MELONブログ
『宮城県地球温暖化防止活動推進員』だより~佐藤憲司さん
今回は、宮城県地球温暖化防止活動推進員として活動されている佐藤憲司さんより、近況をご報告していただきました。
憲司さんはMELONでの活動のほかにも、幅広くご活躍されております。
推進員の方々の活動を知り、応援して一緒に温暖化防止に取り組みましょう!
以前、宮城県善意通訳者の会(MGGC)で「気候変動について」の題でプレゼンを行いました。資料の説明で家庭からのCO2排出割合が宮城県は一世帯当たり約4800㎏‐CO2/年で全国に比べて、約300㎏‐CO2/年多いとなっていました。特に宮城県の場合は自動車の排出する量が全国に比べて多く、地域的な特性はあるが非常に引っ掛かりました。
その後、MELONで推進員としてFMラジオで地球温暖化防止活動の話をする機会がありました。司会者より「今後どんな活動をされたいですか。」との質問に「私でもできる温暖化削減として、今年中に私有車を廃車して自転車に切り替えて生活する予定です。少しでもに二酸化炭素削減を考えた生活をしていきたいと考えています。そして、この行動を今後の活動に活かしていく考えです。」と答えました。その後、なぜあのような話をしてしまったのか、しばらく悩んだが、気を取り直し、ラジオで話したことを実行することにしました。
約半世紀の間、運転していたのを廃車しようと思うと悩みが出ました。仙台市の郊外に住んでいる為、町中に買い物をするのが不便ではないか、高齢になったので安全に乗ことができるのか等。しかし、公言したので実践することにしました。約1年前に電動自転車を購入して今日まで乗ってきました。しかし、今までと違う問題にぶつかりました。
殆どの道路は車を優先してできています。歩道の幅は狭く、そこを歩行者、自転車が一緒になり動いています。若い女性が自転車の前と後ろへ子供を乗せて走っているのを見ると、こちらもハラハラします。国土の狭い日本ですのでやむを得ない事情もありますが、自動車に比べて自転車はCO2排出が殆どなく、健康効果にも大きく寄与します。そのような観点から、更に歩道と自転車道の整備を図り、個々人の省エネルギー促進を行って温暖化防止に少しでも寄与していきたいと考えています。
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SDGs環境出前講話・キリバス編~柴田町立船迫小学校
1月19日(水)、SDGs環境出前講話・キリバス編を柴田町立船迫小学校で行いました。6年生の児童のみなさん82名の参加です。
学校名ですが、「ふなはざま」ではなく、「ふなばさま」と呼ぶんですね。会場となる体育館は、渡り廊下でつながっているのではなく、校舎と一体化している作りでした。
6年生の子どもたちは、過剰に反応するのではなく、だからといって無反応でもなく、ちょうどよい感じの反応でした。講師のケンタロさんも、とても話しやすかったとのことです。校長先生も、90分間、ずっと立ちながら聞き入っていました。
体育館のステージに大きく映し出された画面を食い入るように見つめる子どもたち。SDGsの目標達成に向けてのこれからの活躍に期待します。
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令和3度東北ブロック合同地球温暖化防止活動推進員研修!
1月15日、令和3度東北ブロック合同地球温暖化防止活動推進員研修が開催されました。オンラインではありましたが、東北で活動する推進員の皆さんが集まり活動の共有が行われました。
最初にCOP3がきっかけとなり市民が集まって出来た「気候ネットワーク」の桃井さんから地球温暖化対策の最新情報についてお話がありました。昨年10月から11月に開催されたCOP26のことも話題に上がり、気温上昇を抑えるには化石燃料から離れることが求められる一方日本ではその動きが遅れていることが分かりました。
日本ではエネルギー使用時CO2を排出しないといわれているアンモニア混焼、CO2を地中に埋めるCCSへの注目が高まっていますがそれぞれ燃料を作る際COSを排出する、地震で地中からCO2が一気に放出される危険性もあるなどのリスクも含んでいます。世界は再生可能エネルギーに向けて投資がさかんに行われるなど着実に脱炭素へ向かっていますが、日本もその動きを見習って本当の意味の脱炭素を行う必要があります。
私たち一人ひとりも「正しく情報を判断する」、「選挙で気候変動対策を重視する人を選ぶ」、「電力会社を自然エネルギー重視の会社に切り替える」などの行動を通して未来の地球を守っていきましょう!
