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11月11日「いただきますの日」と環境(寄稿文)

11月11日は「いただきますの日」です。「いただきますの日」普及推進委員会が、日々の食卓に関係するさまざまなつながりに感謝し、その大切さを皆さんと一緒に考えていくプロジェクトとして設定しました。

現在では一般的になった「いただきます」という言葉の歴史は、実はそう古くありません。

一般的に使われるようになったのは、今から100年前「大正時代」だそうです。

食事する前に「いただきます」という言葉を使う理由は、「命」そのものに向けた言葉や、食材を獲った人や食事を作った人に対する敬意を表す言葉です。

「いただきます」という言葉を使うのは日本特有の挨拶で、海外での「いただく」の意味は神様への感謝の心を表す言葉に由来します。

「いただきますの日」が、なぜ11月11日かというと、「1111」が並んだ箸に見えるからだそうです。

この機会に、食べ物を無駄にしたり捨ててしまったりしていないか、日々の暮らしを見直してみませんか?

環境に良い食生活をするには、何をしたら良いのでしょうか?

自分たちにできることを考えてみましょう。

○買い物編

・買い物前に必要なものをメモして、余計なものを買わない

☆後先考える

→賞味期限を過ぎて捨てることに、、

○料理編

・食材の消費期限、賞味期限を理解し、冷蔵庫の中を定期的に見直す

☆食材の並び順を考え、整理する

→冷蔵庫の奥に入れたものを忘れて、賞味期限を過ぎてしまったり、、

○番外編

・自分で食べられる分量だけ取る、頼む

→食べきれなくて残してしまうことに、、

食べ物を無駄にしないように工夫しましょう。

○まとめ

11月11日に限らず、食べ物に感謝し、賞味期限の近い食材を先に使う、食べないものを買わないなど、食べ物を無駄にしない工夫をしましょう。

買い物には、エコバックを持参するなど、自分にできる事を考え、環境にも良い食生活を送りましょう。

(寄稿者 仙台市立沖野中学校 Nさん、Oさん、Tさん)

※この寄稿文は、MELONが仙台市立沖野中学校の職場体験学習を行った際に、活動の一環として作成したものです。沖野中の職場体験学習受け入れについての報告は 沖野中の生徒さんが職場体験学習に来てくれました をご覧ください。

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沖野中の生徒さんが職場体験学習に来てくれました

先日3日間にわたり、MELON事務局で職場体験学習の受け入れを行い、仙台市立沖野中学校の生徒さん3名が来てくれました。職場体験学習は、望ましい職業観や勤労観を育成し、主体的な進路選択の一助とするために実施されているそうです。

今回は、はじめにMELONの団体の成り立ちや活動概要などの説明を行い、その後パンフレットの挟み込み作業やアンケートのデータ入力、環境コラムのライティングに挑戦しました。

環境コラムのライティングでは、皆で「11/11いただきますの日」を題材にすることに決め、環境と食のつながりを考えながら「何を伝えたい?」「どんな人が読むと思う?」「読みやすい文章を書くには何を意識しよう?」などなど話し合いました。

骨格を皆で話し合った後は、情報収集しながら執筆。自分たちの伝えたいことを考えて、書いてくれました。

記事は 11月11日「いただきますの日」と環境(寄稿文) です。ぜひご覧ください。

最後に、生徒の皆さんからMELON職員にインタビュータイム。「何を目標に働いていますか?」「喜びややりがいはどのような場面で感じますか?」「どのように収入を得るのですか?」という質問に、3名の職員がそれぞれ答えました。

MELONでは、今回はじめて中学生の職場体験学習の受け入れを行いました。勇気を出して事務所の入り口であいさつする姿、丁寧にパンフレットの挟み込み作業に取り組む姿、自分の考えを一生懸命に言葉にしようとする姿。生徒さんたちのそんな姿から、「どんな場面でも挑戦していくという姿勢」は、働く上で忘れてはならない大切な心構えだなと感じました。

そして、インタビューでは改めてMELON職員が、どんな思いをもって業務に取り組んでいるのかを知る機会にもなりました。もちろん職員同士は日々コミュニケーションをとっていますが、今回中学生の皆さんからまっすぐな質問を向けられ、言葉にしていくことではじめて知った部分もありました。環境NGOである私たちの活動は、そうした様々な思いや熱意が重要である側面が強いと思います。心に留めながら、活動に取り組みたいなと感じました。

沖野中学校の皆さん、貴重な機会をありがとうございました。お疲れ様でした!

