MELONブログ

出前授業~仙台市立芦口小学校

芦口小学校の先生から「環境と防災を学習するので手伝ってほしい。」という要請があり、SDGs教育プロジェクトの一つとして支援していくことになりました。さっそく、5月17日(水)、5年1、2組で出前授業「気候変動ってなあに?ヤバいの?」を行いました。

講師は、コミュニケーターチームの佐藤郁子さんと後藤健一さんのお二人です。3時間目は、1組で佐藤郁子さん、4時間目は、2組で後藤健一さんが話をしました。環境学習のスタートということで、ほとんどの子にとってどれも初めての内容です。気候変動とは何か、どんなことが起きているのか、原因、将来予測、私たちにできることなどを分かりやすく話してもらいました。

クイズをしたり動画を視聴したりするなど、あっという間の45分でした。どの子も真剣に話を聞き、うなずく姿があちこちで見られました。佐藤郁子さんが最後に話した
「無関心ではいられるが、無関係ではいられない。」
ということばは、まさに気候変動に直面しているすべての人たちへのメッセージといえます。

MELONでは、今日をスタートに環境学習を継続して行っていく芦口小学校5年生のみなさんを、引き続き、支援していく予定です。

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6/17(土)第27回MELONフェスタ(当日連絡先090-1377-8867)

2023年6月17日(土)、せんだいメディアテーク1Fにて、MELONフェスタを開催します。
詳細はチラシをご覧ください。ポスターのデータもダウンロード可能です。
チラシはこちら。
ポスターはこちら。

●ステージプログラム(講話)の申し込みフォームはこちら

特設サイトできました↓
MELON30周年記念事業「MELONみやぎSDGs環境アドベンチャー」

当日連絡先 090-1377-8867

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みやぎ里山応援団~新緑祭ブース出展

4月29日(土)、仙台市青葉山追廻地区で新緑祭が行われました。今年は、全国都市緑化フェア仙台のイベントとしての開催です。MELONのみやぎ里山応援団は、今年もみやぎ生協と共同でブース出展をしました。出展の内容は、里山応援団の活動の紹介パネルの展示、樹木当てクイズ、バジルの種とローリエの葉の配布、木工品販売(フォレストサイクル元樹)などです。 天候に恵まれ、緑化フェア初の休日とあって、多くの人たちでとてもにぎわいました。

樹木当てクイズは、11種類の樹木を見て触って木の名前を当てるものです。それだけで当てるのはかなり難しいので、ヒントカードを用意しましたが、それでもなかなか当たりません。里山応援団の方々に樹木の解説をしてもらいました。

フォレストサイクル元樹さんによる木工品販売では、木の玉すくいが子どもたちに大人気でした。みやぎ生協では、動物がかじった木の実が展示されていました。

伊達武将隊の正宗様にも足を運んでもらいました。全国都市緑化フェア仙台は、6月18日(日)まで続きます。

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MELONはKiriCANと人材育成事業に関する覚書を締結しました

MELONは、キリバス気候アクションネットワーク(KiriCAN)と、地球環境保全のため、そして地球温暖化防止に向けた取り組みを効果的に進めるため、2018年に「地球温暖化防止活動推進の連携と協力に関する協定書」を締結しています。これまでお互いの活動の情報共有や意見交換を重ねながら、交流を深めてきました。

この度、MELON が地球環境基金より助成を受けて進めている「キリバス共和国におけるトロニバイ人材(環境マスター)育成プロジェクト(※)」を、効果的に進めるために双方協力する「覚書」を、2023 年3月16日付で締結しました。

締結式の後は、KiriCAN の来日メンバーとMELONの長谷川公一理事長のトークセッションを行いました。

KiriCANのペレニセ・アロファ事務局長は「3.11からの復興に立ち向かっている宮城の皆さんから多くのことを感じ、同時に子どもたちや若者が希望であると感じました。MELON の活動は、気候危機や自然災害に備えられる次世代を育てているのだと思います。これから私たちの関係性を、より進化させていきましょう。この先の展開を楽しみにしています。」とコメントしました。

また、KiriCAN ユースリーダーのタニエラ・ヘサイヤ氏は「今回の来日での経験や学んだことを、一人でも多くのキリバスユースに伝え、キリバスでできることを考えたいです。」と今後への思いを語りました。

※「キリバス共和国におけるトロニバイ人材(環境マスター)育成プロジェクト」…2021年度から2023年度の計画で、地球環境基金からMELONが助成を受け進めている人材育成の事業。「トロニバイ」とは現地キリバス共和国の言葉で「自立」を意味する。

(MELON事務局 小山田)

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開催報告:「水環境学習における指導者向け入門講座」@東北工業大学一番町ロビー&広瀬川

2023年3月28日(火)MELON水部会で「水質調査・水辺観察活動リーダー・指導者養成講座」を開催しました。
参加者は、水部会部員のほか、宮城県地球温暖化防止推進員、学校の先生など15名でした。

講座概要はチラシをご覧ください

午前は、東北工業大学一番町ロビー2Fホールにて、水部会の石橋良信部員より水環境問題のトピックスとそのしくみについてのレクチャーがあり、その後、水部会の山田一裕部会長より、水質調査・水生生物の調査について、計画の立て方等の基本的な考え方のレクチャーがありました。
環境基本法という法律があること、河川,湖沼,海域ごとに基準が設けられていることにより、私たちの生活環境の保全が保たれていることを知ることができました。
また、「きれいな水の生物」「きたない水の生物」といった子供も興味も持ちそうなスライドも交えての盛沢山な内容でした。

水道水をそのまま飲んでもお腹をこわさないのは日本と他には数か国くらいという話は見聞きしたことがありますが、水環境の保全はその管理指標や基準値の理解に加え、生活者みんなで守っていく必要があるのだと感じました。

後半では、水質調査の基本を学び、午後からは広瀬川に行き実践しました。
水質調査で使う道具のこと、作業性を考慮して進める必要があること、注意点、手順等について詳しい説明がありました。
なお、水質調査においてよく使われる透視度計(上の写真参照)をはじめとしたいくつかの道具は、宮城県でも貸出されているとのことでした。(ご興味ある方は、ぜひ宮城県に問合せを!)

参加者は3人ずつのグループに分かれて、役割を分担し、調査をしました。
容器は必ず共洗いする、調査項目によっては水温が大きく影響するので直射日光に当てない等に注意しながら、標準色と呼ばれるシートを見ながら数値を記録しました。

最後は、講師の山田一裕部会長より、河川に行けなくても水環境を学べる教材の紹介等もありました。

講座を通じて、水質調査と水辺観察について基礎から学ぶことができました。
それと同時に、河川での活動においては、参加者の安全の確保の重要性がわかりました。

今後の活動にどう活かせるか考えていきたいと思います。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
(MELON事務局 早川)

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