MELONでも亀崎さんから小学校で実施された教育プログラムの事例紹介が行われました。
「多忙な教育現場での『持続可能な社会の創り手教育』実施を学校と社会をセンターがつなぐことで助けたい」という思いで、持続可能な社会の創り手、防災、気候変動対策をテーマにプログラムが組まれました。
複数の教科を横断したものが多く中には社会、国語、総合、道徳、理科の5教科を含む「キリバスSDGs学習」というものもあり驚きました。キリバスについての話を聞いて終わるのではなくそこからさらに詳しく調べ、自分の考えを持ち、他の人と共有する流れとなっていて記憶にも残りそうだと思いました。
他にもパソコン上のツールを用いてどんな対策でどれだけCO2を減らせるかを知るプログラムやグリーンカーテンを育てることを通して環境について学ぶ長期的なプログラムなど大人でも興味を惹きつけられるものばかりで、聞き入ってしまう事例紹介でした。
最後に他県の推進員も含めた活動発表が行われました。
こちらでも多種多様な取り組が紹介されましたがどれも「対象者に環境への意識を高めてほしい!」という思いが感じられるものでした。親子を対象としたものでは親子一緒に学べるよう食品廃棄の量をお相撲さんの数でも説明するなど、実例を簡単な表現を用いながら示していました。
その他に学校での取り組みでは校内で採れた野菜を使って調理したり、大人向けの講座ではグラフを用いた発展的な内容を示したりと対象者が楽しんで理解出来るような工夫が見られました。
質疑応答も活発に行われ、聞き手の方も興味を持って事例を聞かれたのだと思います。MELON事務局内からも質問が沢山飛び交いました。
今回の研修会に参加して推進員の方々の地球温暖化防止への熱い思いを感じました。活動は十分な準備を経て行われていて、特別な思いを持って取り組まれたのだと分かりました。発表後の質疑応答からも更に詳しく知りたいという強い探求心を感じました。
自分ももっと積極的に環境について知り、行動を起こしたいと思う心を動かされた研修会でした。
【CSOラーニング生・天内】
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COP26報告会in仙台を開催します!
10月31日から11月13日にかけて開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議 (COP26)。この会議ではどんなことが話されたのでしょうか?そしてそのポイントとは?
この報告会を通じて地球に迫っている危機、それを回避する方法について考えてみませんか。
報告会の詳細は下記の通りです。
COP26報告会in仙台~1.5℃目標に向かって~
チラシ(PDF)はこちらから
日時:2月12日(土)14:00~16:00
会場:
・フォレスト仙台2階第2フォレストホール(定員40名)
・オンライン(YouTube配信)
司会:櫻田 彩子氏(エコアナウンサー)
内容:
報告①「1.5℃目標に向かってCOP26で話されたことと日本の課題」
講師:浅岡美恵氏(特定非営利活動法人気候ネットワーク理事長、弁護士)
報告②「 ユースの視点から見たCOP26 -私たちはCOPに何を求めたのか- 」
講師:時任晴央氏( Fridays For Future Japan )
申込フォーム:https://forms.gle/ie9v46eCb2aMnY1t7
※チラシのQRコードからもアクセス可能です。
主催:宮城県地球温暖化防止活動推進センター(ストップ温暖化センターみやぎ)
運営:公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)
配信協力:特定非営利活動法人メディアージ
皆様のご参加お待ちしています!
(ストップ温暖化センターみやぎ 吉田)
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SDGs環境出前講話・キリバス編~名取市立相互台小学校
1月12日(水)、SDGs環境出前講話・キリバス編を名取市立相互台小学校で行いました。6年生の児童のみなさん58名の参加です。
昨年に続いての開催です。 昨年と同様に朝から雪で、校庭は真っ白でした。外はそんな状況ですが、スクリーンに映し出される景色は、どこまでも続く青い空と青い海です。
講話の前半は、みなさんとても物静かでしたが、後半になると、講師のケンタロ・オノさんの問いかけにとてもよく反応していました。
最後は、どの子も熱いまなざしで映像を見つめていました。キリバスの子どもたちからのメッセージを受け取ったことでしょう。相互台小学校6年生のみなさんのこれからの活躍に期待します。
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