります。
また、電気をつくる方法は、石油だけではなく、ソーラーパネル(太陽光発電)や風車(風力発電)も使います。
無駄づかいをしない工夫をして暮らしている様子が伝わってきました。
ゴミは200トン出て、全て10種類以上に分別して持ち帰ります。
南極では他の国々も観測していて、みんなで決めたルールがあるそうです。

観測担当以外にも、料理をつくる人、電気に詳しい技術者、車に詳しい技術者、お医者さんなど、基地の暮らしを守る隊員がいます。
1年間の南極での暮らしは、危ない場面、失敗、けんか、色々あるからこそ、最も大切なことは「みんなで、笑顔で日本へ帰ること!」と石井さん。
さらに、観測の仕事以外にも遊びを考えたり、工作する係などを分担したりするのだそうです。
みんなが、いつまでも、幸せに生きるためのSDGsにつながるヒントがたくさんありました。

(ストップ温暖化センターみやぎ 早川)

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