MELONブログ

ゼロカーボンシティを目指そう!in 富谷市

 初めまして!今年の6月からMELONでインターンシップをさせていただいている吉川円香です。来年の1月までお世話になる予定なので、ここでしかできない経験を大切にしたいと思います。これからよろしくお願いします!

 そして先日、富谷市2050年ゼロカーボン戦略合意形成検討委員会に参加してきました。名前が長くて難しいのですが、簡単に言うと、現在富谷市は2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることを目標としており、今回はその計画に関わる委員会でした。

 ゼロカーボンシティを目指すにあたり、再生可能エネルギーの導入に向けて水素を活用する取り組みが始まっています。ここで着目されているのが燃料電池です。燃料電池は水素と酸素の化学反応で電気を作るので、余計なものを使用せず、また排出しないため環境に優しいエネルギー源です。
 今回は燃料電池に必要な水素を生成し、各家庭や店舗に供給するための設備も見学させていただきました。太陽エネルギーから水素を生成し、家庭などで使われるようになるまでにはいくつかの段階があり、それぞれ仕組みは簡単ですが、全ての工程で高額な装置が必要となります。水素って実は高級品なんです。

 このシステムの普及によって、太陽エネルギーが利用できない夜間などに燃料電池を活用することができれば、一日の電力を再生可能エネルギーだけでまかなうことができます。ゼロカーボンシティの実現に向けて、富谷市がこれからどのように発展していくのか楽しみですね!

インターン生 吉川

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【事務局日記】改めましてよろしくお願いします。


事務局日記を初めて更新します。 総務・ストップ温暖化センターみやぎ・水部会・食部会を担当しております、小山田です。直接お会いした方や情報紙ではご挨拶させていただきましたが、2018年秋頃から産休育休をいただいており、昨年度の秋に復職しました。改めましてよろしくお願いします。


大学卒業後にMELONに入職してから、ストップ温暖化センターみやぎと東北環境パートナーシップオフィスのスタッフを経て、いまは3歳と1歳の子どもの母となり、MELON事務局スタッフとして戻ってきました。とても理解のある上司と同僚のみなさんに支えられて、やりがいを感じている仕事をなんとか続けられています。

↑お気に入りのお洋服のタグをずっと握っている娘



子どもが生まれてからは、怒涛の日々に追われ、普段の暮らしの中ではなかなか環境を意識することができない部分が増えました。例えば、紙おむつ。ごみを増やすと分かっていても、布おむつに手を出すことはできませんでした。移動手段もほとんど公共交通機関を利用していたのに、いまや車を使わない日はなくなってしまいました。他には、食べ残し。子どもたちは「もったいない」という概念を持ち合わせていないので、本能のおもむくままです。食べ残しはもったいないと私は分かっているけれど、ぐちゃぐちゃに床や壁に散らばったものをいくら親の私でも食べる気にはなれず・・・

日々の生活を回すことに協力的ではないどころか、自分の命を維持することにも協力的ではない(お腹がすいたら食べる必要があると分からない、自分のジャンプ能力をはるかに超えるダイニングテーブルから飛び降りようとする、簡単に道路にダッシュし飛び出そうとするなどなど)子どもたちと一緒に過ごすとなると目を離せない時間も多く、限られた時間の中では手軽さや便利さを優先させてしまうところが多々あります。やはり少しは心や時間にゆとりがないと「環境」を意識することって難しいなと感じました。

それでも反面、子どもたちのおかげで、環境に配慮した選択や行動を暮らしの中に取り入れることにつながった部分もありました。生活リズムは太陽とともに起きて寝る毎日だし、テレビはほとんどつけなくなりました。選ぶ食材も前はできれば国産をという感じでしたが、いまは必ず国産、できれば地元を応援したいので県産のものを買うようになりました。子どもが生まれる前にはやっていなかったことが、新たにできるようになったんです!

