MELONブログ

「落語で知る環境問題」

9月14日(土)「落語で知る環境問題」でアマチュア落語家の寝床屋道楽さんによる落語と、寝床屋道楽さんとMELONの理事でもありNPO法人劇団仙台小劇場理事長劇作家・演出家の石垣政裕さんとの対談を2部構成で行いました。

第一部では寝床屋道楽さんが古典落語「こんにゃく問答」を披露してくださいました。

第2部の対談では、落語から伺える江戸時代のモノが上手く循環していた社会の様子や落語でよく題材になる火事についてなどをお話いただきました。

「こんにゃく問答」についても、「偉い人賢いはずの人たちが話し合っている席でもお互いの言葉の正確な意思、意図が全く違って伝わっていることもある」とおしゃっていてはっと気づかされました。
第一部で落語を聞いているときは、ただ面白い話として聞いていたものがそう言われてみると見方が変わってきて深く考えることができ話の面白さが増したように思いました。

「かんきょう見聞記」をまとめた書籍「落語で知る環境問題」のイラストを描いてくださった加藤信子さんのお話も聞くことができました。
加藤さんの話の中でも「イラストを描く参考に図書館に行った時も江戸の暮らしとリサイクルについての本があった」とおっしゃっていらして、やはり循環型社会として江戸は今よりもはるかになりたっていたのだろうと考えることも出来ました。

CSOラーニング生 長谷川

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SDGs環境出前講話環境編(リサイクル)~石巻市立開北小学校

10月2日(水)、石巻市立開北小学校6年生を対象に、株式会社エフピコのお二人の方が講師となってSDGs環境出前講話環境編(リサイクル)の授業を行いました。エフピコは、日本最大の食品トレー製造会社であり、リサイクルの会社でもあります。

4年生の社会科にごみ処理の単元があるため、4年生での講話が多いそうですが、今回は6年生なので、やや難しい内容も取り入れたそうです。地球の環境問題から始まり、ごみ問題、3R、そしてリサイクルと話は進みました。開北小学校は全校でSDGsに取り組んでいるとのこと。そのためか、子どもたちの関心は高く、反応がとてもよかったです。

後半は、リサイクル工場の動画を視聴しました。機械で仕分けをしつつ、人の手でも行っている姿を見て、ルールに従ってリサイクルボックスに食品トレーやペットボトルを出していこうという思いが芽生えたことでしょう。
「リサイクルに出すときに、トレーは割れていてもいいのですか。」
「ペットボトルは、どこに持って行けばよいのですか。」
すでにリサイクルの方法に関心を示す子どもたちでした。

「19億個だけでなく、ぜんぶ回収できるようにしていきたい。」
という頼もしい感想が聞かれました。リサイクルの具体的な方法を知った子どもたち。ぜひ家庭や学校での実践につなげていってほしいと思います。

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「中小事業者のための省エネ・脱炭素経営セミナー」 

 9月になっても真夏と変わらない暑さが続いています。「温暖化の進行速度がこれまでと違う」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 

 さて、総勢8名の講師をお迎えして、本セミナーは開催されました。参加者には金融機関の方も多く、ESG金融への関心の高まりの影響かなと個人的に感じたところです。 

 今回は、脱炭素に向けた国・県・市の様々な支援施策や脱炭素をめぐる国内外の情勢、民間事業者の方から窓断熱の効果や導入実例のお話をいただき、再エネ導入や省エネ対策は、補助金や融資制度も充実しており、イニシャルコストはかかってもメリットが大きいこともわかりました。

また、環境会議所東北さまから「省エネお助け隊事業」、MELONからは「うちエコ診断」についてご案内させていただきました。

東北地方環境事務所さまのご講義に、温度上昇があるレベルを越えると後戻りのできない大規模な変化が起きてしまう「ティッピング・ポイント」のお話がありましたが、世界気象機関報告書によれば、2024年から2028年の間に、世界の平均気温が少なくとも1年間は産業革命以前のレベルを1.5℃超える可能性が80%とのことです。

1.5℃目標の達成が危ぶまれている現状ですが、脱炭素経営のためのツールはもう揃っています。また、自社のみならず取引先にも脱炭素対策を求める「スコープ3」の動きも広がっています。これからは、中小事業者も脱炭素対策を避けることが困難になる一方、対策を進めたグリーンな事業者は強みを持つことにもなります。 脱炭素社会実現を自分事ととらえ、決断し行動することが必要ではないでしょうか。

仙台市NPO留学生 佐々木

※仙台市NPO留学生とは※
仙台市職員をNPO等市民活動団体に派遣することにより、実体験をとおしてNPO等に対する理解
を深めるとともに、市民協働に関する理解や必要性の認識を高めることで、庁内で協働を推進す
る人材を幅広く育成することを目的に派遣されています。

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SDGs環境出前講話南極編~栗原市立築館小学校

9月20日(金)、2024年度SDGs環境出前講話南極編の最初は、栗原市立築館小学校4年生です。築館小学校は5回目となり、2年ぶりの開催です。

4年生ということもあって反応がとてもよく、ペンギンやアザラシなどの動物に「かわいい~」と声をあげていました。講師の石井さんは、氷の高さや最低気温のところで栗原市のデータも入れて分かりやすく説明をしていました。

話を聞きながらメモを取るのは、慣れていないと難しいのですが、多くの子たちが用紙に書ききれないほどメモをしていて、驚きました。

「携帯は通じるんですか。」
「給料はいくらですか。」
「風邪にかかりましたか。」
講話後に次々と質問がきました。
「また南極に行くの?」(子ども)、「もう行かない。」(石井さん)、「じゃあ、おれが行く!」(子ども)ぜひ実現させてくださいね。

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SDGs環境出前講話キリバス編+ウェブ教材~仙台市立北六番丁小学校

9月26日(木)、SDGs環境出前講話キリバス編を仙台市立北六番丁小学校5年生で行いました。北六番丁小学校5年生はSDGs教育プロジェクト校なので、何度も訪問しています。「MELONの~さんだ。」と言ってくれる子もいるようになりました。今回は、毎月、宮城県内の小学校児童全員に配布される「エコファミリー新聞」の取材が入りました。

小学校では久しぶりのキリバス講話です。いつものように前半はケンタロさんの生い立ちやキリバスのことなど、後半になって地球温暖化によるキリバスの状況の話になり、子どもたちはぐいぐいと引き込まれていきました。A4用紙2枚の表裏びっしりとメモを取る子もいました。じゃんけん大会で勝った子にプレゼントされるキリバスの地図が、さっそく廊下に飾られていました。

5時間目は、MELONスタッフが残り、ウェブ教材「わたしたちのSDGsライフスタイル~家庭でできる54個の行動~」を各自のChromebookで試してもらう学習を行いました。ケンタロさんのメッセージを受けて、具体的にどんな行動がCO2を減らして温暖化防止につながるかを理解してもらうためです。子どもたちは、自分と家族が取り組めそうな対策を選んでボタンを押していきました。分野ごとに見ていった後、CO2削減量と節約金額の合計を確かめさせました。

最後にハプニングが起きてしまいました。各自、送信ボタンを押したところ、送信することができません。どうやら、セキュリティの問題のようです。各自、感想用紙に自分のCO2削減量と節約金額を記入してもらって回収するという、アナログの方法になってしまいました。
後日、送信することができるようになりました。

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