(MELON 小山田)

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SDGs環境出前講話・南極編~仙台市立連坊小路小学校

11月10日(木)、SDGs環境出前講話・南極編が仙台市立連坊小路小学校で行われました。校庭の真ん中には、学校のシンボルとなっている銀杏の大木がありました。講話には、4年生のみなさん246名が参加しました。

「南極の夢を見たことがある。」というくらいに南極を知りたい、子どもたちにも知ってほしいという先生の願いで実現した講話です。理科室前の廊下には、ペンギンのはく製が飾られていました。

子どもたちは、すでにSDGsの学習をしてきたとのことでした。オーロラの写真を見て思わず拍手をする子がいました。反応がとてもよいのですが、次のスライドに移るとまた静かに見入る、そんな姿に意欲の高さを感じました。

「北極よりも南極の方が寒いのはどうしてですか。」
「南極でのことはSDGsにつながっていると思いました。」
質問や感想が次々と出てきました。連坊小路小学校4年生のみなさんは、どんな学習を積み重ねていくのか楽しみです。

(ストップ温暖化センターみやぎ 亀崎)

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気候変動×SDGsギャラリートークイベント開催!

近年、国内でも台風の大型化や記録的な豪雨による大規模な水害等の気象災害が頻発しており、私たちの生活や生態系にも大きな影響を及ぼしています。
日本では、2050年カーボンニュートラルに向け国を挙げての取り組みが加速しています。
宮城県においても同様の目標が掲げられ、県民一人ひとりの意識と行動の変容が求められています。
しかし、気候変動問題がまだ身近に感じられていない、解決のために何をしていいかわからない等、他人事のように考えてしまっている方が多いと思います。
そこで、地球温暖化に関する最新の情報を提供するとともに、地球温暖化の影響で水没の危機にさらされている国のひとつであるキリバス共和国についても紹介します。
この機会に気候変動について一緒に考えてみませんか?


日 時:2022年12月4日(日)13:30~16:00


場 所:フォレスト仙台2階 第2フォレストホール(YouTube配信あり)


内 容:
講演① 気候変動に関する最新情報
 江守正多氏(東京大学 未来ビジョン研究センター 教授、国立環境研究所 上級主席研究員)
講演② 国がなくなる?キリバス共和国と地球温暖化
 ケンタロ・オノ氏(一般社団法人日本キリバス協会代表理事)


申込方法:下記のURLもしくはMELONまで電話もしくはメールにてお申込みください。


申込URL:https://forms.gle/AhAv7jGrBrNcWfiEA


主 催:環境省 東北地方環境事務所


運 営:公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク


配信協力:特定非営利活動法人メディアージ


本セミナーは環境省東北地方環境事務所「令和4年度地球温暖化対策普及啓発に関するセミナー運営等業務」の委託を受けて開催します。

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SDGs環境出前講話・キリバス編~宮城県仙台東高等学校

2022/10/28(金)、宮城県仙台東高等学校で「令和4年度英語科講演会」として、SDGs環境出前講話・キリバス編が行われ、英語科1~3年生の112名が参加しました。

演題:「国がなくなる?キリバス共和国と地球温暖化」-東高からキリバスへ-
講師:ケンタロ・オノ氏

実は、仙台東高等学校は、ケンタロ・オノさんの母校。
ケンタロさんの英語による講演は自己紹介から始まりました。
目の前のケンタロさんが、自分たちの先輩であり、自分たちと同じ年齢の時に単身でキリバス共和国に渡ったことを知り、後輩たちはいっきに引き込まれた様子でした。

ケンタロさんの英語での講演を聞く生徒たち

たくさんのスライドには、英語と日本語が併記されています。
ケンタロさんは、美しい海で魚が泳いでいる写真を見せながら、「写真を見てきれいと思う人もいれば、唐揚げにして食べたいと思う人もいる。考えが違うのはあたりまえ。その後、どういう行動をとるかが大切」といったメッセージを伝えました。
「グローバル人材」と言われる中、グローバル感覚とは英語がわかるというだけでなく、文化や歴史を理解しようとする姿勢が大切であることを学びました。

キリバスの美しい海と魚の写真を見せるケンタロさん

最後の質問タイムで数名から質問がありました。その中で、ある生徒から「以前、授業中に先生から地球は温暖化していないという話を聞いたのですが、どっちなのかわからなくなりました。」という発言がありました。
まわりが少しざわつき、ケンタロさんは「とてもいい質問ですね」と応えたあと、最初の方で話をした美しい海で泳いでいる魚の写真のことを例にあげ、「地球温暖化に関して人により意見が異なることもありますが、キリバスで起こっているこれまでにない異常気象、海面上昇は事実です。疑問を感じたら、ぜひ、色々な人の話を聞いたり調べたりして理解を深めていってほしい」と伝えました。

質問タイムの様子

キリバスのこと、環境問題のこと、自分と人との意見が異なるのはあたりまえ、というケンタロさんのメッセージは後輩たちにしっかりと伝わったのではないでしょうか。

(ストップ温暖化センターみやぎ 早川)

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