復職して半年を振り返り、業務に取り組みながら、そうしたことを考えたり感じたりしました。 きっと自分の置かれた状況に合わせて、できることをできるときにやることが大事なのかなと思っています。

(事務局スタッフ 小山田)

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SDGs環境出前講話・令和4年度開催校募集

今年度も環境省「地域における地球温暖化防止活動促進事業」の補助を受けて「SDGs環境出前講話」を実施します。小学校、中学校、高校等の令和4年度開催校を募集します。

【募集対象】小学校4~6年、中学校、高校等
【募集講話】キリバス編、南極編、気候変動編
【募集期間】2022年6月 ~ 2023年1月
【実施期間】2022年7月 ~ 2023年2月
【募集校数】キリバス編    30校
      南極編・気候変動編10校
(定数に達し次第、締切りとなります)
【実施費用】無料
(ストップ温暖化センターみやぎが負担します)
【応募方法】
下記のチラシに必要事項をご記入の上、FAXまたはE-mailにて送付してください。

チラシ(PDF)はこちら

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SDGs教育プロジェクト~泉松陵小学校・出前講話

今年度もエフピコ環境基金の助成を受けて「SDGs教育プロジェクト」として学習支援を行っていきます。その中の一つである仙台市立泉松陵小学校5年生は「地球環境問題」について学習をしています。そこで、6月23日、環境出前講話~キリバス編を実施しました。

昨年度も実施したので、参加した6年生から次々と声をかけられるケンタロさん。前日にケンタロさんがテレビに出ていたこともあり、有名人が来てくれたという感じでした。

初めは反応が薄かったのですが、次第に話にのめり込んでいき、美しい海の写真を見て歓声を上げていました。 担任の先生方も、ずっと立ったままで話を聞いて熱心にメモを取っていました。

講話を聞き終えた子どもたちからは、「すごかった。」という感想も出てきました。最後は、ケンタロさんを囲んでの記念撮影。
「何か行動をしたい。」とうなずく子どもたちのリクエストを受けて、7月には気候変動対策の出前授業を行うことになりました。

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第26回MELONフェスタ、今年も盛会でした!

MELON会員と役員・事務局の交流を目的に開催している恒例のMELONフェスタ。第10期はコロナ禍によりオンライン開催となりましたが、第11期の今年のフェスタは6月4日(土)エル・パーク仙台6Fギャラリーホールにて、対面式(オンライン配信併用)で開催しました。
久しぶりの対面イベント開催でしたが、会場に80名ほどが集まりました。参加者同士が交流や情報交換などで盛り上がる場面もあり、有意義なイベントとなりました。

はじめに、MELON職員から活動報告を行いました。

続いて、劇団仙台小劇場の環境劇「DANDANおんだんか」の上演を行いました。劇はクマたちの恋愛物語ですが、気候変動や化石エネルギーの問題を取り上げ、ユーモアの中にも鋭いメッセージを盛り込んだ内容でした。演劇という誰でもが気軽に見られる方法で伝えることで、地球環境問題を考えるきっかけづくりになったと思います。

その後は、MELONが小中学校への環境出前講話などで一緒に活動しお世話になっているケンタロ・オノさん(一般社団法人日本キリバス協会・代表理事)とMELON理事長の長谷川公一(尚絅学院大学大学院特任教授)、MELON理事で今回のフェスタの実行委員長でもある石垣政裕(劇団仙台小劇場・演出家)の3名によるディスカッション「地球温暖化は止められるか?」を開催しました。

気候変動に関するこれまでの活動事例や、危機的な状況から行動変容が求められる現状についてなど、幅広い議論が行われ、来場された皆さんが自らの行動について見直す機会を提供できたのではないかと思っています。

ディスカッションの後半では来場された方とスピーカーがやり取りする場面も。

また、会場内にはMELONを支える協同組合や部会・プロジェクトによるブース出展もありました。

みやぎ里山応援団の「樹木当てクイズ」に参加したり、ストップ温暖化センターみやぎが開発した「タブレット教材」を体験したり、、、

他にも、来場された方が部会メンバーから展示内容の説明を受けたり、来場者と役員・ボランティアの皆さんが交流したりする姿が多く見られました。

最後はMELONフェスタの恒例企画となっている「理事長賞」の発表。MELON理事長の長谷川公一が表彰したいと思う個人・団体などを独断で選出し表彰するものです。今年はMELONが環境省と協働で運営している「東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北)※外部リンク」が選ばれました。東北6県の環境団体・環境活動の現場と現場をつなぐ架け橋として、長年にわたって尽力してこられた功績を讃えてとのことです。

いつもMELONの活動を支えてくださる会員の皆さまとボランティアの皆さま、役員や事務局スタッフなどが笑顔で交流する姿に、対面イベントの効果をあらためて実感するとともに、MELONの活動は本当にたくさんの方々に支えられてきているのだと感じました。
ご来場いただいた皆さま、ボランティアとして手伝ってくれた皆さま、ブース出展等ご協力いただいた皆さま、ステージに出演してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

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